木曜日, 12月 21, 2006

引越しします。

12/21より新規投稿は新しいblogにさせていただきます。
過去の投稿記事のうちのいくつかは新しいblogに移す予定です。

木曜日, 10月 05, 2006

ネギま!? 第01話

アイキャッチまで持たなかったが、とりあえず作り手の意図は分かった。
「原作のネギま!か前作のネギま!を知っているヤツだけ着いて来い!」と。
明らかに、初めてみる人には絶対に着いて来られない作り方をしている。
が、その割には主な視聴者が小学生であろう17:30放送というのは理解できない。
前知識の無い小学生にはただ訳の分からない作品でしかないのに。(特に冒頭のナギとエヴァの戦闘シーンなんか意味不明だろう)

この作品は、放送時間を19:00にするか、深夜に放送するべきだと思う。
もう2度と見ない。




カテゴリ:アニメ

武装錬金 第01話

面白くなかった。
主人公であるカズキの人間関係はきちんと描けていたが、肝心のカズキの平穏な日常描写とキャラクターを立てないまま話を進めてしまった所がいけない。
それらを描かないと、どうしてカズキが文字通り命懸けでトキコを助けたり、ホムンクルスの恐ろしさを体験し、トキコに日常に帰れと言われたにも関わらず戦う道を選んだのかの説明がつかない。
カズキがトキコを助けに入ったシーンを見て、僕は思わずアニメ版「まほろまてぃっく」のバスジャックシーンを思い出してしまった。
今回のカズキが取った行動は、全くそのままだった。

あと、よく分からなかったのは、トキコがカズキの携帯にメールを送っていたが、あれはどうしてなのだろうか?
トキコの思想からすれば、カズキは自分がホムンクルスに殺された事も知らないままの方が良いはずなのに、何故わざわざ教えるような真似をしたのだろうか?
それを除けば、トキコもキャラクターの整合性は取れていたと思う。

期待していた作品なだけに残念だ。
とはいえ、蝶野の変態行為を見ずに切ってしまうのは惜しい作品なので、視聴は継続するつもりだ。




カテゴリ:武装錬金

ヤマトナデシコ七変化 第01話

面白くなかった。
スナコの叔母の屋敷に下宿している4人の男達が何者なのかが明らかになっていない為、彼らがどうしてスナコを一人前の女性に成長させようとするのかが分からなかった。
家賃タダか3倍かのギャンブルを打っているのっは分かるのだが、どうしてそこまでするのかが分からない。
スナコが嫌なら出て行けばよいだけの話しなのに、なぜそうしないのだろうか?
居心地が良いのなら、そういう描写を入れなければならないし、他の理由があるのならもちろんそれを描かなければ彼らの行動に説得力を持たせられない。
今回の話は、スナコ目線で描くべきだと思う。
スナコが自分の容姿にどれだけ劣等感を抱いているのか、叔母の屋敷に下宿している4人の男達の事をどう思っているのか、それらを描いてスナコに感情移入させないといけないと思う。

ただ、演出過剰ではあるが、ギャグは面白かった。

次回も見るつもりだ。




カテゴリ:ヤマトナデシコ七変化

ゴーストハント 第01話

そこそこ面白かった。
が、主人公の女の子のキャラクターが立っていない上に、巫女やら坊主やらエクソシストやら多くの人物を出しすぎていると感じた。
最初のエピソードなら、主人公目線でゴーストハントがどういう仕事なのかを描いた方が良いと思う。
同業者は次のエピソードから一人ずつ出していった方が視聴者も着いて行きやすいと思う。

個人的に、この作品は霊の存在を否定するテーマで作って欲しい。
フーディーニのように、霊が起こす現象を科学的に解明していく展開だったら面白いと思う。
次回も見るつもりだ。




カテゴリ:ゴーストハント

水曜日, 10月 04, 2006

D.Gray-man 第01話

酷い作品だった。
一通り見て感じたのは、脚本家または作者は、自分が一番描きたいシーンを最優先に描こうという思想だ。
今回の話なら、アレンがアクマを格好良く倒すもとい救済するシーンだ。
そこを描きたいが為に、他の描写はいい加減になってしまっている。
特にモアやモアの同僚や家族の描写は、ただ描いているだけで、モアに全く感情移入出来ない。
モアの同僚が殺されようが、モアの姉がアクマになっていた事が分かろうが、これっぽっちも悲しい気持ちにならない。
ここでモアに感情移入させなければ、アクマがどれだけ人間にとって酷い存在なのかを表現した事にはならない。
それに、アレンの活躍を描きたいが為に、エクソシストと名乗る怪しい警官殺しの容疑者を監視付きとは言え、釈放させている。
絶対に考えられない事だ。
が、もしかしたらこの世界では、容疑者は警察で拘留するのではなく、警官や刑事の家に連れて行って監視するシステムになっているのかもしれない。
もしそうだとしたら、そうと分かるような描き方をしなければならないが、それが出来ていない。
アレンの活躍を見せたいが為に、こんな出鱈目が出来るなんて信じられない。

今回の話ば、完全にモア目線で描くべきだった。
モアの家族関係、同僚との関係をきちんと描いた上で、アレンとアクマを出すべきだった。
そうすれば、アレンの能力やアクマの恐ろしさを客観的に描写できる。

評判となっている作品だからどれだけ凄いものかと期待していたのだが、全くの期待はずれだった。
こんなものの為に打ち切られた(かもしれない)アニマル横町が気の毒で仕方が無い。




カテゴリ:アニメ

火曜日, 10月 03, 2006

ときめきメモリアル OnlyLove 第01話

訳の分からない話だった。
舞台となる学園は「自由な校風」がウリだというが、無秩序を自由という言葉で誤魔化しているとしか言いようが無い。
生徒会の横暴ともいえる、転校生歓迎イベントという名のリアル鬼ごっこ。
優秀な生徒に送られるとか言う、イカれたデザインのカチューシャや鬘を装着した生徒達。(クロマティ高校だったら良くある光景なのだろうが、それにしたって高橋さん一人だけだ。)
そもそも、この作品の世界はネットワークゲームのような架空現実世界なのだろうか?
もし、そうであればそういう設定でもアリだが、もしそうでないなら、この学園に通う生徒や教師は全員、精神病院に入ったほうが良いと思う。
それくらい、生徒達の行動は常軌を逸していた。
唯一、まともだと思われていた主人公にしても生徒会会長に言われるままにネコミミカチューシャを装着したまま、最後まで逃亡を続けていた。
別にカチューシャやヒロインのメールアドレスが欲しい訳ではないはずなのに、一体どうして逃亡し続けたのだろうか?
これがもし、主人公が登校初日にヒロインに助けられたか何かされて強く好印象を持ったのであれば別だが。

一応、次回も見るつもりだが、次回の内容次第では見切るかもしれない。




カテゴリ:ときめきメモリアル OnlyLove

パンプキン・シザーズ 第01話

あまり面白くなかった。
世界観の説明が殆ど無いまま話が進んでしまった為、帝国がどういう目的で戦争を始め、どういう考えで相手国との和平を結んだのか、戦争がどれくらい続いて自国と相手国にどれだけの損害が生じたのか、分からなかった。
そして、戦争によって一般市民の生活にどんな影響があったのかも分からなかった。
なので、冒頭で戦争が終わったと言われても「あっそう。だから?」という気持ちにしかなれなかった。
せめてAパートで終戦までの状況と、一般市民の生活の変化を説明してくれれば良かったと思う。
あと、伍長と少尉2人の目線を切り替えながら話を進めていたが、どちらもキャラクターが立っていないせいもあって、どちらにも感情移入できなかった。(特に少尉は矢鱈と熱かったが、どうしてそんなに熱血しているのか、僕にはさっぱり分からなかった。)
せめて、少尉のキャラクターを立てた上で、少尉目線で話を進めれば良かったと思う。
そうすれば、少なくとも軍人目線で軍と戦争が描写できる上に、パンプキンシザーズという組織の説明も出来るし、伍長を客観的に描写する事が出来ると思う。

とはいえ、キャラクターにそれ程悪い印象は抱かなかったので、次回も見たいと思う。




カテゴリ:パンプキン・シザーズ

ギャラクシーエンジェる~ん 第01話

全く期待を裏切らない作品だった。
まず、ルーンエンジェル隊全員のキャラクターが立っていなかった。
脚本家は恐らく、あれでキャラクター全員を立てたつもりなのだろうが、全く立っていない。
ただ、各キャラクターの設定をエピソードを交えないで説明しているだけだった。
その為、キャラクターの設定は(全員ではないものの)理解できたが、それ以上の事は分からなかった。
また、唐突にエロっぽいシーンを入れたり、アプリコットの尻を無駄にエロっぽく描いたりしていたが、意図が分からなかった。
もし製作者が「る~ん」をちょっとエッチな作品としたいのであれば、アプリコット以外のメンバーもエロっぽく描かなければいけないと思う。(極端な話、西島克彦作品レベルにした方が余程良い)
もしそんな風にするつもりが無いのであれば、サービスのつもりなのかもしれないが、入れるべきではないと思う。
ギャグのレベルも低く、一つも笑えなかった。

ギャラクシーエンジェルシリーズの続編として見ても、それとは別の作品として見ても駄目駄目だ。
もう見ない。




カテゴリ:アニメ

月曜日, 10月 02, 2006

金色のコルダ ~primo passo~ 第01話

全然面白くなかった。
星奏学園がどういう学校なのか、何故音楽科だけ特別なのか、鐘が鳴るとどうしてコンクールが開催されるのか、さっぱり分からなかった。
それに、主人公の日野香穂子が音楽に対してどういう考えを持っているのか分からないうちに話が進んでも訳が分からない。

もう見ない。




カテゴリ:アニメ

土曜日, 9月 30, 2006

SAMURAI7 第20話

今回はつまらなくはなかったが、それ程面白くもなかった。
まず、カンベエがどうにかして危機を脱する事が出来るのが予見出来てしまったのが、それ程面白くも無い理由の一つだ。
たとえ、助かる事が分かっていても何とか助かろうと苦しみながら知恵を絞って考える描写があれば、まだハラハラしながら見ていられたのだが、カンベエの場合は不気味なくらい落ち着き払っている為、これっぽっちもハラハラしない。
とはいえ、農村から連れさらわれた女たちをどうやって助け出すのかはまだ分からないので、救出法に期待したい。

ウキョウの方は、野伏せり達に復讐するために、カンナ村を手本に農民や侍達をけしかける方法を取った事が分かったが、残念ながらウキョウが農民時代にどれ程の体験をしたのかが全く分からない為、野伏せりに復讐する、と言ってもピンと来なかった。
3分ほどでも良いから、ウキョウの農民時代やアヤマロに拾われて育てられるまでの過去を明かして、ウキョウがどんな気持ちで成長していったのかを示して欲しかった。




カテゴリ:SAMURAI7

金曜日, 9月 29, 2006

こてんこてんこ 第52話

最終回となる今回だが、魔王との決着を無理矢理つけたついでに余計なお説教をカマす終わり方だった。
大魔王をやっつけるのは悪くはないのだが、説教は勘弁してほしかった。
通常回でちょっとした説教をカマすくらいならそれ程気にならなかったが、最終回でそれをやられてしまうとげんなりする。
個人的には、大魔王との決着をつけないで普通に、『こてんこ達は、散らばった天の星を全て集めました。お仕舞い。』で良かったと思う。
それにしても驚いたのは、最終回で山上兄弟が出てきた事と、当然出てきてもおかしくないはずのルーが出てこなかった事だ。
個人的には、山上兄弟なんかよりルーを出して欲しかった。
そしてルーとこてんこブラザーズとの戦いを見せて欲しかった。
どうしてルーが出てこなかったのだろう?
今回の話で一番気になった事だった。
折角の最終回なのだから、出しても良かったと思うのだが・・・何故出さなかったのだろう?(もしかして子供たちが忘れていると思って出さなかった・・・?)
なんとも後味の悪い最終回だった。


全話を通して一番印象に残っている話と言えば、やはり卓球少女のアイちゃんの初登場の話(第17話のBパート)だろう。
本当に滅茶苦茶面白かった。(もちろん話ではなく、声が)
話として純粋に面白いと思ったのは、第18話のAパート(男爵達が性格を反転させる機械のお陰で良い行いをしてしまう話)と、第24話のBパート(不思議な花の水の効果でみんな格好良い顔になってしまう話)の2話だ。
この2話はこてんこてんこの中で抜群に面白かった。
こてんこてんこは恐らくはキャラクターギャグで引っ張る作品だと思うのだが、残念ながらこの2話に及ぶようなクオリティの高いシナリオは殆ど無かった。

最後に、初回から欠かさず見てきた「こてんこてんこ」だが、当初は「なんか設定がアンパンマンに似てるけど、出てくるキャラクターの造詣が(アンパンマンと比べて)キツいなぁ。1年もつのか?」と思ったものだが、何が気に入ったのか自分でもよく分からないが、気が付けば最後まで見続けてしまった。
全体的には面白い作品ではなかったが、第18話のAパートや第24話のBパートや福原愛ちゃんが声優に挑戦した第17話のBパートは印象に残っている。
こてんこてんこの前に今年始まったアニメの何作品かは終わったが、印象に残っているのは殆ど無い。
印象に残っている分、こてんこてんこはマシだったのかもしれない。




