詰まらない作品だった。
西島克彦監督によるOVAという事で、AIKaやナジカ電撃作戦のような作品だろうと期待していたが、全くの期待はずれだった。
脚本家はケロロ軍曹の脚本も手がけている山口宏だったが、よくもまあ、こんな酷い脚本を書いたものだと呆れるばかりだ。
全体を通してのテーマは一体何だったのだろうか?
家族の絆?
ロボットへの情熱(愛情)?
エロ描写?
それとも他の何か?
全く分からなかった。
キャラクター描写も中途半端で、主人公格の大矢課長やカナの気持ちがさっぱり分からなかった。
特にカナに関しては、どうしてメカに興味を持ったのか、また、何故ジュネりんを作ったのか、理由が明かされなかった。
ジュネりんは物語の核となるロボットだけに、カナには作った理由をきちんと明かして欲しかった。
特に、何故巨大ロボットにしたのかを明かして欲しかった。
そもそも、ジュネりんが巨大ロボットでなければ事件が起こらなかっただけに、その部分を全くの説明無しで終わらせてしまったのは残念だ。
あと、無駄な登場キャラクター(なんたら騎士団とか、ネネとか)描写とか、未消化の伏線(タイピン)とか、中途半端なエロ描写とか、まとまりの無い、まるでこの感想のような作品だった。
西島監督はAIKaやナジカのような、妙なアングルからお姉ちゃんのパンツを見せるようなエロ作品を手がけた方が良いと思った。
カテゴリ:アニメ