土曜日, 9月 30, 2006

SAMURAI7 第20話

今回はつまらなくはなかったが、それ程面白くもなかった。
まず、カンベエがどうにかして危機を脱する事が出来るのが予見出来てしまったのが、それ程面白くも無い理由の一つだ。
たとえ、助かる事が分かっていても何とか助かろうと苦しみながら知恵を絞って考える描写があれば、まだハラハラしながら見ていられたのだが、カンベエの場合は不気味なくらい落ち着き払っている為、これっぽっちもハラハラしない。
とはいえ、農村から連れさらわれた女たちをどうやって助け出すのかはまだ分からないので、救出法に期待したい。

ウキョウの方は、野伏せり達に復讐するために、カンナ村を手本に農民や侍達をけしかける方法を取った事が分かったが、残念ながらウキョウが農民時代にどれ程の体験をしたのかが全く分からない為、野伏せりに復讐する、と言ってもピンと来なかった。
3分ほどでも良いから、ウキョウの農民時代やアヤマロに拾われて育てられるまでの過去を明かして、ウキョウがどんな気持ちで成長していったのかを示して欲しかった。




カテゴリ:SAMURAI7

金曜日, 9月 29, 2006

こてんこてんこ 第52話

最終回となる今回だが、魔王との決着を無理矢理つけたついでに余計なお説教をカマす終わり方だった。
大魔王をやっつけるのは悪くはないのだが、説教は勘弁してほしかった。
通常回でちょっとした説教をカマすくらいならそれ程気にならなかったが、最終回でそれをやられてしまうとげんなりする。
個人的には、大魔王との決着をつけないで普通に、『こてんこ達は、散らばった天の星を全て集めました。お仕舞い。』で良かったと思う。
それにしても驚いたのは、最終回で山上兄弟が出てきた事と、当然出てきてもおかしくないはずのルーが出てこなかった事だ。
個人的には、山上兄弟なんかよりルーを出して欲しかった。
そしてルーとこてんこブラザーズとの戦いを見せて欲しかった。
どうしてルーが出てこなかったのだろう?
今回の話で一番気になった事だった。
折角の最終回なのだから、出しても良かったと思うのだが・・・何故出さなかったのだろう?(もしかして子供たちが忘れていると思って出さなかった・・・?)
なんとも後味の悪い最終回だった。


全話を通して一番印象に残っている話と言えば、やはり卓球少女のアイちゃんの初登場の話(第17話のBパート)だろう。
本当に滅茶苦茶面白かった。(もちろん話ではなく、声が)
話として純粋に面白いと思ったのは、第18話のAパート(男爵達が性格を反転させる機械のお陰で良い行いをしてしまう話)と、第24話のBパート(不思議な花の水の効果でみんな格好良い顔になってしまう話)の2話だ。
この2話はこてんこてんこの中で抜群に面白かった。
こてんこてんこは恐らくはキャラクターギャグで引っ張る作品だと思うのだが、残念ながらこの2話に及ぶようなクオリティの高いシナリオは殆ど無かった。

最後に、初回から欠かさず見てきた「こてんこてんこ」だが、当初は「なんか設定がアンパンマンに似てるけど、出てくるキャラクターの造詣が(アンパンマンと比べて)キツいなぁ。1年もつのか?」と思ったものだが、何が気に入ったのか自分でもよく分からないが、気が付けば最後まで見続けてしまった。
全体的には面白い作品ではなかったが、第18話のAパートや第24話のBパートや福原愛ちゃんが声優に挑戦した第17話のBパートは印象に残っている。
こてんこてんこの前に今年始まったアニメの何作品かは終わったが、印象に残っているのは殆ど無い。
印象に残っている分、こてんこてんこはマシだったのかもしれない。