カテゴリ:こてんこてんこ

木曜日, 9月 28, 2006

2006年秋の新作アニメ

2006年秋から放映されるアニメを列挙する。
情報が更新されたら、こちらも更新する予定。


2006/08/25
一部の番組を更新&新規に追加。

2006/09/08
一部の番組を更新&新規に追加。

2006/09/10
一部の番組を更新&新規に追加。

2006/09/12
一部の番組を更新。

2006/09/29
一部の番組を放送時間を更新。

タイトル/放送日/放送時間/放送局
BLACKBLOODBROTHERS/09/08(金)/23:30/東京MX
金色のコルダ~Primo Passo~/10/01(日)/25:00/テレビ東京
ギャラクシーエンジェる~ん/10/01(日)/26:00/テレビ東京
ときめきメモリアル Only Love/10/02(月)/25:30/テレビ東京
Pumpkin Scissors/10/02(月)/26:15/TVK
D.Gray-man/10/03(火)/18:00/テレビ東京
DEATH NOTE/10/03(火)/24:56/日本テレビ
ゴーストハント/10/03(火)/25:00/テレビ東京
ヤマトナデシコ七変化♥/10/03(火)/25:30/テレビ東京
REDGARDEN/10/03(火)/26:40/テレビ朝日
ネギま!?/10/04(水)/17:30/テレビ東京
武装錬金/10/04(水)/25:00/テレビ東京
マージナルプリンス/10/04(水)/26:00/東京MX
蒼天の拳/10/04(水)/26:40/テレビ朝日
009-1/10/05(木)/25:25/TBS
あさっての方向。/10/05(木)/25:55/TBS
はぴねす!/10/05(木)/26:15/TVK
すもももももも ~地上最強のヨメ~/10/05(木)/26:40/テレビ朝日
コードギアス 反逆のルルーシュ/10/06(金)/25:55/TBS
銀河鉄道物語 ~永遠への分岐点~/10/06(金)/26:25/TBS
ぷるるんっ!しずくちゃん/10/07(土)/09:30/テレビ東京
家庭教師ヒットマンREBORN!/10/07(土)/10:30/テレビ東京
天保異聞 妖奇士/10/07(土)/18:00/TBS
地獄少女 二籠/10/07(土)/22:00/東京MX
乙女はお姉さまに恋してる/10/07(土)/24:30/TVK
史上最強の弟子 ケンイチ/10/07(土)/24:55/テレビ東京
少年陰陽師/10/07(土)/25:00/TVK
らぶドル~Lovely Idol~/10/07(土)/25:30/TVK
くじびき♥アンバランス/10/07(土)/26:30/TVK
Gift ~ギフト~eternalrainbow/10/07(土)/28:25/TVK
夜明け前より瑠璃色な Crescent Love/10/08(日)/25:30/TVK
銀色のオリンシス/10/09(月)/22:25/TVK
働きマン/10/12(木)/24:45/フジテレビ
バーテンダー/10/14(土)/26:25/フジテレビ
祝!(ハピ☆ラキ)ビックリマン/10/15(日)/06:30/テレビ朝日
結界師/10/16(月)/19:00/日本テレビ


これらの作品の中で期待するのは「武装錬金」「DEATH NOTE」「ギャラクシーエンジェルII」「RED GARDEN」の4作品だ。
武装連金はパピヨンこと蝶野攻爵の変態っぷりに、DEATH NOTEはシナリオの面白さに、GAIIはコケッぷりに、RED GARDENはローゼンメイデンのスタッフ(岡田麿里は除外)に期待する。




カテゴリ:アニメ

ARIA The NATURAL 第26話

今回も詰まらなかった。
ただ雪玉を作って、アリシアの意味不明な「こういう大人になりたい」像を言っただけの、中身の無い話だった。
僕が思うに、今回のエピソードではアリシアの言うところの「こういう大人になりたい」像は表現できていないと思う。
それを表現するのなら、アリシアたちが雪玉を作るのではなく、雪玉を作っている人のところへ自ら赴き、徐々に人の輪を広げていく展開にしないといけないと思う。

最終回ということで少しは期待していたのだが、全くの期待外れだったようだ。
とはいえ、今期もアリア社長には癒されたので、これで良しとしよう。




カテゴリ:ARIA The NATURAL

土曜日, 9月 23, 2006

SAMURAI7 第19話

今回は面白かった。
ウキョウがただの商人の息子ではなく天主の息子で、更に農民出身という意外な出生が明らかとなったが、正直、その設定はどうでも良かった。
とにかく、ウキョウの行動が気になって仕方が無かった。
ウキョウはどうしてカンベエに会おうと思ったのだろう?
それと、いうからウキョウは今の天主に成り代わろうと考えたのだろう?
あと、前回も指摘したが、どういう考えで侍達を農村に派遣したのだろう?
ウキョウがやろうとしている事は恐らくはとんでもない事なのだろうが、一体何をしでかそうとしているのだろう?

また、カンベエはカンベエで処刑を待つ身となってしまったが、一体どうやって処刑から逃れるのだろう?
そしてまた、処刑から逃れられたとして、どうやって農村から連れ去られた娘達を逃がすのだろう?
特に身重のサナエをどうやって連れ出すのかが気になる所だ。

カンナ村到着から野伏せり達を撃退するまでは面白くなかったが、前回今回と急に面白くなってきた。
やっと序盤の頃のような、先が読めないワクワクする展開になってきた。
次回が非常に楽しみだ。




カテゴリ:SAMURAI7

金曜日, 9月 22, 2006

こてんこてんこ 第51話

今回はAパートは面白くは無かったが、Bパートはそこそこ良かった。
Aパートは、異星人に奪われた天の星を回収する話だった。
いつもの男爵とのバトルではなく、蟹星人との戦いが中心だった。
だが、それまでのこてんこてんこからすれば、宇宙を舞台としている所は斬新と言えるが、やっている事はいつものこてんこてんこと変わりはないので、それ程面白くは感じなかった。
これでは舞台を宇宙にした意味が全く無い。
宇宙だからこそ出来る事を何かして欲しかった。
Bパートは、レッドデータアニマルを保護する話だった。
人の身勝手な論理が生物を絶滅寸前まで追いやってしまう事の危険性と森林保護を訴える話だったが、前者は子供にとっては分かりづらかったのではないかと思った。
フラミンの主食となる木の実を人間が乱獲してしまう -> 主食が無くなった為にフラミンが飢死 -> 最終的にはフラミン絶滅してしまう(かも?)
という流れを教えるのであれば、子供にはショッキングかもしれないが、フラミンが餓死寸前にまで追い込まれる描写を入れた方が良かったのではないかと思う。(もちろん、ちゃんと木の実を与えて餓死はさせない。)
そういう描写があれば、男爵達が自分達の欲望を満たす為にフラミンを苦しめているのだ、という強い印象を与える事が出来ると思う。
規制などでもしかしたら出来なかったのかもしれないが、出来ればそこまでやって欲しかった。

次回でこてんこてんこは最終回となるが、どんな話になるのだろうか?
とても楽しみだ。




カテゴリ:こてんこてんこ

水曜日, 9月 20, 2006

つよきす Cool×Sweet 第12話

全然面白くなかった。
レオへの告白かと思いきや、大演説会で一人芝居をやってどういう訳か生徒会長になってしまうという超展開に呆れてたが、それ以上に呆れたのが最後のオチだった。
僕は最後のオチを見て、この作品は近衛素奈緒を主人公とした作り話だった、と解釈した。
素奈緒が演劇に情熱を傾けていたのも、レオに恋心を抱いていたのも、全て台本通りだったのだ。
今まで見続けてきた自分が馬鹿のように思えて仕方が無かった。
これでは夢オチと殆ど変わらないではないか?
脚本家は一体、何を考えてこういうオチにしたのだろうか?
それとも、原作自体だこういう終わり方をするのだろうか?

それはそれとして。
結局のところ、乙女が何を思って素奈緒とレオをけしかけたのかが全く分からないままだった。
もちろん、2人をくっつけようとしている事は分かっているが、どうしてそうしたいのかが分からないままというのは問題だと思う。
素奈緒も素奈緒で、どうして今まで演劇に拘っていたのか、自分の中ではっきりと答えを出さないまま、終わってしまった。
もちろん、レオの為、というのは読み取れるが、それを間違い無いものにする為の描写が欲しかった。
例えば、家族や先生や友達に演技の上手さを褒められるよりも、レオの情熱のこもった「大根みたいでカッコイイ!」という言葉が一番印象に残った、といった回想があれば良かったと思う。
あと、今回の話で一番訳が分からなかったのが、大演説会において、メインキャラクターの殆どが素奈緒が大演説会に参加する事を期待していた事だ。
恋愛関係で学校をサボる上に、何時の間にか演劇部を作る事を諦めた素奈緒に、どうして彼等は期待したのだろうか?
しかも演説とは言い難い、訳のわからない一人芝居をしたのにどういう訳か素奈緒の勝利になってしまった。
今までのエピソードの中で最も理不尽な出来事だ。
ギャグシーンならともかく、シリアスシーンなのだから、素奈緒は不合格になるべきだった。


最後に全話通して見て思った事を。
この作品は、コメディ作品としても恋愛作品としても中途半端だったと思う。
コメディならコメディ、恋愛なら恋愛とはっきりと分けた方が話としても作りやすかったのではないかと思う。
例えば、コメディだったら素奈緒vs生徒会の対立を最後まで続けるような話(結局は演劇部は創設されないまま。演劇部の代わりに園芸部を創設した。とか、とにかく下らない終わり方の方が良いと思う)にして、恋愛だったら、素奈緒、乙女、レオの三角関係を中心とした話(他の連中は顔見せ程度で、3人の恋愛は「君が望む永遠」とか「Canvas2」のようなクソな恋愛話じゃなければ何でも良い)にすれば良いと思う。
また、キャラクターが異常に多すぎた上に12話構成だったので、キャラクターの掘り下げが碌に出来ないまま、話を進めてしまったのが良くなかったと思う。
素奈緒、乙女、レオの3人を集中的に描写するべきだったと思う。
あと、ツンデレを売りにした割には、素奈緒にも乙女にも椰子にも蟹にもエリカにも誰一人としてツンデレ臭を感じ取る事が出来なかった。(単純に、僕の思うツンデレ像と合わなかっただけなのだろうが)

今秋から始まる新作アニメには、エロゲー原作のラブコメ作品がいくつか放映されるようだが、つよきすのようなつまらない作品が少数である事を祈りたい。




カテゴリ:つよきす Cool×Sweet

月曜日, 9月 18, 2006

ARIA The NATURAL 第25話

面白くなかった。
今回は、ただレデントーレ祭を紹介するだけの話だった。
クライマックスでアリシアがテーマらしき事を言っていたが、これっぽっちも伝わらなかった。
もし、今回の話が「人と人との出会いは素敵なものだ」という事が言いたいのであれば、それはエピソードで見せなければ全く意味が無いと思う。




カテゴリ:ARIA The NATURAL

土曜日, 9月 16, 2006

SAMURAI7 第18話

今回は少し面白かった。
カンベエがわざわざ勅使殺しの犯人だと偽って都に乗り込んだのが、村からさらわれた娘達を救う為という事が分かった上に、ウキョウの目的がまだ見えない(とはいえ、混乱を起こす気でいる事は分かる)のが気になったからだ。
ただ、少々不満なのは、さらわれた娘達が総勢で10人程度だった事と、カンベエが単身でさらわれた娘達を連れ戻す事を仲間に伝えていなかった事だ。
特に後者は、仲間に伝えない理由が分からない。
とはいえ、製作者側の意図は分かる。視聴者をビックリさせたい為だ。(前回の予告で勘の鋭い人なら分かるだろうが)
だが、僕はそういうやり方は嫌いだ。
視聴者を驚かせたいが為に、カンベエの行動を謎にするのはいただけない。
カンベエだったら、仲間である侍、少なくともシチロージには話すはずだ。(描写していないだけで、シチロージには話しているのかもしれないが、もしそうだとしたら随分と酷い話だ。肝心な描写をわざとカットしている事になるのだから、)

僕としては、製作者び都合でキャラクターを動かして欲しくない。
キャラクターは製作者の意思とは関係なく、自由に動いて欲しいものだ。





カテゴリ:SAMURAI7

木曜日, 9月 14, 2006

こてんこてんこ 第50話

今回はAパート、Bパート共に面白かった。
Aパートは、すごろく形式の地獄で天の星の争奪戦をする話だった。
まじぽかの第06話Aパートを彷彿とさせるような、まてんこが地獄でやりたい放題に暴れまくった挙句、閻魔大王から天の星をせしめる展開が面白かった。
やはりお約束というべきか、途中でズルをした男爵が痛い目に遭っていた。
しかも、まてんこにやっつけられて吹っ飛ばされる時に言う例の台詞を踏んだギャグ付きで。
理不尽な話ではあるが、キャラクターギャグとしてはなかなか良かった。
Bパートは、ゴミ屋敷にある天の星を巡る争奪戦話だった。
こてんこてんこに時たま入る、世相風刺ネタだった。
ただし、訳の分からない理由でゴミを集める変人ではなく、その人なりに環境を考えてゴミを集めていたという理由を持たせていた所が良かった。
とはいえ、テーマを重視する余り、オチへの展開が強引だった事は否めない。
が、子供向け作品と考えれば多少の強引さには目を瞑ることは出来る。
世相風刺に加え、環境問題も同時に訴えた今回の話は、子供たちに大切な事を教えたのではないかと思った。




カテゴリ:こてんこてんこ

火曜日, 9月 12, 2006

つよきす Cool×Sweet 第11話

面白くなかった。
素奈緒、レオ、乙女の心理描写を中心に描くかと思ったが、弁論大会や生徒会メンバーの描写に時間が割かれていてがっかりした。
お陰で、素奈緒が学校をサボる行動が全く理解できなかった(例えば、乙女が一目を憚らずにレオにキスするとか、決定的な場面を目撃してしまったのなら、学校に行きたくないと思うのは無理らしからぬ事だとは思う。)上に、乙女が素奈緒にレオの事が好きだ、と告白したのも理解できなかった。
と言っても、乙女の告白の意図する所は理解できるのだが、乙女は他のキャラクター同様、必要最低限の描写しかしていないので、乙女が何を考えているのか分からない。
折角の三角関係なのに、レオや乙女のキャラクターが立っていないせいで全く面白く無いものとなってしまった。

次回が最終回となるが、これ程盛り上がらないラブコメ作品も珍しい。




カテゴリ:つよきす Cool×Sweet

月曜日, 9月 11, 2006

ARIA The NATURAL 第24話

面白くなかった。
それというのも、アイカの気持ちがさっぱり理解できなかったからだ。
アイカは同僚のアキラに対する悪口を聞いてショック受け泣いてしまったが、僕は違和感を感じた。
アキラへの悪口がどのようなものだったのかは分からないが、アイカだったら激怒して悪口を言った同僚に掴み掛かるのではないだろうか?
僕が思うところのアイカは、身内意識が強く、身内の悪口には烈火の如く怒るタイプだったので、メソメソする姿は考えられなかった。
それに、普段はアリシアさんアリシアさんとアリシアを信奉しているのに、どうして今回はアキラを尊敬しているかのような言動をしたのだろう?
このアキラの態度は僕には理解しがたいものだった。
アキラを尊敬するのは良いが、尊敬するなら普段からそういう態度を見せていなければ、今回のアイカの涙は嘘っぽく見えてしまう。




カテゴリ:ARIA The NATURAL

土曜日, 9月 09, 2006

SAMURAI7 第17話

今回は少し面白かった。
ただし、本筋である侍達の行動や心理描写ではなく、ウキョウの動きの方だが。
ウキョウは一体どういう積りで農民達を焚きつけ、式杜人が管理する電池生産を止めさせたのだろうか?
次回予告でカンベエが逮捕されていたが、それと関係があるのだろうか?

