面白くなかった。
素奈緒がレオを許す過程が今一つ弱いと感じた。
前振りとして、素奈緒の家に泊まりに来た静香と紀子に過去話をした時に、静香でも紀子でもどちらでも良いから、レオの言葉に対して疑問を呈する。
「素奈緒は”大根”だけを気にしているようだけど、素奈緒が言ったレオ君の言葉が一言一句間違いじゃなかったら、その”大根”って褒め言葉じゃないの?」と。
レオの言った言葉を繰り返し思い出しながら、素奈緒はレオの言った”大根”の意味を考えるが、普通に考えて”大根”は絶対に褒め言葉で無い。
幼稚園児だった自分が”大根足”や”大根役者”の意味を知っていたのだから、同年代のレオが知らないはずがない。
でも、レオの言葉を思い返すと文脈からして”大根”は褒め言葉のようにも聞こえる。
考えても結論が出ない。
結論が出ないまま翌朝にレオの口から本当の事を聞き、自分が誤解(そもそも”大根”を褒め言葉として使ったレオが悪いのだが)でレオを避けていた事を恥じて反省する。
とした方が良いと思った。
ところで、今回で素奈緒のトラウマが解消されてしまった訳だが、残りの話で何をするのだろう?
もしかして演劇部設立を目指して再度奮闘するのだろうか?
カテゴリ:つよきす Cool×Sweet