カテゴリ:こてんこてんこ

木曜日, 9月 28, 2006

2006年秋の新作アニメ

2006年秋から放映されるアニメを列挙する。
情報が更新されたら、こちらも更新する予定。


2006/08/25
一部の番組を更新&新規に追加。

2006/09/08
一部の番組を更新&新規に追加。

2006/09/10
一部の番組を更新&新規に追加。

2006/09/12
一部の番組を更新。

2006/09/29
一部の番組を放送時間を更新。

タイトル/放送日/放送時間/放送局
BLACKBLOODBROTHERS/09/08(金)/23:30/東京MX
金色のコルダ~Primo Passo~/10/01(日)/25:00/テレビ東京
ギャラクシーエンジェる~ん/10/01(日)/26:00/テレビ東京
ときめきメモリアル Only Love/10/02(月)/25:30/テレビ東京
Pumpkin Scissors/10/02(月)/26:15/TVK
D.Gray-man/10/03(火)/18:00/テレビ東京
DEATH NOTE/10/03(火)/24:56/日本テレビ
ゴーストハント/10/03(火)/25:00/テレビ東京
ヤマトナデシコ七変化♥/10/03(火)/25:30/テレビ東京
REDGARDEN/10/03(火)/26:40/テレビ朝日
ネギま!?/10/04(水)/17:30/テレビ東京
武装錬金/10/04(水)/25:00/テレビ東京
マージナルプリンス/10/04(水)/26:00/東京MX
蒼天の拳/10/04(水)/26:40/テレビ朝日
009-1/10/05(木)/25:25/TBS
あさっての方向。/10/05(木)/25:55/TBS
はぴねす!/10/05(木)/26:15/TVK
すもももももも ~地上最強のヨメ~/10/05(木)/26:40/テレビ朝日
コードギアス 反逆のルルーシュ/10/06(金)/25:55/TBS
銀河鉄道物語 ~永遠への分岐点~/10/06(金)/26:25/TBS
ぷるるんっ!しずくちゃん/10/07(土)/09:30/テレビ東京
家庭教師ヒットマンREBORN!/10/07(土)/10:30/テレビ東京
天保異聞 妖奇士/10/07(土)/18:00/TBS
地獄少女 二籠/10/07(土)/22:00/東京MX
乙女はお姉さまに恋してる/10/07(土)/24:30/TVK
史上最強の弟子 ケンイチ/10/07(土)/24:55/テレビ東京
少年陰陽師/10/07(土)/25:00/TVK
らぶドル~Lovely Idol~/10/07(土)/25:30/TVK
くじびき♥アンバランス/10/07(土)/26:30/TVK
Gift ~ギフト~eternalrainbow/10/07(土)/28:25/TVK
夜明け前より瑠璃色な Crescent Love/10/08(日)/25:30/TVK
銀色のオリンシス/10/09(月)/22:25/TVK
働きマン/10/12(木)/24:45/フジテレビ
バーテンダー/10/14(土)/26:25/フジテレビ
祝!(ハピ☆ラキ)ビックリマン/10/15(日)/06:30/テレビ朝日
結界師/10/16(月)/19:00/日本テレビ


これらの作品の中で期待するのは「武装錬金」「DEATH NOTE」「ギャラクシーエンジェルII」「RED GARDEN」の4作品だ。
武装連金はパピヨンこと蝶野攻爵の変態っぷりに、DEATH NOTEはシナリオの面白さに、GAIIはコケッぷりに、RED GARDENはローゼンメイデンのスタッフ(岡田麿里は除外)に期待する。




カテゴリ:アニメ

ARIA The NATURAL 第26話

今回も詰まらなかった。
ただ雪玉を作って、アリシアの意味不明な「こういう大人になりたい」像を言っただけの、中身の無い話だった。
僕が思うに、今回のエピソードではアリシアの言うところの「こういう大人になりたい」像は表現できていないと思う。
それを表現するのなら、アリシアたちが雪玉を作るのではなく、雪玉を作っている人のところへ自ら赴き、徐々に人の輪を広げていく展開にしないといけないと思う。

最終回ということで少しは期待していたのだが、全くの期待外れだったようだ。
とはいえ、今期もアリア社長には癒されたので、これで良しとしよう。




カテゴリ:ARIA The NATURAL

土曜日, 9月 23, 2006

SAMURAI7 第19話

今回は面白かった。
ウキョウがただの商人の息子ではなく天主の息子で、更に農民出身という意外な出生が明らかとなったが、正直、その設定はどうでも良かった。
とにかく、ウキョウの行動が気になって仕方が無かった。
ウキョウはどうしてカンベエに会おうと思ったのだろう?
それと、いうからウキョウは今の天主に成り代わろうと考えたのだろう?
あと、前回も指摘したが、どういう考えで侍達を農村に派遣したのだろう?
ウキョウがやろうとしている事は恐らくはとんでもない事なのだろうが、一体何をしでかそうとしているのだろう?