ウキョウの動きが気になる。




カテゴリ:SAMURAI7

BLACK BLOOD BROTHERS 第01話

これっぽっちも面白くなかった。
時代背景や世界設定の説明が無く、更に誰が主人公かも分からないまま、話が進行していった為、置いてけぼりを食らった。
一応最後まで見たものの、意味不明な専門用語や組織名が出てきて首を捻りっぱなしだった。
とりあえず、吸血鬼が絡む物語である事は理解出来たが、BLOOD+の初回やHELLSINGのOVAの方がまだ理解できる上にエンタテインメントしていた。

もう見ない。




カテゴリ:アニメ

金曜日, 9月 08, 2006

こてんこてんこ 第49話

今回はAパート、Bパート共に面白かった。
Aパートは、海賊が持っている天の星を奪い合う話。
詰めの甘さは相変わらずだが、海賊に伝わる伝説を逆手に取った男爵の作戦は上手いと思った。
また、男爵達が最後に痛い目に遭う所も良かった。
人を騙して、後でバレたら凄く痛い目に遭いますよ?というテーマが伝わる良い話だった。
Bパートは、ちょんまげの国で男爵が殿様になって好き勝手する話。
こちらもAパートと同様、男爵が人々を騙して美味しい思いをするが、最後に痛い目に遭う。
男爵が偽殿様となって町中から星の絵や星の形をした物を城中に集めさせた後、いざ正体がバレて逃げる時に障害となってしまった展開は非常に上手いと思った。
男爵のキャラクターを正確に掴んでいないとこういう展開には出来ないからだ。

今回は最近のこてんこてんこには無かった面白さがあった。
こういうクオリティの高い話を毎回流して欲しいものだ。




カテゴリ:こてんこてんこ

火曜日, 9月 05, 2006

つよきす Cool×Sweet 第10話

面白くなかった。
それというのも、素奈緒の行動に違和感があったからだ。
素奈緒がレオにダンスの相手に誘われた後、シャワー室で乙女とレオのただなぬ関係を聞いた後、レオを避けていたが、僕にはそれが理解できなかった。
レオと乙女が同居しているという事実は素奈緒にとってショックだったであろう事は容易に想像できる。
僕が理解できなかったのは、素奈緒がレオと乙女の関係を知った後で、レオが乙女ではなく素奈緒をダンス相手として選んだ事に対して何も考えていなかった事だ。
ショックでそこまで頭が回らなかった、とも考えられるが僕は納得がいかない。
素奈緒だったら「どうして対馬君は鉄先輩じゃなくてあたしを選んだんだろう?」と考えるはずだ。
これまで散々、レオの大根発言に拘っていたのだ。(レオ以外の人だったら、恐らく素奈緒はここまで拘らなかったはずだ。)
素奈緒の心の中はレオの存在が大きく占めているに違いない。(そうでなければ乙女との関係にショックを受けたりはしないし、夢の中にレオが出てきたりはしない。)
それだけレオの事を想っている素奈緒が、ダンスに誘ったレオの意図を想像しない筈が無い。
素奈緒の心中を描写しないまま、レオを避ける行動を取るのはおかしいと思う。
素奈緒がレオを避ける行動を取るとするなら、素奈緒なりにレオの意図を都合の良い方に解釈した後で、乙女がレオにダンスの相手を申し込む現場を見てしまうのが自然だと思う。
素奈緒の心理としては「対馬君は鉄先輩じゃなくてあたしを選んでくれた♪」と浮かれるが、乙女がレオにダンス相手を申し込む現場を見て「そうだよね。同居人の鉄先輩のお誘いじゃあ、対馬君、断れないよね。それじゃあ、あたしは対馬君とダンス出来ないんだ」と気落ちする。
そういう気持ちになったら、素奈緒といえどもレオを避けるのではないだろうか?

素奈緒の揺れ動く恋心を描写する肝心な話だっただけに残念だ。




カテゴリ:つよきす Cool×Sweet

月曜日, 9月 04, 2006

ARIA The NATURAL 第23話

面白くなかった。
夫婦愛というテーマ自体は悪くないと思ったのだが、お爺さんの行動がおかしかった為に話に入り込めなかった。
お爺さんは、お婆さんが見たがっていた海との結婚式を実現しようと奔走していたようだが、式に使うゴンドラが希望していたものとは違う、という事で怒ってしまった。
僕がおかしいと感じたのは、ゴンドラを予約する時に「海との結婚式で使うゴンドラを貸して欲しい」と言っていなかったらしい事だ。(店の主人が嘘を言っていなければ、だが)
お婆さんが若い頃に見てみたいと言ったイベントに使うゴンドラの予約をするのに、言い忘れる事があるだろうか?
もし言ったとするならば、店の主人の手落ちという事が考えられるが「海との結婚式に使うゴンドラ」を聞き間違えたり聞き逃したりするだろうか?(店の主人がうっかり者であればそういう事も有り得るが、店の主人は今回初めて出てきたキャラなので判断できない)
仮に、お爺さんが言い忘れてしまったとしよう。
そうであるなら、どうしてお爺さんはゴンドラ探しをしないで諦めてしまったのだろう?
愛するお婆さんを喜ばせたい気持ちがあるなら、必死になってゴンドラを探すのではないだろうか?
お爺さんがお婆さんと別れてからどれだけの時間が経ったのか分からないので、もしかしたらゴンドラを探して探して探しまくって、ようやく借りられた、と思ったら違っていた。という展開だったかもしれない。
もし、そうだったら怒るのも仕方が無いが・・・
何にせよ、肝心な部分の描写が欠けていた事は間違いない。




カテゴリ:ARIA The NATURAL

土曜日, 9月 02, 2006

SAMURAI7 第16話

今回も面白くなかった。
野伏せり軍団との死闘が繰り広げられていたが、気持ちが全く盛り上がらなかった。
本来ならば、農民達や侍達を応援するべきなのだろうが、そんな気持ちすら湧かなかった。
何故気分が高揚しなかったのだろうか?
これは恐らく、農民達がどれだけの想いを込め、どれだけの苦労をして米を作ってきたのか?
そしてまた、どんな想いで野伏せり達の理不尽な要求や暴力に耐え忍んできたのかが十分に表現されていなかったからだろう。
彼等の苦しさが分からないから、彼らが一生懸命に戦っても応援する事が出来なかったのだろうと思う。

今回の話で、僕にとって悲しい事はゴロベエが死んでもちっとも悲しくなかった事だ。
カンナ村に着くまでのゴロベエは良い味を持つ侍だった。
大道芸で命を賭け、カンベエが一目を置く佇まい、キクチヨはヘイハチ、リキチとのやり取りは今でも印象に残っている。
だが、カンナ村に着いてからのゴロベエは、すっかり影が薄くなってしまった。
カンナ村に着いてから、ゴロベエは何か記憶に残るような活躍を見せてくれただろうか?
少なくとも、僕の記憶に残るような活躍はしていない。
今回の戦いにおいても、他の侍と同じような活躍ぐらいしかしていない。(確かに見切りはやってくれたが、あれ一回きりでは印象に残るものではない。)
そんなゴロベエが死んでも、正直惜しくもなんとも無い。
ゴロベエを失った事で戦局が大きく揺らぎかねないような話にして欲しかった。

どうも最近のSAMUEAI7は初期の頃の勢いを失っている。
この調子で最終回まで行って欲しくない。
どこかでドカーンと盛り上げて欲しいものだ。




カテゴリ:SAMURAI7

金曜日, 9月 01, 2006

こてんこてんこ 第48話

今回はAパートは後味が悪く、Bパートまあまあ面白かった。
Aパートは、回収した天の星が男爵邸に落ちてしまったので、それをこっそり取り返す話。
仕方ないよね?仕方ないよね?と如何にも自分たちには非が無いように装いながらも、結局は男爵邸に忍び込んでしまうこてんこ達に腹が立った。
しかも酷いのが、何も悪い事をしていない男爵が痛い目に遭った事だ。
この作品が大人向けのブラックな作品だったら、こういう理不尽なギャグは許される。(視聴者は当然、承知の上で観ているからだ)
だが、この作品は幼い子供向けだ。
まだ善悪の分別がつかない子供に、こういう作品は見せるべきではないと僕は思う。
もし今回の話を幼い子供が真に受けてしまったら、例えばボールなりオモチャの飛行機なんかが他所の家の敷地内に入ってしまったら『家の人に見つからないように、取ってくればいいや。仕方ないもんね』と、他人の家に勝手に入る事を正当化してしまう。
今回の話だったらせめて、こてんこ達は夜明けまで待ち、男爵が居なくなった頃を見計らっておたかさんに話をつけて天の星を探す展開にした方がまだマシだと思う。(本来なら、男爵に話をつけるべきだが、男爵が素直に自分の屋敷にこてんこ達を入れる訳が無いから、敢えて男爵が居なくなった頃を見計らうような展開にした。)
ちゃんと人としての筋を通すような話にしないといけないと思う。
脚本家は、こてんこてんこはあくまで子供向けの作品という事を忘れずに脚本を書いて欲しいと思う。
Bパートは、からくり仕掛けが満載の塔のてっぺんに落ちた天の星を、こてんこ達と男爵達どちらが早く取りに行けるか?という話。
塔に入る為の罠をズルして抜けた男爵が、塔を上がるたびに仕掛けで痛い目に遭っていく展開は面白かった。
最後のだるま落しネタは、Aパートと被ってしまったのは残念だが、最後まで楽しめた。




カテゴリ:こてんこてんこ

水曜日, 8月 30, 2006

つよきす Cool×Sweet 第09話

面白くなかった。
それというのも、素奈緒が自らクラスの出し物を演劇にしようと動かなかったからだ。
素奈緒だったら演劇に対してそれくらいの情熱を持っているので、どんな事があってもクラスの出し物を演劇にするよう、動くはずだ。
決して、演劇の練習を優先したり、オウムの甘言に乗って同好会を作るなどというセコい手を使ったりはしない。
あと、静香がクラス全員の委任状を集めていたがいつ集めたのだろう?
それに、締め切りギリギリになるまで出し物が決まっていないという状況がさっぱり理解出来ない。
出し物が多すぎてまとまらなかったのだろうか?
もしそうだとしたら、素奈緒に出し物を委任するのは考えられない。
委任するなら、素奈緒自身が頭を下げてお願いしなければ、皆は納得しないはずだ。
僕には素奈緒のクラスの生徒の考えが理解出来ない。
こうなると、静香や乙女との感動的な友情物語を見せる為に素奈緒を動かしたようにしか見えない。
話の都合でキャラクター(メインに限らず、モブキャラも)を動かしてはいけないと思う。




カテゴリ:つよきす Cool×Sweet

月曜日, 8月 28, 2006

ARIA The NATURAL 第22話

面白くなかった。
Aパートは、パラレルワールドネタだったが、単純に性別が入れ替わるだけでは面白くも何ともない。
せめて職業も入れ替えるくらいの捻りが欲しかった。
折角、アバンに「もし、私がウンディーネを目指していなかったら・・・」という台詞を入れたのだから、ウンディーネになっていないアカリを、例えばアカツキと結婚して、ネオヴェネツィアで新婚旅行を楽しんでいるアカリの姿を描くとか、テラフォーミングに一役買った偉人として歴史に名を残していたとか、多少大げさでも良いからインパクトのある姿を見せて欲しかった。
Bパートは、アカツキの過去話だったが、どうしてアカツキ少年は母親が宇宙人と入れ替わっているかもしれない、と思ったのだろうか?
テレビ番組を見たでも、本読んだでも、兄貴に嘘を教えられたでも何でも良いから、アカツキ少年がそう信じるようになったエピソードを入れて欲しかった。
あと、アカツキ兄の語りでストーリーが進んでいるので、アカツキ少年しか知りえないエピソードは描いてはいけないと思った。
それを描くならば、アカツキ母も同席しているか、アカツキ少年にマントを渡す役目をアカツキ母ではなく、アカツキ兄がやるかどちらかをやるべきだろう。




カテゴリ:ARIA The NATURAL

土曜日, 8月 26, 2006

SAMURAI7 第15話

今回は面白くなかった。
野伏せり達との戦いがひと段落ついたというのもあってか、テンションが上がらなかった。
ただ、侍達のそれぞれの過去や思想が窺がえるエピソードがあって、そこは良かった。
特に、ヘイハチの裏切り行為に対する強い思い入れは、過去の大戦でヘイハチが裏切りを体験したからであろうと想像できた。
恐らく、所属していた部隊が兵士の裏切りによってヘイハチを除いて全滅してしまったのではないだろうか?
そういう体験をしてきたからこそ、農民の裏切りに厳しい態度を取ったのだろう。

次回のサブタイトルが「死す!」となっているが、侍達の中で誰かが死ぬのだろうか?
それとも、農民の誰かが野伏せりの襲撃を受けて死んでしまうのだろうか?
いずれにせよ、気になる。




カテゴリ:SAMURAI7

木曜日, 8月 24, 2006

こてんこてんこ 第47話

今回はAパート、Bパート共にはまあまあ面白かった。
Aパートは、久しぶりにかんしゃくさん登場の話。
不甲斐ない男爵を勝たせてやろうという叔父心は良かったのだが、こてんこ達に逆ギレするのはいくらなんでも酷いと思った。
かんしゃくおじさんは、礼儀作法や筋の通らない事に対して厳しいキャラクターだと思っていただけに、この行動は非常に残念だ。
オチに繋げる為にかんしゃくおじさんを暴れさせたいのならば、勝負に勝ったこてんこに異議を唱えて天の星を奪おうとする男爵にかんしゃくさんが怒り、怒りで我を忘れてしまう展開とか、勝負に勝ったこてんこ達に天の星を渡し、帰ってもらった後に男爵の不甲斐なさに呆れ、説教しているうちにエキサイトして暴走してしまう展開の方がまだ良いと思う。
Bパートは、眠っている休火山を起こさないように天の星を取り返す話。
休火山を起こさないようにする為、大声を出さないようにコソコソするこてんこ達や男爵達の行動は面白かった。
オチの男爵はちょっと可哀想だったが。




見所



おねしょしてしまった男爵
あんた、歳いくつだ!?



