火曜日, 10月 03, 2006

パンプキン・シザーズ 第01話

あまり面白くなかった。
世界観の説明が殆ど無いまま話が進んでしまった為、帝国がどういう目的で戦争を始め、どういう考えで相手国との和平を結んだのか、戦争がどれくらい続いて自国と相手国にどれだけの損害が生じたのか、分からなかった。
そして、戦争によって一般市民の生活にどんな影響があったのかも分からなかった。
なので、冒頭で戦争が終わったと言われても「あっそう。だから?」という気持ちにしかなれなかった。
せめてAパートで終戦までの状況と、一般市民の生活の変化を説明してくれれば良かったと思う。
あと、伍長と少尉2人の目線を切り替えながら話を進めていたが、どちらもキャラクターが立っていないせいもあって、どちらにも感情移入できなかった。(特に少尉は矢鱈と熱かったが、どうしてそんなに熱血しているのか、僕にはさっぱり分からなかった。)
せめて、少尉のキャラクターを立てた上で、少尉目線で話を進めれば良かったと思う。
そうすれば、少なくとも軍人目線で軍と戦争が描写できる上に、パンプキンシザーズという組織の説明も出来るし、伍長を客観的に描写する事が出来ると思う。

とはいえ、キャラクターにそれ程悪い印象は抱かなかったので、次回も見たいと思う。




カテゴリ:パンプキン・シザーズ