また、カンベエはカンベエで処刑を待つ身となってしまったが、一体どうやって処刑から逃れるのだろう?
そしてまた、処刑から逃れられたとして、どうやって農村から連れ去られた娘達を逃がすのだろう?
特に身重のサナエをどうやって連れ出すのかが気になる所だ。

カンナ村到着から野伏せり達を撃退するまでは面白くなかったが、前回今回と急に面白くなってきた。
やっと序盤の頃のような、先が読めないワクワクする展開になってきた。
次回が非常に楽しみだ。




カテゴリ:SAMURAI7

金曜日, 9月 22, 2006

こてんこてんこ 第51話

今回はAパートは面白くは無かったが、Bパートはそこそこ良かった。
Aパートは、異星人に奪われた天の星を回収する話だった。
いつもの男爵とのバトルではなく、蟹星人との戦いが中心だった。
だが、それまでのこてんこてんこからすれば、宇宙を舞台としている所は斬新と言えるが、やっている事はいつものこてんこてんこと変わりはないので、それ程面白くは感じなかった。
これでは舞台を宇宙にした意味が全く無い。
宇宙だからこそ出来る事を何かして欲しかった。
Bパートは、レッドデータアニマルを保護する話だった。
人の身勝手な論理が生物を絶滅寸前まで追いやってしまう事の危険性と森林保護を訴える話だったが、前者は子供にとっては分かりづらかったのではないかと思った。
フラミンの主食となる木の実を人間が乱獲してしまう -> 主食が無くなった為にフラミンが飢死 -> 最終的にはフラミン絶滅してしまう(かも?)
という流れを教えるのであれば、子供にはショッキングかもしれないが、フラミンが餓死寸前にまで追い込まれる描写を入れた方が良かったのではないかと思う。(もちろん、ちゃんと木の実を与えて餓死はさせない。)
そういう描写があれば、男爵達が自分達の欲望を満たす為にフラミンを苦しめているのだ、という強い印象を与える事が出来ると思う。
規制などでもしかしたら出来なかったのかもしれないが、出来ればそこまでやって欲しかった。

次回でこてんこてんこは最終回となるが、どんな話になるのだろうか?
とても楽しみだ。




カテゴリ:こてんこてんこ

水曜日, 9月 20, 2006

つよきす Cool×Sweet 第12話

全然面白くなかった。
レオへの告白かと思いきや、大演説会で一人芝居をやってどういう訳か生徒会長になってしまうという超展開に呆れてたが、それ以上に呆れたのが最後のオチだった。
僕は最後のオチを見て、この作品は近衛素奈緒を主人公とした作り話だった、と解釈した。
素奈緒が演劇に情熱を傾けていたのも、レオに恋心を抱いていたのも、全て台本通りだったのだ。
今まで見続けてきた自分が馬鹿のように思えて仕方が無かった。
これでは夢オチと殆ど変わらないではないか?
脚本家は一体、何を考えてこういうオチにしたのだろうか?
それとも、原作自体だこういう終わり方をするのだろうか?

それはそれとして。
結局のところ、乙女が何を思って素奈緒とレオをけしかけたのかが全く分からないままだった。
もちろん、2人をくっつけようとしている事は分かっているが、どうしてそうしたいのかが分からないままというのは問題だと思う。
素奈緒も素奈緒で、どうして今まで演劇に拘っていたのか、自分の中ではっきりと答えを出さないまま、終わってしまった。
もちろん、レオの為、というのは読み取れるが、それを間違い無いものにする為の描写が欲しかった。
例えば、家族や先生や友達に演技の上手さを褒められるよりも、レオの情熱のこもった「大根みたいでカッコイイ!」という言葉が一番印象に残った、といった回想があれば良かったと思う。
あと、今回の話で一番訳が分からなかったのが、大演説会において、メインキャラクターの殆どが素奈緒が大演説会に参加する事を期待していた事だ。
恋愛関係で学校をサボる上に、何時の間にか演劇部を作る事を諦めた素奈緒に、どうして彼等は期待したのだろうか?
しかも演説とは言い難い、訳のわからない一人芝居をしたのにどういう訳か素奈緒の勝利になってしまった。
今までのエピソードの中で最も理不尽な出来事だ。
ギャグシーンならともかく、シリアスシーンなのだから、素奈緒は不合格になるべきだった。