かんしゃくおじさんの奥さんと娘さん
娘さんのかんしゃくはおじさん譲り。



ケモノ達。
うさぎっ娘萌え



次回予告より
子供向けアニメで主人公が泥棒するのはマズくないか?




カテゴリ:こてんこてんこ

水曜日, 8月 23, 2006

ARIA The NATURAL 第21話

今回はAパートの途中で見るのを止めてしまった。
僕にとって、吉田脚本のケットシーネタは話が詰まらないと思っているからだ。
何故かといえば、ARIAシリーズにおける吉田脚本は、今作のゴンドラとの別れ話(第16話)以外全て、詰まらない話で、しかもケットシー絡みの話はどれも抜群の詰まらなさを誇っていたからだ。

もしかしたら、最後まで見たら面白いのかもしれない。
でも、どうしても見続ける気にはなれない。




カテゴリ:ARIA The NATURAL

火曜日, 8月 22, 2006

つよきす Cool×Sweet 第08話

全く面白くなかった。
ミスコンとか素奈緒が憧れているという女優と会う(てっきり素奈緒は自分の母親が一番の女優だと言うと思っていたのだが・・・)とか祭りとか花火とかレオとデートするとか色んなイベントがあったが、どれも中途半端だった。
ミスコンならミスコンで、女優と会う話ならそれで、レオとデートする話ならそれで一本話を作るべきだ。
ミスコンだったら、審査委員長が貧乳好きにした方が面白いと思う。
普通のミスコンをやって何が面白いのだろう?
女優と会う話だったら、女優に自分の演技を見てもらおうとするとか、女優である母親の事をどう見ているのか聞いてみるというのも面白いと思う。
レオとデートなら、昔話に関係する素奈緒の意外な一面を見せるとか、お化け屋敷が苦手なら、女優だったらお化けの役ぐらいこなせなきゃダメなんじゃないか?とレオにからかわれるとかしたら面白いと思う。

色気でもストーリーでも何でも良いから、とにかく盛り上げて欲しかった。




カテゴリ:つよきす Cool×Sweet

月曜日, 8月 21, 2006

ゼロの使い魔 第08話

最悪だ。
脚本家は一体、何を考えて今回の脚本を書いたのだろうか?
タバサの話とルイズのデレ話を両立させた積りなのだろうが、どちらも中途半端で全く面白くなかった。
今までのエピソードではタバサは無口だが有能な魔法使いという設定しか説明されていなかった。
今回の話でタバサのキャラクターを立たせてくれれば文句は無かった。
が、今回の話はタバサの新しい設定を見せただけだった。
しかも全て執事による口説明だ。
主人の娘の友人だから話す、というのが執事の言い分だが、初対面の人間に全てを話すだろうか?
こんな阿呆な話はない。
これがもし、キュルケが自分の好奇心を満たす為だけに執事を色仕掛けなり魔法で脅すなりして話させるなら別だと思う。(どちらかといえばこうする方がキュルケらしいと僕は思う。)
他にも色々ツッコみたい所があるが、書くのが辛くなった。

最初はこの作品に期待していたのだが、どうも僕の思い違いだったようだ。
今回で感想を書くのは止めにしたい。




カテゴリ:ゼロの使い魔

土曜日, 8月 19, 2006

SAMURAI7 第14話

今回はそれ程面白くなかった。
それというのも、カンベエ達が野伏せり達の船(?)に乗り込み、そこで野伏せり達をやっつける事が分かりきっていたからだ。
盛り上がりに欠けた一因として、カンベエ達(カツシロウは今の所除く)が強過ぎる事が挙げられるだろう。
僕は「どうせヘイハチが機関部をブッ壊して、それ以外の侍達は船内にいる野臥せり達を簡単に斬って捨てて終わりだろう?」と冷めた気持ちで見ていた。
そして事実、その通りとなった。
これではちっとも面白くない。
もし、カンベエ達の戦力がが野伏せり達よりほんの少し弱い程度だったら、まだハラハラしながら見ていられただろう。
たとえカンベエ達が勝つと分かっていたとしても。

SAMUEAI7のまずい所は、先ほど指摘したがカンベエ達が強過ぎる所だろう。
強過ぎるから、こちらは何の心配もせず安心して過程を眺める事が出来る。
だけどこれでは見ている方としては面白くもなんとも無い。
せめてカンベエ達が常に命の危険を冒すような戦いを見せてくれれば文句は無いのだが。
(今回のような戦いは命の危険を冒す所までは行っていない。結果的に命懸けになっただけで、船が谷間に居なければそれ程命の危険は無かったはずだ。)

もしかしたら、次回以降ギリギリの戦いを強いられる展開になるかもしれないが、是非ともそうあって欲しい。




カテゴリ:SAMURAI7

木曜日, 8月 17, 2006

こてんこてんこ 第46話

今回はAパートは今一つで、Bパートはまあまあ面白かった。
Aパートは、西部劇のような話。
筋は悪くないと思うが、ザーボ一家が如何に乱暴者なのかを見せ付け、ザーボを悪者だと印象付けるエピソードが足りないと思った。
だが、サボテンの群に隠れたザーボを見つける方法は上手いと思った。(ちゃんと伏線も張ってあったし。)
Bパートは、老人が住む街の銭湯で天の星争奪戦を繰り広げる話。
こてんこと男爵がおじいさんになったり若返ったりするドタバタギャグで、大人の目で見るとよくあるネタでオチも読める面白くない話だろうが、子供の目で見たら面白い話だったと思う。




見所



ナッパが全裸なのにどうしてピックちゃんは全裸でないのだ?
OPに「こころも からだも はだかんぼ♪」とあるじゃあないか?




カテゴリ:こてんこてんこ

火曜日, 8月 15, 2006

つよきす Cool×Sweet 第07話

面白くなかった。
素奈緒がレオを許す過程が今一つ弱いと感じた。
前振りとして、素奈緒の家に泊まりに来た静香と紀子に過去話をした時に、静香でも紀子でもどちらでも良いから、レオの言葉に対して疑問を呈する。
「素奈緒は”大根”だけを気にしているようだけど、素奈緒が言ったレオ君の言葉が一言一句間違いじゃなかったら、その”大根”って褒め言葉じゃないの?」と。
レオの言った言葉を繰り返し思い出しながら、素奈緒はレオの言った”大根”の意味を考えるが、普通に考えて”大根”は絶対に褒め言葉で無い。
幼稚園児だった自分が”大根足”や”大根役者”の意味を知っていたのだから、同年代のレオが知らないはずがない。
でも、レオの言葉を思い返すと文脈からして”大根”は褒め言葉のようにも聞こえる。
考えても結論が出ない。
結論が出ないまま翌朝にレオの口から本当の事を聞き、自分が誤解(そもそも”大根”を褒め言葉として使ったレオが悪いのだが)でレオを避けていた事を恥じて反省する。
とした方が良いと思った。

ところで、今回で素奈緒のトラウマが解消されてしまった訳だが、残りの話で何をするのだろう?
もしかして演劇部設立を目指して再度奮闘するのだろうか?




カテゴリ:つよきす Cool×Sweet

月曜日, 8月 14, 2006

ARIA The NATURAL 第20話

今回も詰まらなかった。
まず、幽霊がウンディーネを拉致する理由が分からなかった。
墓場島へ行くのに、別にウンディーネでなく、例えばエルフでも良いはずなのにどうしてウンディーネだったのだろう?
でっち上げでも良いから、何かしらの理由が欲しかった。
あと、ケットシーがアカリを助けた理由がさっぱり分からなかった。
まだ、アリア社長と一緒ならばケットシーが助ける理由が出来ると思う。
これ以上に一番引っ掛かったのは、アカリが墓場島まで客を連れて行った後、そのまま置き去りにして帰ろうとした事だ。
アカリだったら客が帰ってくるまで待つか、(帰る事自体有り得ないのだが)もし帰るにしても、どうやって墓場島から戻る積りなのかくらいは聞く筈だ。
アカリはそんな無責任なウンディーネでは無い。
ウンディーネという仕事に誇りを持ち、ゴンドラに乗る人の気持ちを第一に考えるのがアカリというキャラクターの筈だ。
そういうキャラクターだからこそ、第16話、第17話で見せた責任感溢れるアカリの姿に僕は心打たれたのだ。

今回の客を置いてけぼりにするアカリの行動を見て、僕は非常にがっかりした。




カテゴリ:ARIA The NATURAL

ゼロの使い魔 第07話

詰まらなかった。
姫から貴族の横暴を暴く手伝いをするのは良いのだが、その後の展開がいただけない。
才人も突っ込んでいたが、そもそも姫から金を貰う自体がおかしい。
姫の事を尊敬しているのであれば、姫の為に無償で働くものではないだろうか?(才人の無礼もあった事だし。)
そもそも、姫自らの依頼の割には金以外の支援が無いというのも何か妙な感じがする。
姫が本気で貴族の悪事を暴きたいと考えているのであれば、少なくとも住処ぐらいは用意するものではないだろうか?
もし、住処も用意できないのであれば、ルイズの領地に住んでいる平民の家を使わせてもらうとか、平民に命令して街に住処を用意させるとか、そうでなければ、才人がシエスタとかコック長に頼んで住処を用意してもらうとか、方法があると思うのだが、どうしてそうしなかったのだろうか?

また、金(支度金だろう)を貰ってからのルイズの行動も理由が良く分からなかった。
何故、高級ホテルに宿泊しようとしたり、馬を買おうとしたのだろうか?
ルイズの世間知らずっぷりを見せる為のエピソードなのか、任務の為に平民となったとはいえ、貴族としての誇りを忘れない為に少なくとも住処や貴族としてのステータスシンボルである馬は絶対に外せないという思想を示す為のエピソードなのかが分からなかった。
多分、前者なのだろうが個人的にはルイズには後者であって欲しい。

あと、酒場兼宿屋の店でアルバイトをしているルイズの態度もいただけない。
金儲けが目的でなく、金を貯めるのは友達である姫の目的を果たす為に必要な事だと割り切らないといけないと思う。
そういう気持ちでいれば、平民の男に失礼な事を言われようが、屋根裏部屋に寝かされようが平気で居られるはずだ。
僕にはルイズの気持ちが分からない。

あと、貴族の木っ端役人が嫌われている設定だが、僕にはただのスケベ親父にしか見えなかった。
役人が悪い奴として表わす事として、例えば店長が税金が重くて困っているシーンを入れるとか、アルバイトをしようと店に飛び込んでも、どうせ税金で持って行かれてしまうので人は雇えないと断られるとか、伏線を張って欲しかった。

一番酷いと思ったのが、ルイズが全く努力していないのにチップ獲得数一番となってしまった事だ。
散々客に酷い事をして、どうしてこんなところに泊まらなきゃいけないのかと文句を言っていただけなのに。
こんなふざけた話はない。

ところで、結局のところ平民の規範とならない悪い貴族は摘発出来たのだろうか?
僕にはそう見えなかった。




カテゴリ:ゼロの使い魔

日曜日, 8月 13, 2006

「出ましたっ!パワパフガールズZ」中の人トークショーinコミックマーケット70

各地でプチ騒ぎとなって、個人的にも気になっていたイベントに行ってみた。
イベントの詳細は以下の通り。

http://www.sonymusic.co.jp/Animation/ppgz/news/main.html
より引用
~~~~~引用ここから~~~~~
06/07/19 最新イベント情報
8月11日(金)~13日(日)に行なわれる「コミックマーケット70」の西ホール4F企業コーナーアニプレックスブースにて「出ましたっ!パワパフガールズZ」の主役3人、赤堤ももこ/ハイパー・ブロッサム(加藤英美里さん)、豪徳寺みやこ/ローリング・バブルス(宮原永海さん)、松原かおる/パワード・バターカップ(川名真知子さん)の3人がやってきます!。

【日時】
8月13日(日曜日)
1回目 11:30~ 2回目 13:30~

【場所】
東京ビックサイト(東京都 お台場)
西ホール4F 企業コーナー アニプレックスブース(ブースNO.275)
~~~~~引用ここまで~~~~~

果たして女児の大量襲来はあるのか?
パワパフガールズZの中の人はどんな顔をしているのか?
僕が体験したイベントの全てを主観のみでレポートしたいと思う。

尚、僕が参加したのは2回目のイベントのみである事を明記したい。


13:15
企業ブース到着。
そのままアニプレックスブースへ向かう。
既に十数人程、大きなお友達が集まっていた。
もちろん、僕もその中に加わる。(ステージから2~3人隔てた位置についた)
イベント開始まで、そこら辺にいたいけな女児が居ないか探してみると、小学生のメガネっ娘がいた。両親と来ていたらしく、お母さんお父さんが声をかけていた。
ただ、来たタイミングが悪くて肉壁に阻まれステージが見えないようで、時折爪先立ちになっていた。
おもわず「おじさんが抱っこ(または肩車)してあげようか?」と声をかけそうになってしまったが、理性が邪魔をして未遂に終わってしまった。(間違っても本気にしないでね!)
その後、イベントが始まるまで女児の追加は無かった。(少なくとも僕が見た範囲では。)