最後に全話通して見て思った事を。
この作品は、コメディ作品としても恋愛作品としても中途半端だったと思う。
コメディならコメディ、恋愛なら恋愛とはっきりと分けた方が話としても作りやすかったのではないかと思う。
例えば、コメディだったら素奈緒vs生徒会の対立を最後まで続けるような話(結局は演劇部は創設されないまま。演劇部の代わりに園芸部を創設した。とか、とにかく下らない終わり方の方が良いと思う)にして、恋愛だったら、素奈緒、乙女、レオの三角関係を中心とした話(他の連中は顔見せ程度で、3人の恋愛は「君が望む永遠」とか「Canvas2」のようなクソな恋愛話じゃなければ何でも良い)にすれば良いと思う。
また、キャラクターが異常に多すぎた上に12話構成だったので、キャラクターの掘り下げが碌に出来ないまま、話を進めてしまったのが良くなかったと思う。
素奈緒、乙女、レオの3人を集中的に描写するべきだったと思う。
あと、ツンデレを売りにした割には、素奈緒にも乙女にも椰子にも蟹にもエリカにも誰一人としてツンデレ臭を感じ取る事が出来なかった。(単純に、僕の思うツンデレ像と合わなかっただけなのだろうが)

今秋から始まる新作アニメには、エロゲー原作のラブコメ作品がいくつか放映されるようだが、つよきすのようなつまらない作品が少数である事を祈りたい。




カテゴリ:つよきす Cool×Sweet

月曜日, 9月 18, 2006

ARIA The NATURAL 第25話

面白くなかった。
今回は、ただレデントーレ祭を紹介するだけの話だった。
クライマックスでアリシアがテーマらしき事を言っていたが、これっぽっちも伝わらなかった。
もし、今回の話が「人と人との出会いは素敵なものだ」という事が言いたいのであれば、それはエピソードで見せなければ全く意味が無いと思う。




カテゴリ:ARIA The NATURAL

土曜日, 9月 16, 2006

SAMURAI7 第18話

今回は少し面白かった。
カンベエがわざわざ勅使殺しの犯人だと偽って都に乗り込んだのが、村からさらわれた娘達を救う為という事が分かった上に、ウキョウの目的がまだ見えない(とはいえ、混乱を起こす気でいる事は分かる)のが気になったからだ。
ただ、少々不満なのは、さらわれた娘達が総勢で10人程度だった事と、カンベエが単身でさらわれた娘達を連れ戻す事を仲間に伝えていなかった事だ。
特に後者は、仲間に伝えない理由が分からない。
とはいえ、製作者側の意図は分かる。視聴者をビックリさせたい為だ。(前回の予告で勘の鋭い人なら分かるだろうが)
だが、僕はそういうやり方は嫌いだ。
視聴者を驚かせたいが為に、カンベエの行動を謎にするのはいただけない。
カンベエだったら、仲間である侍、少なくともシチロージには話すはずだ。(描写していないだけで、シチロージには話しているのかもしれないが、もしそうだとしたら随分と酷い話だ。肝心な描写をわざとカットしている事になるのだから、)

僕としては、製作者び都合でキャラクターを動かして欲しくない。
キャラクターは製作者の意思とは関係なく、自由に動いて欲しいものだ。





カテゴリ:SAMURAI7

木曜日, 9月 14, 2006

こてんこてんこ 第50話

今回はAパート、Bパート共に面白かった。
Aパートは、すごろく形式の地獄で天の星の争奪戦をする話だった。
まじぽかの第06話Aパートを彷彿とさせるような、まてんこが地獄でやりたい放題に暴れまくった挙句、閻魔大王から天の星をせしめる展開が面白かった。
やはりお約束というべきか、途中でズルをした男爵が痛い目に遭っていた。
しかも、まてんこにやっつけられて吹っ飛ばされる時に言う例の台詞を踏んだギャグ付きで。
理不尽な話ではあるが、キャラクターギャグとしてはなかなか良かった。
Bパートは、ゴミ屋敷にある天の星を巡る争奪戦話だった。
こてんこてんこに時たま入る、世相風刺ネタだった。
ただし、訳の分からない理由でゴミを集める変人ではなく、その人なりに環境を考えてゴミを集めていたという理由を持たせていた所が良かった。
とはいえ、テーマを重視する余り、オチへの展開が強引だった事は否めない。
が、子供向け作品と考えれば多少の強引さには目を瞑ることは出来る。
世相風刺に加え、環境問題も同時に訴えた今回の話は、子供たちに大切な事を教えたのではないかと思った。




カテゴリ:こてんこてんこ

火曜日, 9月 12, 2006

つよきす Cool×Sweet 第11話

面白くなかった。
素奈緒、レオ、乙女の心理描写を中心に描くかと思ったが、弁論大会や生徒会メンバーの描写に時間が割かれていてがっかりした。
お陰で、素奈緒が学校をサボる行動が全く理解できなかった(例えば、乙女が一目を憚らずにレオにキスするとか、決定的な場面を目撃してしまったのなら、学校に行きたくないと思うのは無理らしからぬ事だとは思う。)上に、乙女が素奈緒にレオの事が好きだ、と告白したのも理解できなかった。
と言っても、乙女の告白の意図する所は理解できるのだが、乙女は他のキャラクター同様、必要最低限の描写しかしていないので、乙女が何を考えているのか分からない。
折角の三角関係なのに、レオや乙女のキャラクターが立っていないせいで全く面白く無いものとなってしまった。

次回が最終回となるが、これ程盛り上がらないラブコメ作品も珍しい。




カテゴリ:つよきす Cool×Sweet

月曜日, 9月 11, 2006

ARIA The NATURAL 第24話

面白くなかった。
それというのも、アイカの気持ちがさっぱり理解できなかったからだ。
アイカは同僚のアキラに対する悪口を聞いてショック受け泣いてしまったが、僕は違和感を感じた。
アキラへの悪口がどのようなものだったのかは分からないが、アイカだったら激怒して悪口を言った同僚に掴み掛かるのではないだろうか?
僕が思うところのアイカは、身内意識が強く、身内の悪口には烈火の如く怒るタイプだったので、メソメソする姿は考えられなかった。
それに、普段はアリシアさんアリシアさんとアリシアを信奉しているのに、どうして今回はアキラを尊敬しているかのような言動をしたのだろう?
このアキラの態度は僕には理解しがたいものだった。
アキラを尊敬するのは良いが、尊敬するなら普段からそういう態度を見せていなければ、今回のアイカの涙は嘘っぽく見えてしまう。




カテゴリ:ARIA The NATURAL

土曜日, 9月 09, 2006

SAMURAI7 第17話

今回は少し面白かった。
ただし、本筋である侍達の行動や心理描写ではなく、ウキョウの動きの方だが。
ウキョウは一体どういう積りで農民達を焚きつけ、式杜人が管理する電池生産を止めさせたのだろうか?
次回予告でカンベエが逮捕されていたが、それと関係があるのだろうか?

ウキョウの動きが気になる。




カテゴリ:SAMURAI7

BLACK BLOOD BROTHERS 第01話

これっぽっちも面白くなかった。
時代背景や世界設定の説明が無く、更に誰が主人公かも分からないまま、話が進行していった為、置いてけぼりを食らった。
一応最後まで見たものの、意味不明な専門用語や組織名が出てきて首を捻りっぱなしだった。
とりあえず、吸血鬼が絡む物語である事は理解出来たが、BLOOD+の初回やHELLSINGのOVAの方がまだ理解できる上にエンタテインメントしていた。

もう見ない。




カテゴリ:アニメ

金曜日, 9月 08, 2006

こてんこてんこ 第49話

今回はAパート、Bパート共に面白かった。
Aパートは、海賊が持っている天の星を奪い合う話。
詰めの甘さは相変わらずだが、海賊に伝わる伝説を逆手に取った男爵の作戦は上手いと思った。
また、男爵達が最後に痛い目に遭う所も良かった。
人を騙して、後でバレたら凄く痛い目に遭いますよ?というテーマが伝わる良い話だった。
Bパートは、ちょんまげの国で男爵が殿様になって好き勝手する話。
こちらもAパートと同様、男爵が人々を騙して美味しい思いをするが、最後に痛い目に遭う。
男爵が偽殿様となって町中から星の絵や星の形をした物を城中に集めさせた後、いざ正体がバレて逃げる時に障害となってしまった展開は非常に上手いと思った。
男爵のキャラクターを正確に掴んでいないとこういう展開には出来ないからだ。