13:30
パワパフガールズZの主人公の中の人による「初イベントinコミケ トークショー」が始まる。
イベント前に、アニプレックスの人から(特に大きなお友達に向けての)注意があった。
曰く、撮影、録画、録音禁止。
それを聞いて、僕を含めた全員が携帯やデジカメを収納する。皆素直な良い子だね!
音割れするBGMの中、司会であるアニプレックスのOさんの紹介で中の人が登場する。
舞台向かって一番右に泡、中央に桜、左にバターが並ぶ。
中の人には悪いが、正直言って司会のOさんが一番可愛かったと思う。
それはそうと。
トークショーの中身は以下の通り(抜けがあるかも)
・中の人による、自キャラの紹介
・設定紹介(ケミカルZが出来た経緯とか色々)
・アフレコの様子(初回のアフレコには半日かかった!とかモジョの中の人がアドリブで声をあてるので、面白いとか、『パワパフガールズ』がどうしても『パワーパフガールズ』になってしまって困った等々)
・中の人それぞれの印象に残っているエピソード(桜はモジョ、泡はバンジョーモンスター、バターはケンのママになる話)
・パワパフガールズZを見ていない人を挙手させた(僕が確認できたのは3人。内1人は放送圏外で見られないそうだ。チョットカワイソス)
・変身シーンのBGM紹介(各キャラ毎。ていうかあったんだ。キャラ毎のBGM。)
・キャラソン紹介(途中でトークが入った上に、最後まで聞けなかった)
最後に中の人のコメントで締めて終わり。
30分のイベントだった。
イベントが終わった瞬間、サッと引き上げた人がいたが、きっとその人の期待する内容でなかったんだろうと推測。
正直、サークル巡りで疲れていたせいもあって、この30分は辛かった。

気づいた所としては、(1回目は分からないが)女児が異常に少なかった事と、舞台最前列に居た青年が矢鱈とノリが良かった(EDの局に合わせて頭を振っていたシーンが印象的だった。)事。
果たして、このイベントで本当に声優目当てで来た人は何人居ただろうか?
少なくとも、僕はネタの為に参加した。
パワパフガールズZの中の人、司会のOさん、声優ファンの人、ごめんなさい。

ところで、このイベントはアニプレックスとしてもりぼん編集部としても成功だったのだろうか?





カテゴリ:その他

コミックマーケット70-3日目-

04:25
いってきます


06:00
臨海線国際展示場駅着
国際展示場までの車中はシャレにならないくらいの混みっぷりで、死にそうになった。
毎度の事とは言え辛い事この上なし。


06:25
待機列着。
これから8:30からの列移動まで待つ。


06:25で31列目だって!
徹夜組は何列目まで居るんだか・・・


07:15
トイレに行く。
45分ほど並ぶ。
いつも通り。


トイレに行く前に列を撮影。
こんだけ並んでるのね!


10:00
会場。
いつも通りに拍手をする。


10:10
入場。
早速シ46b「けもこも屋」
10:15から並ぶ。
30分並んで新刊ゲット。
To Heart2の小牧愛桂本。
なんかCD付いてる。CDなんて要らないのに。
あと、Fateのセイバー本。
どっちも興味の無いジャンルではあるが、エロに期待。

10:45
その後、シ14b「直道館」
TH2のこのみ幼女エロ。
続いてセ06a「AskRay」
ふたなり本。ぼっしぃ氏のサークルなので超期待。
お次はヌ18b「板場畳店」
巨乳母と下書きだがハルヒのみくるエロ。
続いてヌ38b「GAME DOME有明店」
声優ふたなり漫画。要するにふたなりっ娘LOVEWの「肉の天使舞い降りて」シリーズモノ。
買う時に「これがどういう本か分かってますか?」と注意されたが、そんなものは織り込み済み。
むしろ大歓迎。
お次はヌ27a「えんま屋」
ふたご姫Gyu!本。次回はパワパフガールズZ本。
続いてネ14a「テンタイ→カンソク」
アンパンマン本が欲しかったのだが、諸般の事情により、出せなくなった模様。
続きは読めないか・・・
という事でここでは未購入。
お次はネ45a「熾鸞堂」(しらんどう)
1日目のメルヘンBOXで気になった作家さん(shiran氏)のサークル。
ふたご姫本。
続いて隣のネ46a「元祖園田屋」
メガトンパンチシリーズ。テーマは「やわらか戦車」
なんかニュースの特集で見たなぁ。
お次はノ48a「スタジオワラビー」
マイメロのクルミ・ヌイと夢野三姉妹のエロ。
今度はずずっと飛んでミ44b「タマゴノカラ」
好色少年シリーズでアル君陵辱モノを描いているしろー氏のサークル。
今回はアル君本。
今度は更に遠くにあるシ91a「炎プロダクション」
燃えよペンと題したパロディ本と島本和彦氏の日常を描いたエッセイ漫画。
東456はここで終わり。
続いて東123へ。
まずはM38a「RIROLAND」
ふたご姫本。戻ってきてから気付いたのだが、ふたご姫本「ダイヤモンドは★砕けない」は昨年の冬に買っていた。
なんとなく記憶に残っていたのだけど・・・アイゴー
お次はずずいっと遠くのZ34b「ふらいぱん大魔王」
ふたご姫Gyu!本、パワパフガールズZ本、CCさくら本。
続いてZ43b「TEAMいもずか」
アニメーター集団、スタジオへらくれすのサークル。
サークルカットで「東京ミュウミュウ」本を出したい!と描いてあったので期待したのだが・・・
という事で、ここでは未購入。
お次はウ14b「ジャム王国」
ふたなりっ娘LOVEでお馴染みのジャム王子氏のサークル。
ふたなりっ娘小説本。
注目は、既刊だが神無月の巫女モノ。
お次はA61a「むてけいファイヤー」
シリーズとなっている「たれめパラダイス」の第13弾と安倍吉俊氏のギャグ漫画。
続いてコ32b「あねこの手帖」
今年6月に秋葉原に同人誌を漁った時に個人的に気に入った小梅けいと氏のサークルだ。
ふたご姫Gyu!本。フルカラー!
ペーパーを見ると、けいと氏はまじぽかのゆうまがお気に入りだとか!
これはもう、ゆうまのエロエロ同人誌を期待するしか無い!
お次はコ24b「そーま党」
去年の冬コミで買った「子供じゃねえんだ プリンセスなんだ!2」の続きモノ。
舞台はGyu!だが。
無印も欲しかったのだが、残念ながら置いていなかった。
続いてお隣コ24a「甘味処USB」
既刊のふたご姫本と新刊のふたご姫Gyu!本。
続いてコ23b「サークルヘコン」
既刊のふたご姫本と新刊のふたご姫Gyu!本。
ここで目的のサークル殆どを回り、最後のサークル西あ19a「ハースニール」だけだ。
ここはふたご姫本を出しているサークルが集中しているので、他のサークルもチェックしてみた。
コ16a「優希M.K.C」
ふたご姫Gyu!本。
お隣コ16b「浅葱屋」
既刊だがふたご姫本。
お次にコ21a「こびらんハウス」
既刊のふたご姫本とリカヴィネ本。
腹が減ったのでここで一端脱出。

12:00
昼飯
5分で済ませて再度サークル巡り。


昼飯がてら、昼頃の外の様子を撮影。
館内は撮影ムリ。
止まれないから。


ふたなり島を物色。
ウ16a「みるくごはん」
ふたなり姫の街頭後悔オナニー陵辱モノ
ウ13a「エス書店」
まじぽかパキラ本。
ウ23a「アルセノテリス」
ふたなりお姫様近親相姦ファンタジーエロ漫画。
ここで東から脱出。
最後のサークルを目指す。

12:30
西あ19a「ハースニール」着。
ちょっと行列が出来ていたものの、新刊のTo Loveる本をゲット。
To Loveるは個人的に注目しているエロ漫画(違)なので、みさくらなんこつ氏がエロ漫画化(あれ?)してくれたのは嬉しい。
ただ惜しむらくは・・・っと、これは同人誌感想で書きたいと思う。

12:40
全サークル巡り完了。
ビックサイトのエントランス周辺で休憩がてら人間ウォッチ。
エントランスから出てくる人の大半はコスプレ広場へ向かっていた。
13:30から始まるPPGZのイベント目的の子供づれは殆ど見られず。
13:05頃から行動開始する。



パワパフガールズZのイベントに行くまでの休憩時間にエントランス前を撮影。
ゾロゾロ人が出てくる~


13:15~14:00
某所を騒がせているパワパフガールズZのイベント(2回目)参加。
レポートは別エントリにて。

イベント終了後、恒例となっている献血をしようと駅に向かったが、今回は来ていなかったようで献血出来なかった。
タダで菓子ジュースが飲み食い出来・・・いや、コミケで濃縮されたヲタクの血を抜いてスッキリしようとしたのに。
仕方がないので、14:26発の電車で脱出。



帰る前にビックサイトの様子を撮影。
1日目はこんなに多くはなかった・・・

16:00に帰宅。
滅茶苦茶疲れた。
風呂晩飯ビールをこなした後、レポートを書き出し今に至る。


今回使ったお金。
1日目
10冊(+1冊無料本):5,100円
3日目
43冊:25,400円
合計
53冊:30,500円


・・・買いすぎっすかね?




カテゴリ:その他

金曜日, 8月 11, 2006

コミックマーケット70-1日目-

10:30
とりあえず行ってきます。


14:05
無事帰還。
昼飯食ったら軽くレポートを。


15:20
落ち着いたので簡単にレポートを。

臨海線国際展示場駅には11:50頃到着。
思いの外、改札は空いていた。
たまたま空いていたタイミングだったようで、帰りの改札口周辺は混雑していた。
改札を出てからは西のルートを取った。


お昼頃のビックサイト手前広場
結構空いてた。


会場内はいつものように混雑していて、いつものようにコスプレしたおにーちゃんやらおねーちゃんが西へ東へと足早に移動していた。
僕の方は1日目は東1にしか用事が無いため、さっさと東1ホールに向かった。
東西連絡通路から東ホールは、これまたいつものように混雑していたものの、初日とあってか、最終日程の混雑には感じられなかった。
とはいえ、一般人から見れば十分すぎる程の混雑ぶりだろう事は想像に難くない。

それはそれとして、早速目的のサークルを巡る事にした。
まずはC32a「とんぼらんど」。
アン○○マンのギャグパロディ本の新刊を期待していたのだが、落としてしまったそうだ。
激しくショック。
サークルの方は随分と申し訳無さそうな顔をして、無料のコピー本(新刊の準備号)をくれた。
冬に期待。

続いてC46a「F・D・G・C」。
こちらはサ○○さんと藤子○二雄作品ののギャグパロディの新刊をゲットした。
毎回、時事ネタでギャグパロディをやってくれるが、今回はどんなネタなのだろう?

次にA08a「メルヘンBOX」。
壁サークルなので、外に列が出来ているだろうと思い、一旦外に出た。
壁沿いに西に向かうと、西1の外にめちゃんこ長い行列が出来ていた。



非常に見づらいと思うが、西の外の通路に人が並んでいた。
何の行列だったのだろう?


すげえなあと思いながら、メルヘンBOXの列を探すが見つからず。
これは中に列が出来ていると思い、再び中へ。
入った所が丁度メルヘンBOXの近くだったので列を探して最後尾に並んだ。
メルヘンBOXではふたご姫本とSIMPLEフェチシリーズと題された女子(女児?)パンツ本をゲットした。

最後にF59b「M.MACABRE」。
を見るついでに、そこの列がふたご姫を扱っているようなので物色。
F50a「雷童子」とF57a「湘南楽人協会」でふたご姫本をゲットした。
その後、M.MACABREにてふたご姫本とローゼンメイデンの雛苺、金糸雀本をゲットした。

目的は果たしたのでとっとと帰ることに。
帰り際に何枚か撮ってみた。



東1ホールから東西連絡通路に続く階段辺りを撮影。
この辺りから混雑し始めたものの、まだ最終日の混雑には及ばない。



脱出。
西のコスプレ広場に向かう人達。
ここも大行列。



激しく見づらいけど、「祝 コミックマーケット70」と表示されている。



帰り際のビックサイト
向かう人帰る人が同じ割合になりつつあった。



臨海線国際展示場駅のターミナル。
会場に向かう人がぞろぞろと・・・


会場に居たのは正味一時間といった所だろうか。
それでも行列で並んだせいか、足が疲れてしまった。
こんなんで最終日、やっていけるのだろうか・・・?

尚、購入した同人誌はこちらでレビューする予定。




カテゴリ:その他

木曜日, 8月 10, 2006

こてんこてんこ 第45話

今回はAパート、Bパート共に面白かった。
Aパートは、男爵の口の中に入ってしまった天の星を取り出す話だった。
天の星奪還作戦と、歯を磨かない男爵の口の中にいる虫歯菌とこてんこ達の戦いの2つが同時進行していたが、とても楽しめた。
更に歯を磨かないと痛い目に遭う事も教えていた。
話を面白くすることは大抵の脚本家が出来る事だろうが、そこに道徳的なテーマを説教臭くなく盛り込むのはそう出来る事ではない。
今回のAパートはそれをさり気無く行っていた。

Bパートは、パン工場に紛れ込んだ天の星を奪い合う話と思わせておいて実はパン工場でまてんこが暴れる話だった。
こちらは単純にこてんこや男爵を面白おかしくいじる話だった。
こてんこの体験やパン工場の工員の体験を男爵がそっくりそのまま体験する構成は面白かった。




見所



男爵の口内に棲んでいる虫歯菌
飼い主に似るって本当だったんだね!