今回は最近のこてんこてんこには無かった面白さがあった。
こういうクオリティの高い話を毎回流して欲しいものだ。




カテゴリ:こてんこてんこ

火曜日, 9月 05, 2006

つよきす Cool×Sweet 第10話

面白くなかった。
それというのも、素奈緒の行動に違和感があったからだ。
素奈緒がレオにダンスの相手に誘われた後、シャワー室で乙女とレオのただなぬ関係を聞いた後、レオを避けていたが、僕にはそれが理解できなかった。
レオと乙女が同居しているという事実は素奈緒にとってショックだったであろう事は容易に想像できる。
僕が理解できなかったのは、素奈緒がレオと乙女の関係を知った後で、レオが乙女ではなく素奈緒をダンス相手として選んだ事に対して何も考えていなかった事だ。
ショックでそこまで頭が回らなかった、とも考えられるが僕は納得がいかない。
素奈緒だったら「どうして対馬君は鉄先輩じゃなくてあたしを選んだんだろう?」と考えるはずだ。
これまで散々、レオの大根発言に拘っていたのだ。(レオ以外の人だったら、恐らく素奈緒はここまで拘らなかったはずだ。)
素奈緒の心の中はレオの存在が大きく占めているに違いない。(そうでなければ乙女との関係にショックを受けたりはしないし、夢の中にレオが出てきたりはしない。)
それだけレオの事を想っている素奈緒が、ダンスに誘ったレオの意図を想像しない筈が無い。
素奈緒の心中を描写しないまま、レオを避ける行動を取るのはおかしいと思う。
素奈緒がレオを避ける行動を取るとするなら、素奈緒なりにレオの意図を都合の良い方に解釈した後で、乙女がレオにダンスの相手を申し込む現場を見てしまうのが自然だと思う。
素奈緒の心理としては「対馬君は鉄先輩じゃなくてあたしを選んでくれた♪」と浮かれるが、乙女がレオにダンス相手を申し込む現場を見て「そうだよね。同居人の鉄先輩のお誘いじゃあ、対馬君、断れないよね。それじゃあ、あたしは対馬君とダンス出来ないんだ」と気落ちする。
そういう気持ちになったら、素奈緒といえどもレオを避けるのではないだろうか?

素奈緒の揺れ動く恋心を描写する肝心な話だっただけに残念だ。




カテゴリ:つよきす Cool×Sweet

月曜日, 9月 04, 2006

ARIA The NATURAL 第23話

面白くなかった。
夫婦愛というテーマ自体は悪くないと思ったのだが、お爺さんの行動がおかしかった為に話に入り込めなかった。
お爺さんは、お婆さんが見たがっていた海との結婚式を実現しようと奔走していたようだが、式に使うゴンドラが希望していたものとは違う、という事で怒ってしまった。
僕がおかしいと感じたのは、ゴンドラを予約する時に「海との結婚式で使うゴンドラを貸して欲しい」と言っていなかったらしい事だ。(店の主人が嘘を言っていなければ、だが)
お婆さんが若い頃に見てみたいと言ったイベントに使うゴンドラの予約をするのに、言い忘れる事があるだろうか?
もし言ったとするならば、店の主人の手落ちという事が考えられるが「海との結婚式に使うゴンドラ」を聞き間違えたり聞き逃したりするだろうか?(店の主人がうっかり者であればそういう事も有り得るが、店の主人は今回初めて出てきたキャラなので判断できない)
仮に、お爺さんが言い忘れてしまったとしよう。
そうであるなら、どうしてお爺さんはゴンドラ探しをしないで諦めてしまったのだろう?
愛するお婆さんを喜ばせたい気持ちがあるなら、必死になってゴンドラを探すのではないだろうか?
お爺さんがお婆さんと別れてからどれだけの時間が経ったのか分からないので、もしかしたらゴンドラを探して探して探しまくって、ようやく借りられた、と思ったら違っていた。という展開だったかもしれない。
もし、そうだったら怒るのも仕方が無いが・・・
何にせよ、肝心な部分の描写が欠けていた事は間違いない。