パン配りの娘さん
巻き毛がとってもキュート



どう見てもモダンタイムスです。
ありがとうございました。
こてんこが歯車のボルトを締めたら完璧だった。




カテゴリ:こてんこてんこ

水曜日, 8月 09, 2006

ARIA The NATURAL 第19話

今回は2本立てだったが、Aパートが今一つ面白くなかった。
訴えたい事は分かるが、もっと効果的な伝え方があったのではないかと思った。
アイカが感じた寂しさを表す「私が居なくても・・・」という台詞をキーワードとして話を作れば良かったのではないかと思った。
例えば、こんな話ではどうだろう?

アイカが風邪で休んだその日にアカリとアリスが見舞いに来る。
2人の見舞いに喜ぶアイカ。
練習に戻る2人に向かって「私が居ないからって、サボッたりしたら承知しないわよ!」「あと、もうお見舞いに来なくても大丈夫だから。」と釘を刺す。
2日ばかり微熱が続いた所で暇を持て余すアイカ。
アイカはアキラに生クリームの乗ったプリンが食べたいとねだって買ってきてもらう。
アキラは途中でアカリとアリスに会ったとアイカに話す。
アイカが様子を聞くと、2人ともアイカの言うことをちゃんと聞いていて、アイカが居なくても真面目に練習している事を知る。
感心感心と悦に入るアイカ。
そこから更に2日ばかり微熱が続く。
暇なアイカはアカリとアリスが見舞いに来ない事に苛立ち始める。(自分が来なくていいと言った事をコロッと忘れている)
2人とも薄情だわ!と思った所で、2日前のアキラの話を思い出す。
『アイカが居なくても2人とも真面目に練習していたぞ』
ここでアイカは、もしかして私が居なくても世の中に何一つ影響は無いんじゃないか?2人が見舞いに来ないのは私の事を忘れてるんじゃないか?と疑心暗鬼に陥る。
寂しくなって泣いている所にアカリとアリスが見舞いにやって来る。
アリスは、アイカが見舞いに来なくても良いと言っていたけど、アカリがアイカが寂しがっているだろうから見舞いに来た、と事情を話す。
アカリはアイカに生クリームの乗ったプリンを渡しながら、アイカが居ないと2人で練習しても詰まらないと言う。(アリスも同意する)
自分が必要とされている事を知り、アイカは喜びの涙を流す。

Bパートだが、相変わらずアイカがアルを意識する理由が分からなかった。(「好きだから」と思うかもしれないが、いつから、どうして好きになったのかを示していないといけない。僕の記憶ではアルを好きになる理由は未だ示されていない。)
なので、アイカの緊張や、アルに褒めて貰って滅茶苦茶嬉しい!といったアイカの気持ちに共感出来なかった。

アイカがメインの話だけに残念だ。




カテゴリ:ARIA The NATURAL

火曜日, 8月 08, 2006

ゼロの使い魔 第06話

詰まらなかった。
前回からの続きものだったが、肝心な部分の説明をしないまま話が終わってしまった。
盗賊の正体が学園長の秘書だったが、どうして盗賊を行ったのかが分からなかった。
収入に不満があって、金が欲しかったからだろうか?
それとも、セクハラ学園長を抹殺したかったからだろうか?
理由はどうあれ、きちんと説明して欲しかった。
盗賊の動機が明かされていない他にも、盗賊探索に魔法学校の教師が参加しない理由や、破壊の杖(ロケットランチャー)を解析しなかった(出来なかった?)理由や、才人がロケットランチャーの使い方だけでなく性質まで知っていた理由とか、突っ込みどころはあるのだが、一番の突っ込みどころはルイズの心境の変化だ。
あれだけプライドの高かったルイズが、たかだか一度、平民の使い魔に助けられ、説教を食らっただけであっさり落ちてしまった。
ルイズに貴族として、魔法使いとしての誇りがあれば、才人が自分を助けたり、自分の為にゴーレムを倒すのは当然だと思うはずだ。
それが、契約した主人仕える使い魔というものだ。(と、これまでのエピソードで僕はそう解釈していた。)
それがどうして、才人のビンタ一つでしおらしくなってしまうのだろうか?
これではまるでどこぞのエロ漫画に出てきそうな、レイプされたらどういう訳か、レイプマンを好きになってしまう頭カラッポな白痴女と一緒だ。

脚本家(原作通りなら原作者)は人の心を何だと思っているのだろうか?




カテゴリ:ゼロの使い魔

つよきす Cool×Sweet 第06話

面白くなかった。
素奈緒が生徒会の合宿に強制参加させられた経緯は問題無かったが、それ以降の素奈緒の行動が理解できなかった。
素奈緒は演劇を第一に考えるキャラクターのはずなのに、どうしてリーダーぶってみせたり、やらなくてもいい雑用をやろうとしたのだろう?
これが例えば「ここで活躍すれば、生徒会長が私を認めてくれる上に演劇部も作ってくれるかもしれない!」と打算で動くとか、生徒会長の挑発に乗ってしまった、というのであればまだ理解できた。
そうでなければ、烏賊島を無人島に見立てて、無人島を舞台とする演劇に挑戦してみるとか、普通に発声練習をすると思うのだが・・・

あと、矢鱈と烏賊大根(あれはどう見てもちんこだろう)を出していたが、ネタ以外の意味はあったのだろうか?
もしネタ以外の意味が無いのであれば、初めから出さないか、女の子キャラと絡めたエロネタをバンバン出すかどちらかにした方が良いと思う。
エロネタだったら例えば、烏賊大根の先端から食べると通る声が出せると称して素奈緒に銜えさせるとか、生徒会長の気まぐれで、自分と野郎を除いた全員で「烏賊大根運び競争」(大根を1本ずつ胸ではさんで指定の場所まで運ぶ。もちろん、大根の先端を上にして運ぶ。)をさせるとか、色々出来ると思う。

ギャグならギャグで、お色気(エロ)ならお色気(エロ)で、シリアスならシリアスでいずれかに絞って欲しかった。
個人的にはお色気(エロ)が一番良いと思う。




カテゴリ:つよきす Cool×Sweet

土曜日, 8月 05, 2006

こてんこてんこ 第44話

今回はAパート、Bパート共に引っかかる所があった。
Aパートは、「わらしべ長者」をベースにした昔話のパロディ話だった。
話の筋は悪くはないが、最後の鬼退治のシーンはマズいと思った。
いくら桃太郎をベースにしているとは言え、鬼退治をする理由を話さずに鬼退治をしてしまうのは問題だろう。
昔話にありがちな「鬼=悪い奴」という図式が初めから作られているようで、見ていて良い気分ではなかった。
桃太郎がこてんこたちに協力を仰ぐときに、各地で鬼が悪さをしているので、鬼退治をしに行くのだ。と一言でも台詞があればまだ納得できたのだが・・・

Bパートは、伝説のドラゴンを巡る話だった。
これも話の筋は悪くはないと思ったが、ドラゴンパパの扱いがあんまりだと思った。
ドラゴンパパは、奥さんの尻に敷かれ、子供に甘いドジな父親として描かれていた。
一応、脚本としては「ドジで子供に甘い父親だけど、とっても強いドラゴンパパ」としているようだが、とてもじゃないがそんな風には読めなかった。
ドラゴンパパの強さが、男爵やまてんこに勝つ事でしか描かれていないからだ。
男爵に子供を誘拐させる等して、ドラゴンパパの本当の力を見せ付けるようにして欲しかった。




見所



すやすや女王様
寝るときも王冠を被っているのね



金太郎
こんなに可愛いのに・・・



打ち出の小槌でこんなにムキムキに!



ウホッ・・・いいお尻・・・
どうせデカくなるんだったら弧空院金田朗のようにコスプレすれば良かったのに。




カテゴリ:こてんこてんこ

火曜日, 8月 01, 2006

つよきす Cool×Sweet 第05話

今回も面白くなかった。
前回と同様、蟹沢のキャラクターが立たないまま、話が終わってしまった。
今回の話はただ単に「蟹沢はカレーショップでバイトをしている」という設定を説明しただけに過ぎない。
生徒会メンバーやクラスメイトを出すくらいなら、蟹沢がどういう姿勢でバイトに臨んでいるのか?とか、どうしてカレーショップでバイトをしているのかを描写して欲しかった。
例えば、バイト先をカレーショップにした理由を「カレーが滅茶苦茶大好きで、しかもこの店では賄いとしてタダでカレーを何杯でも食えるから」とすれば、食い意地の張ったセコい奴と表現できるし、バイト中の行動として、店内の備品や調味料や薬味などが一定量ないと落ち着かないとか、客は必ず店内の奥から座らせるとか、カレーの食べ方に必ず口を挟むとかして蟹沢の一面を見せたら面白かったのではないかと思う。
折角、舞台がカレーショップと固定されていたのだから、蟹沢のキャラクターをカレーに絡めて描写すればよかったのに・・・
勿体無い限りだ。




カテゴリ:つよきす Cool×Sweet

ARIA The NATURAL 第18話

面白くなかった。
肝心のアイカの願掛けの内容が今一つ不明瞭だったからだ。
アイカは一体、アリシアのどこに惹かれ、どうなりたいと思ったのだろうか?
華麗な操舵術だろうか?
それとも、豊富な知識だろうか?
それとも、美しくて長い金髪だろうか?
それとも、アキラの突っ込みを「あらあら、うふふ」と軽く流す神経の太さだろうか?
それが分からないと、アイカが髪を台無しにしてしまった衝撃がどれほどのものなのかがさっぱり分からない。

あと気になったのは、アイカが自分の髪を焦がしてしまったシーンをギャグ調にしていた事だ。
女性にとって、髪はとても大切な体の一部だと僕は思っている。
いくらアイカの不注意とはいえ、ギャグ調にしてしまうのは問題だと思った。

あと、アカリとアリスがアイカの髪をいじるシーンもおかしいと思った。
どうして、アイカは美容室に行こうとしなかったのだろう?
それだけ2人のことを信頼しているのかもしれないが、僕には奇妙に思えた。

最後にどうでも良い突っ込みなのだが、アイカの髪の色は黒らしいのだが、僕には青に見えた。
むしろアキラの方が黒髪に見えたのだが・・・
もしかして、僕の目が異常なのだろうか?




カテゴリ:ARIA The NATURAL

月曜日, 7月 31, 2006

ゼロの使い魔 第05話

面白くなかった。
まず、ルイズと姫の関係がよく分からなかった。
どうして姫はルイズに心酔と言っても良いほど信頼しているのだろう?
夜にわざわざ部屋に尋ねてくるのだから、相当に思い入れがあることは理解できたが、過去のエピソードを見た限りでは、ルイズに心酔するほどの出来事があったようには見えなかった。
なので、姫がルイズを助けた事がさっぱり理解できなかった。
一国の姫が私情でルイズの不始末(正確には才人だが)を揉み消すのは大問題だろう。
これに対してルイズは咎めるどころか感謝すらしている。
始終、姫とは一定の距離を置いていたから、てっきり処分を下すように姫に迫るのかと思っていただけに、残念で仕方がない。
貴族としての誇りを持ち合わせているキャラクターだと思っていたのだが、どうやら買いかぶりだったようだ。

あと、才人の行動が気になった。
今回も才人はルイズを怒らせるような行動をとっていた。
鞭でしばかれることが分かっているにも拘らず、ルイズをコケにするような言動を才人はどうして取るのだろう?
例えば、才人がどうしようもないド変態のマゾ野郎とか、3歩歩いたら忘れる鳥頭とか、幼児のようにルイズに構って欲しくて取った行動であるとか、才人とルイズが幼馴染であるとか、才人とルイズが先輩後輩の仲であるとかであれば、理解できるが、それまでの才人の言動やルイズの行動から、そうでないことは確かだ。
そうなると、ギャグの為に才人を動かしたとしか考えられない。
もし、今回のギャグが原作にあれば作者の、そうでなければ脚本家の自己満足の為に才人を動かした事になる。
作者(脚本家)都合でキャラクターを動かしてほしく無いものだ。




カテゴリ:ゼロの使い魔

土曜日, 7月 29, 2006

SAMURAI7 第13話

今回は面白かった。
ようやく待ちに待った野伏せり達との戦が始まったからだ。
超巨大な弓から放たれた矢がドでかい野伏せりを撃ち抜いたシーンや、鋼筒が火の矢でどんどん倒されていく様は凄いものがあった。
が、そこに至る過程において、野伏せり達が農民達にどれだけ酷い事をしてきたのかを見せてくれなかったので、野伏せり達がやられていく姿を見ても然程カタルシスは感じられなかった。

それはそれとして、カンベエ達の対野伏せり用の作戦はまだ続いているようなので、そこが気になる所だ。
予告を見る限り、野伏せり達にわざと捕まり、野伏せり達の本拠地で大暴れするようだ。
カンベエ達がどれほどの活躍を見せてくれるのかが楽しみだ。




カテゴリ:SAMURAI7

こてんこてんこ 第43話

今回はAパートは面白くなく、Bパートは面白かった。
Aパートは男爵達がこてんこをやっつける為に開いたサーカスで痛い目に遭う話だった。
男爵がどういう作戦でこてんこをやっつけようとしたのかを説明しないまま話が進んでしまったので、こてんこが吹っ飛ばされても面白くもなんともなかった。
今回のAパートは、先に男爵を痛い目に遭わせるネタが先行していたのは間違いない。
男爵をいじれば面白いのは確かだが。ネタ先行で話をつくられても面白くない。

Bパートは天の星付きの汽車を奪った男爵とそれを追いかけるこてんこ達のチェイス話だった。
BパートはAパートとは比べようも無いくらい、面白かった。
男爵を追いかけるこてんこ達の行動や、燃料車両を切り離した後の男爵達の行動が抜群に面白かった。
2組の追いかけっこを見て、どういう訳かアウトフォクシーズバーナードホワイトステージを思い出してしまった。

今回は何故か両パートともに男爵が全裸になった。
脚本家の間で何か打ち合わせでもあったのだろうか?