カテゴリ:ARIA The NATURAL

土曜日, 9月 02, 2006

SAMURAI7 第16話

今回も面白くなかった。
野伏せり軍団との死闘が繰り広げられていたが、気持ちが全く盛り上がらなかった。
本来ならば、農民達や侍達を応援するべきなのだろうが、そんな気持ちすら湧かなかった。
何故気分が高揚しなかったのだろうか?
これは恐らく、農民達がどれだけの想いを込め、どれだけの苦労をして米を作ってきたのか?
そしてまた、どんな想いで野伏せり達の理不尽な要求や暴力に耐え忍んできたのかが十分に表現されていなかったからだろう。
彼等の苦しさが分からないから、彼らが一生懸命に戦っても応援する事が出来なかったのだろうと思う。

今回の話で、僕にとって悲しい事はゴロベエが死んでもちっとも悲しくなかった事だ。
カンナ村に着くまでのゴロベエは良い味を持つ侍だった。
大道芸で命を賭け、カンベエが一目を置く佇まい、キクチヨはヘイハチ、リキチとのやり取りは今でも印象に残っている。
だが、カンナ村に着いてからのゴロベエは、すっかり影が薄くなってしまった。
カンナ村に着いてから、ゴロベエは何か記憶に残るような活躍を見せてくれただろうか?
少なくとも、僕の記憶に残るような活躍はしていない。
今回の戦いにおいても、他の侍と同じような活躍ぐらいしかしていない。(確かに見切りはやってくれたが、あれ一回きりでは印象に残るものではない。)
そんなゴロベエが死んでも、正直惜しくもなんとも無い。
ゴロベエを失った事で戦局が大きく揺らぎかねないような話にして欲しかった。

どうも最近のSAMUEAI7は初期の頃の勢いを失っている。
この調子で最終回まで行って欲しくない。
どこかでドカーンと盛り上げて欲しいものだ。




カテゴリ:SAMURAI7

金曜日, 9月 01, 2006

こてんこてんこ 第48話

今回はAパートは後味が悪く、Bパートまあまあ面白かった。
Aパートは、回収した天の星が男爵邸に落ちてしまったので、それをこっそり取り返す話。
仕方ないよね?仕方ないよね?と如何にも自分たちには非が無いように装いながらも、結局は男爵邸に忍び込んでしまうこてんこ達に腹が立った。
しかも酷いのが、何も悪い事をしていない男爵が痛い目に遭った事だ。
この作品が大人向けのブラックな作品だったら、こういう理不尽なギャグは許される。(視聴者は当然、承知の上で観ているからだ)
だが、この作品は幼い子供向けだ。
まだ善悪の分別がつかない子供に、こういう作品は見せるべきではないと僕は思う。
もし今回の話を幼い子供が真に受けてしまったら、例えばボールなりオモチャの飛行機なんかが他所の家の敷地内に入ってしまったら『家の人に見つからないように、取ってくればいいや。仕方ないもんね』と、他人の家に勝手に入る事を正当化してしまう。
今回の話だったらせめて、こてんこ達は夜明けまで待ち、男爵が居なくなった頃を見計らっておたかさんに話をつけて天の星を探す展開にした方がまだマシだと思う。(本来なら、男爵に話をつけるべきだが、男爵が素直に自分の屋敷にこてんこ達を入れる訳が無いから、敢えて男爵が居なくなった頃を見計らうような展開にした。)
ちゃんと人としての筋を通すような話にしないといけないと思う。
脚本家は、こてんこてんこはあくまで子供向けの作品という事を忘れずに脚本を書いて欲しいと思う。
Bパートは、からくり仕掛けが満載の塔のてっぺんに落ちた天の星を、こてんこ達と男爵達どちらが早く取りに行けるか?という話。
塔に入る為の罠をズルして抜けた男爵が、塔を上がるたびに仕掛けで痛い目に遭っていく展開は面白かった。
最後のだるま落しネタは、Aパートと被ってしまったのは残念だが、最後まで楽しめた。




カテゴリ:こてんこてんこ