見所



全裸な男爵(Aパート)
ポーズがまいっちんぐマチコ先生・・・
今の子供には分からないネタだろうが、受けると思う。



全裸な男爵(Bパート)
ところで何故ねこうもりまで落ちるのだ?



次回予告より
何故女王様がこうなったのだろう?
それはそれとして、素っ頓狂な表情が良いですな。




カテゴリ:こてんこてんこ

金曜日, 7月 28, 2006

つよきす Cool×Sweet 第04話

なごみに感情移入できなかった為、面白くなかった。
なごみがメインの話だったが、なごみのキャラが立っていないうちになごみの家庭の事情話をやられても何一つ面白くない。
それまでのなごみといえば、蟹といがみ合っている所しか見た事が無いから、尚更面白くなかった。
今回の話でなごみが『何かに熱く打ち込むヤツはカッコ悪い』という価値観を見せていたが、それだったら1話2話で演劇部を作ろうと奮闘する素奈緒を冷めた目で見るとか、「演劇の何が面白いのやら。ああいうのを熱血バカって言うんでしょ?」と素奈緒の情熱を否定するような描写をそれまでに入れて欲しかった。

ところで、なごみの家庭の事情は理解できたが、どうしてなごみが母親の再婚相手の男を毛嫌いするのかがさっぱり理解できなかった。
その辺りの理由を明かすのかと思っていたのが、全く明かさずになごみと亡くなった父親との回想を流して最後に自己解決する展開は流石に酷いと思った。
これだったら、再婚相手を用意せずに、ただ単になごみが父親が亡くなる前に大根の煮物を食べさせてあげられなかった過去を乗り越える話とか、亡くなった父親が作る大根の煮物の味がなかなか再現できずに悩むなごみが、素奈緒の演劇で救われた、という話にすれば良かったのではないかと思う。
そうでなければ、学園生活を通してなごみの存在をアピールする話にすれば良いと思う。
例えば、
なごみは弁当を自分で作ってきていて、おかずには必ず大根の煮物が入っている。
そして、大根の煮物を批評を友達にしてもらっていて、友達はいつも美味しい美味しいと言ってくれるが、なごみ本人は納得しない。
とすれば、なごみに存在感が増すと思う。
どうしてなごみは、いつも弁当に大根の煮物を入れて来るのか?
どうしてなごみは、友達が美味しいと言っているのに納得しないのか?
このような謎があれば、なごみを「大根女」として印象付けられると思う。
もちろんこれだけで終わらせずに、謎はなごみのキャラクターが立った後、今回のようなエピソードで謎解きをする。
ただ、なごみをこういうキャラクターにしてしまうと、『何かに熱く打ち込むヤツはカッコ悪い』という価値観を持つ性格と相反してしまうので、なごみのキャラクターを根底から覆す事になってしまうのが問題だ。




カテゴリ:つよきす Cool×Sweet

ARIA The NATURAL 第17話

面白くなかった。
今回も前回と同じく、慣れ親しんだゴンドラと別れを惜しむ話だった。
わざわざ前回と同じような内容をやるからには、何か伝えたい事でもあるのかと期待したが、全く無かった。
それどころか、うだうだと別れを惜しむアカリがウザく感じてしまった。
そんなにそのゴンドラと分かれたくないなら、自分の部屋にでも飾っておけば良いじゃないか、とすら思ってしまった。

あと、アカリの回想とアリシアの回想が混じっていたが、中途半端にアリシアのゴンドラへの想いを入れるのであれば、今回は「さよならゴンドラさん~アリシア編~」にでもしておけば良かったのではないだろうか?
そうでなければ、アカリの過去話をやれば良かったと思う。
どうしてウンディーネになりたいと思ったのか?
どうして姫屋やオレンジプラネットのような大企業ではなく、個人商店的なアリアカンパニーを選んだのか?
ペアからシングルに昇格した時の事(これ前回描いてたっけ?)とか、前回どころか今まで全く描写しなかった事を今回描写すれば良かったのではないかと思う。

前回が良かっただけに残念だ。




カテゴリ:ARIA The NATURAL

ゼロの使い魔 第04話

詰まらない話だった。
平民と貴族の関係と貴族同士の関係を説明する話だったのに、そことは全く関係ないところで折角の説明も台無しになってしまった。
シエスタが貴族に気に入られ、否応無く貴族の屋敷に行った所は、この世界における平民と貴族の関係を表した良いエピソードだと思う。
だが、シエスタが貴族の屋敷に行った事を知った才人の行動がマズい。
どうして才人はシエスタを貴族から返してもらおうと思ったのだろう?
才人がシエスタをどんな事があっても助けたい!と思うようなエピソードがあっただろうか?
ギーシュとの決闘で傷ついた体を癒してくれた?
それはルイズがやった事で、シエスタがやった事ではない。(ルイズ及びシエスタの言っている事が嘘でない事が前提だが。)
ルイズに食事抜きを言い渡され、餓えている所を助けてくれた?
確かに、厨房には案内はしたものの、飯を食わせてくれた(といっても貴族達の食い残しだが)のは料理長で、シエスタではない。
シエスタと才人が関わっていて、尚且つ才人がシエスタに恩を感じそうなエピソードはこれくらいだろう。(ルイズのシルクの下着の洗い方くらいじゃ感謝こそすれ、恩は感じないだろう。)
一体どうして才人はシエスタを助けようと思ったのだろう?
これがもし、ルイズが誘拐されたという事であれば、まだ納得できる。
何せ、お仕置きで追い出される事もあるが一応、部屋の中で眠る事が出来るし、お仕置きで食事抜きと言うこともあるが一応、三食食わせて貰っている。
使い魔という立場ではあるが、平民以上の扱いを受けている事は確かだ。
仮に才人が、ルイズに仕えて間もない平民だとしたら、例え死ぬような病気に罹ったとしても放置されていただろう。(当然、ルイズとしては『才人が死んでも新しい平民を連れてくればいいや』と思うだろう。それがこの世界における貴族の価値観だから。)
もし、才人がルイズの使い魔なのに部屋に入れてもらえず、飯も満足に食わしてもらえず、寒さに震え、腹を空かせているような扱いを受けていたとして、そこにシエスタが才人の身を哀れんで寝床や食事の世話をこっそりしたら、才人はシエスタに大恩を感じただろう。(これは使い魔は貴族の持ち物である為、平民が使い魔に触れる事など以ての外で、バレたらシエスタが酷い目に遭うという設定だったら、だが。)
せめてこれくらいはやってくれないと、今回の才人の行動には納得できない。

あと引っかかったのは、才人が貴族の屋敷から一旦ルイズの所に戻った時に、ルイズが平民が貴族の屋敷に踏み込む事がどういう事かをきちんと説明しなかった事だ。
才人が相手にしようとしている貴族がどういう立場で、手を出すとどうなるかを才人に説明しなかったのはおかしいと思った。
ここは才人に相手がいかに危険で強大なのかを教えておかなければならないはずだ。
あの貴族に手を出したら、才人はおろか、ルイズや学校までも迷惑を蒙ってしまうのだ、と。
そして、ルイズは才人がシエスタを助けるなどと考えないようにと釘を刺さなければならないはずだ。(ルイズだったら感づいても良さそうなものだが・・・)
それを聞いた才人が、貴族に楯突くことでもしかしたら自分は死ぬかもしれないと、自分の命とシエスタの開放とを天秤にかけてシエスタの救出に向かうか否かを選択するようにして欲しかった。

ますます作りの甘さが目立ってきた。
いい加減、まともな話を書いて欲しいものだ。

散々文句はつけたものの、オチのエロ雑誌は才人が元の世界に戻る為の伏線としては上手い使い方だと思った。
今後、才人がどうやって召還した魔法使いを探し出すのかが気になる所だ。




カテゴリ:ゼロの使い魔

土曜日, 7月 22, 2006

おとぎ銃士赤ずきん 第04話

今回も面白くなかった。
この作品が全何話だか分からないが、例えば全12話か全13話だったら今回のような展開でも良いと思うが、そうでなければえりかが実は敵だったというネタはもっと後にした方が良かったと思う。
どうせなら、ふたりはプリキュアSSの満と薫のように10話くらい使って描いた方が良いと思った。
そうでなければ、草太がえりかを信じる信じないの話が出ても全く感動できない。




カテゴリ:おとぎ銃士赤ずきん

金曜日, 7月 21, 2006

こてんこてんこ 第42話

今回はAパートBパート共に面白かった。
Aパートは男爵が花の妖精の赤ちゃんのパパになってしまう話だった。
花の妖精の赤ちゃんが産まれる瞬間にたまたま立ち会ってしまった男爵が、妖精の赤ちゃんにパパと勘違いされてしまう。
その後の赤ちゃんが起こす騒動はとても面白かった。
また、男爵は赤ちゃんを疎ましく思いながらも、赤ちゃんの行く末を心配する姿は悪人ながら見上げた心意気を見せていた。
特に倒れる木から赤ちゃんを守る男爵は悪人とは思えないくらい、勇敢な行動だった。
それまでのエピソードで男爵の人のよさ(途中の話で男爵のキャラクターに合わないエピソードもあったが)を表わしていたからこそ出来た話だろう。
とても面白かった。

Bパートはおたかさんがドオンに会う為にこてんこを引き回すドタバタ劇だった。
たまたまTVに映ったドオンに一目ぼれしたおたかさんがドオン会いたさに家事と育児を放棄してしまう描写(いや、くりくりが大きくなっているから育児放棄とはいえないかもしれない。)はマズイのだが、そこに目を瞑れば、おたかさんの思い込んだら一直線な性格が表わされていてとても面白かった。
オチも面白かった。




見所



妖精ママン達
みんな可愛いね。




妖精ママン
赤ちゃん戻ってきて良かったね。



青春時代のおたかさん。
ええとこちらはどこのあたしン家のお母さんですか?



成長したくりくり
一体いつ、ここまでデカくなったんだ!?



ガリガリに痩せた男爵達。
悲惨だ。悲惨すぎる。
でも笑ってしまう。




リンク
フリダム日記




カテゴリ:こてんこてんこ

水曜日, 7月 19, 2006

つよきす Cool×Sweet 第03話

今回は物語という点では面白くなかったが、別の意味では十分に楽しめた。
エリカが素奈緒に演劇部の創設を賭けた勝負を持ちかけ、素奈緒がそれに乗ったが、僕には素奈緒が勝負に乗った理由が分からなかった。
これがもし、勝負に負けたら演劇同好会を潰す、であったら素奈緒が勝負に乗る事は理解できたのだが。

現在、素奈緒は同好会という形ではあるが演劇が出来る状態にある。(と僕は思っている。実は滅茶苦茶制限があったりするのだろうか?)
素奈緒の目的が演劇の素晴らしさを学校中に広める事であるとするならば、別に部で無くとも良いはずだ。
体育館だろうがどこかの教室だろうが生徒会の許可を貰って、そこで活動すれば良いのだから。(ただし、エリカが意地悪をしなければ、の話だが)
どうして素奈緒は演劇”部”に拘るのだろう?

あと気になったのが、タイマンドッヂに敗れた素奈緒が罰ゲームを受けるとき、東軍の皆が掃除を手伝うと言ったとき、「別に掃除を手伝ってくれと頼んでいないわよ!」と言ったが、この台詞に違和感があった。
僕がこれまで見てきた素奈緒像から、今回のようなケースの場合、素奈緒は名前の通り、素直に皆に「ありがとう!」と言うはずだ。
自分の気持ちに素直に行動するのが素奈緒のはずだ。
作品のテーマである「ツンデレ」を素奈緒に無理矢理当てはめる必要は無いと思うのだが・・・




見所












どうもこの学校にはモリマンがいっぱい居るらしい。
個人的には、上着はブルマの中に入れない方が好みだ。




カテゴリ:つよきす Cool×Sweet

月曜日, 7月 17, 2006

ARIA The NATURAL 第16話

今回は良い話だった。
アカリが長年使ってきたゴンドラとの別れを惜しむ話だった。
アカリがウンディーネとして成長していく姿を描きつつ、初めての客として乗せたアカツキとの思い出、一緒に練習してきた中間達との思い出、シングルとして認められた思い出の場所、夢の中でのゴンドラとの語らい、全てが良い話だった。
そのせいか、初めてネオヴェネツィアが良い所だと思えた。




カテゴリ:ARIA The NATURAL

ARIA The NATURAL 第15話

今回も普通に面白い話だった。
脇役のアカツキ、アル、ウッディーとアリシア、アキラ達の過去話が中心だったが、十分に楽しめた。
最後の輪の中心はアカリが云々は少々強引な気もするが然程気にならなかった。


前回も書いたが、突っ込むのが目的で見ている作品なだけにちょっと悔しい。
思ったのだが、この作品は変にファンタジーめいた話はやらない方が良いかもしれない。




カテゴリ:ARIA The NATURAL

ARIA The NATURAL 第14話

今回は普通に良い話だった。
特に突っ込みどころも無く、最後まで普通に見る事が出来た。

突っ込むのが目的で見ていただけにちょっと悔しい。




カテゴリ:ARIA The NATURAL

ゼロの使い魔 第03話

今回はそれ程面白くなかった。
ルイズの才人に対する扱いは概ね間違っていないと思ったが、一部、扱いに疑問符が付いてしまった。
まず、才人に自分の下着を洗濯させる所だが、ルイズとしてはそれは当然だと思っているようだが、僕には違和感があった。
恐らくは才人が来るまでは下着は平民のメイドにでも洗濯させていたのではないだろうか?
もしそうであるならば、使い魔である才人に洗濯をさせるのはおかしいと思う。
使い魔だったら、才人以外の使い魔の扱いを見れば分かる様に、洗濯は出来ないだろうし、させないだろうから。
ルイズの才人に対する見方がまだ分からないからこう思うのだが、果たしてルイズは才人を使い魔と平民どちらの割合が高いのだろうか?5:5なのか?6:4なのか?はたまた3:7なのか?一体どれなのだろう?
もし、平民としての見方が強いのであれば、才人に洗濯や着替えの手伝いをさせるのは当然だろう。
この世界では平民は貴族に使役する為に存在する者達なのだから。
もし、使い魔としての見方が強いのであれば、才人には何もさせず、使い魔として働く時が来たら命令を下すだろう。
ただ、平民使い魔どちらの割合が強かろうと、流石に教室まで同伴させるのはおかしいだろう。
何故なら、そもそも平民は、貴族だけが受けられる魔法の授業に参加は許されないだろうし、使い魔だとしても、才人以外の使い魔は授業に全く参加していない。
どうして才人だけ参加を許されるのだろうか?
しかも、貴族だけが座れる椅子に才人は座っている。
もしかしたらルイズが許したのかもしれないが、だとすると才人に対する扱いとしては間違っていると思う。
授業に参加させるのであれば、ルイズの隣の階段状の床に座らせるだろう。
そうしなければルイズは才人を使い魔とも平民とも扱っていない事になる。
先ほども書いた事を繰り返してしまうが、一体ルイズは才人をどう見ているのだろう?
はっきりと示して欲しい。

あと気になったのは、食事抜きを言い渡された才人がシエスタに連れられ、厨房で食事を取らせて貰っていたシーンで料理人達から良くぞ貴族のギーシュをやっつけてくれた、スカッとしたと口々に褒めていたが、今一つ彼等が喜ぶ気持ちが分からなかった。
それというのも、彼等が貴族達にどれ程の扱いを受けていたのかの描写が描かれていなかったからだ。
例えば、料理であれば貴族Aにスープの味が濃いぞ!俺様の高貴な舌に合わない味だ。作り直せ!と罵られる一方で、貴族Bにはスープの味が薄すぎるわ!私は病人じゃなくってよ!と同じスープに対して全く逆の注文を付けられて困る姿を描くとか、(少々酷い表現ではあるが)メイド(でいいのかな?魔法学校に勤める平民の女の子の仕事は)が貴族の野郎達に胸を揉まれたり、尻を触られたりと嫌がらせを受けたりしている描写があれば、まだ納得できた。
(前回の貴族と使い魔との交流会でシエスタが貴族達にあれこれ無茶な注文を言いつけれ、いじめられる姿が描写してあれば良かったのに。たったこれだけでこの世界における平民と貴族の立場を分からせる事が出来るのだ。非常に勿体無い!)

最後に才人だが、痛い目に遭うことが分かっているのに、どうしてわざわざルイズを怒らせるような事を言うのだろう?
これが例えば才人がルイズと幼馴染であるとか、ラブラブチュッチュな恋人同士だったらそういう事をやっても良いと思う。
そんな関係に至る可能性がゼロに近い状態なのにどうしてそんな事をするのか、全く理解出来ない。
歌にしても、ルイズをただ単に馬鹿にする歌ではなく、表面上はルイズを賞賛する歌であるが、本当の意味はルイズをとことんコケにする面従腹背な歌だったらまだ良いと思う。

どうもこの作品は世界観の作りこみが足りないか、もしくは作りこんではいるものの、それを上手く表現できてないように見える。(特にキャラクター)
好きな作品なだけに非常に残念だ。




カテゴリ:ゼロの使い魔

土曜日, 7月 15, 2006

SAMURAI7 第12話

今回は熱い展開だったが、物足りなさを感じた。
キクチヨの大演説は確かに熱く、心動かされるものがあった。
が、キクチヨが言う所の農民が狡くて自分勝手でけちで泣き虫で間抜けな描写や、侍や野伏せりが農民を虐殺し、田畑を焼き尽くす描写がそれまでの話の中で描いていなければ説得力が無い。(回想程度では足りない。ちゃんとしたエピソードで。)
また、キクチヨが農家の床下、軒下、納屋の奥に食い物を隠している、と断言していたがそれを裏付けるものが何も無いのはマズいと思う。
実際に適当な農家の家に押し入って床下、軒下、納屋から米、酒、塩等々を持ち出して来てくれればまだ説得力があった。
これらの描写があれば、滅茶苦茶感動していた所だ。

また、これは個人的に感じた事だが、ヘイハチが矢鱈と規律に厳しいキャラクターとして描かれていたが、少し違和感があった。
僕にはヘイハチのキャラクターには合わな気がする。(どちらかといえば、キュウゾウのような気が・・・)




カテゴリ:SAMURAI7

おとぎ銃士赤ずきん 第03話

面白くなかった。
謎の転校生えりかと、草太を守る為、学校に潜入した赤ずきんが騒ぎを起こす2つの話を同時にやった為か、中途半端な感じがしてならなかった。
今回は、できればえりか話はやらないで、草太を守る為に学校に潜入したはずの赤ずきんが、初めて見る学校が設備が物珍しくてそちらに気を取られてしまう話を中心に描いた方が面白いと思った。
あと、赤ずきんが生徒に見つかって窓から飛び出して花壇を荒らしてしまうシーンだが、あれでは草太が花を大切にしている描写としてはまだ甘いと思った。
僕だったら、窓から逃げようとする赤ずきんに素早く近づくと、赤ずきんを物凄い力で窓枠からひっぺはがす。
もしくは、赤ずきんを思いっきり突き飛ばして、花壇を跳び越させる。
何をするのと激怒する赤ずきんだが、草太は花が無事で良かったとホッとする。
こういう描写だったら、極端ではあるけれども、草太は花に対して相当な思いを持っているのだと感じる事が出来ると思う。
あと、少し気になったのが白雪がやたらと結界を張ることに拘っていた所だ。
僕の考えとしては、結界を張ってしまったら逆に連中に草太の居場所を知らせる事になってしまうのではないかと思った。
どうせ結界を張るなら人間界、つまりは地球規模で結界を張らないと意味が無いと思う。





カテゴリ:おとぎ銃士赤ずきん

ちょこッとSister 第01話

最低最悪だ。
まず、サンタが主人公に妹をプレゼントするという設定に唖然としてしまった。
おねがいマイメロディのように、異世界と人間界と2つの世界が存在する世界ならまだしも、この作品はどうもそういう世界ではなさそうなので、尚更置いてけぼりを食らった感じだった。
これが例えばちょびッツのような人型コンピュータやA.I.のような人型ロボットならばまだ許せる。(もしかしたら、人間でなく、ロボットやホムンクルスのような人外の生命体なのかもしれないが)
まあ、100歩譲って「サンタが妹をプレゼントした」を受け入れるとして、この後がいけない。
まず、主人公がどうしてこの異常な状況をあっさりと受け入れてしまったのかが理解できない。
受け入れても良いのだが、そこに至るまでの過程をきちんと描かなければいけない。
これが例えば、自称サンタの使いのお姉ちゃんを探しまくるが結局見つからず、かといって警察に届けるにも事情を説明した所でこんな荒唐無稽な話を信じてもらえるはずはない、と妹と称する少女をどうにかしようとした挙句、「これはどうも俺がなんとかしないといけない!」という展開になればまだ納得できた。
最も腹が立ったのが、主人公が子供の頃の話だ。
まず、主人公がどうして妹が欲しいと思ったのかが明かされていない。
どうして弟ではいけないのだろうか?どうして妹に拘るのだろうか?
これが例えば、主人公に男友達に妹がいて、遊びに行くといつも後から「おにーちゃん、おにーちゃん」とちょこちょこ付いてくる姿がとても可愛く見えて、「ああ、妹って可愛いんだなぁ。僕にも妹がいたら、『おにーちゃん』て呼んでくれるのかなぁ。妹がいたらいいだろうなぁ・・・」と思ったのであれば、動機として十分だと思う。
そして僕が一番腹が立った所が、サンタに妹が欲しいと願った所だ。
子供の言う事とは言え、これは最悪だ。
僕はてっきり、「お母さんを元気にして下さい」とお願いすると思っていたのだ。
母親が一番傷つき、一番苦しみ、一番悲しんでいるのに、母親の体を気遣う気持ちはほんの少しで、後は己の欲望の赴くまま「妹が欲しいです」と言う主人公に殺意を抱いた。
どうして泣きながら謝る母親を見て「お母さん可哀想」と思わないのだろう?
どうして「妹が産まれて来なかったボクって可哀想」と思うのだろう?
僕は主人公のサンタへのお願いを聞き、主人公は母親の事を単なる「妹製造機」としか見ていない事が分かった。
ここまで倫理観の無い鬼畜な主人公は初めて見た。
アニメ版To Heart2に出てきた最低最悪の糞女、笹森花梨を下回るクズが現れるとは思わなかった。

僕はこの初回を見て、原作者は人の心や命を軽く見ている人間だと判断した。
このような人の道を外れた作品は世に出すべきではないと思う。
即刻打ち切るべきだ。




カテゴリ:アニメ

金曜日, 7月 14, 2006

こてんこてんこ 第41話

今回はAパートは面白く、Bパートは為になった。
Aパートは昔話の「おむすびころりん」をベースにしたドタバタ劇だった。
ねこうもりが乱入するまでは、おむすびころりんの話そのままだったが、ねこうもりが乱入してからのドタバタは面白かった。
まさかネズミ達がねこうもりと男爵達を攻撃するとは思わなかったので、意表を突かれた。
結局ピックちゃんが美味しい所を全部持って行ってしまったが、最後まで楽しめた。

Bパートは雨が降り止まない村の話だった。
この話の冒頭から伏線が張ってあり、山における森林の働きを知っている大人であれば、途中でオチが読めてしまうが、それでも十分に面白かったし為になった。
また、森を大切にしようというメッセージが強く伝わった。
こてんこてんこはたまにこういう教育的な話を持ってきてくれるので、なかなか侮れない。

次回は久々にドオンが出てくるようだ。
折角だからルーも出せば良いのに・・・




見所



穴に顔を突っ込んで跡がついてしまったねこうもり



笑顔のねこうもり
今回はねこうもりが可愛かった。





カテゴリ:こてんこてんこ

水曜日, 7月 12, 2006

N・H・Kにようこそ! 第01話

面白くなかった。
達広が引きこもりになったのは、回りの人間や犬が自分をあざ笑っているように感じたから、というのは分かったが、根本となる、「どうしてそう感じるようになったのか?」が分からなかった。
また、自分がこうなったのも誰かの陰謀だと思い込む理由も分からなかった。
達広の高校時代の回想で先輩が言った陰謀論が理由の一つなのだろうが、達広が陰謀だと思い込むまでの間に達広にどれだけの出来事があったのかが示されていないので、達広が自分を取り巻く様々な出来事に対して陰謀だと思い込んでもさっぱり訳が分からなかった。
例えば、日を間違えてゴミを出したら、アパートの管理人とか近所のおばちゃんに「前にも言ったけど、ゴミを出す日を間違っているね。」と言われて『前にも言った、と言っているがもしかしてこいつら、俺を監視しているんじゃないか?そうじゃなければ前にも言った、なんて言わないはずだ!』と思ったり、自販機でジュースを買おうとしたら硬貨を落としてそのまま側溝に開いている穴に落っこちてしまって『うっ!こうやって俺を金銭的に追い詰める為にこんな位置に側溝の穴を開けてたに違いない!』と思ったり、散歩していたらたまたま野良犬に吼えられてしまい、『くっ!この犬はどこかの諜報部が仕込んでいて、俺を監視しているに違いない。包囲網がここまで来てしまったか!』と思ったりする過程があればまだ納得できた。
達広の行動で一番不可解だったのは、岬からの誘いを受けて公園に行ってしまった事だ。
(尚、その次に不可解なのは電気代未払いで慌てふためいた所。3年引きこもりやってたんだから、電気代でオタオタするなんておかしい。じゃあそれまではどうしていたの?という話になる。)
隣の部屋のアニソンには散々陰謀だ陰謀だと言っていたのに、どうして岬の誘いは陰謀だとこれっぽっちも思わなかったのだろう?
達広の行動からすれば、岬の誘いを陰謀に結び付けなけないのは絶対におかしい。

次回は見ない積りだ。

最後に。
漫画版では一話目の途中で達広のキャラクターが気持ち悪く見えて挫折どころか、作品自体が嫌いになってしまったが、アニメの方は腹も立たずに最後まで見られた。
そこは素直に凄いと思う。




カテゴリ:アニメ

つよきす Cool×Sweet 第02話

面白くなかった。
てっきり、生徒会が素奈緒の演劇同好会の妨害工作に走り、素奈緒と生徒会の確執が深まると思いきや、生徒会は予定していた制服祭を行っただけだった。
今回の話は、単純に生徒会長が素奈緒の事が嫌いなので素奈緒の演劇同好会のエキシビジョンを邪魔する為に、本来はもっと先にやるはずだったイベントをデモ当日にブチ当てた方が面白いのではないかと思った。
その方が生徒会長のキャラクターも立つし、苦境に立たされた素奈緒がどんな行動を取るかで、素奈緒の更なる一面を見せる事が出来るからだ。
例えば、静香と共に学校中を見に来てくださいと回ったり、生徒会主催の制服祭に乱入してそこで演劇をやったりと、前者後者の振る舞いで素奈緒に対する印象が変わると思う。
前者だったら素奈緒は健気に頑張る娘なんだなぁ、と思うし、後者だったら、素奈緒も大胆な事をするもんだと驚くと共に、後で生徒会の報復があるのでは?とハラハラしてしまうと思う。

あとは少し気になった点を。
乙女が素奈緒の演劇を屋上からとは言え、見に行ったのは何故なのだろう?(素奈緒の一生懸命な所が気に入ったから?)
生徒会長が素奈緒の胸のサイズを気にしていたが、どうしてだろう?(制服祭に出す積りだった?だとしたら何故?)




カテゴリ:つよきす Cool×Sweet

月曜日, 7月 10, 2006

ゼロの使い魔 第02話

今回はお約束的展開で話を進めていたが、才人のキャラクターを立てないまま「ルイズが召喚した才人は、物凄い力を秘めた使い魔なんだよ」と説明されても面白くもなんとも無い。
アバンで才人が召喚されるまでの経緯を説明していたが、僕としてはどういう経緯で才人が異世界に行ったのかはあまり重要視しない。
むしろ召喚される前の才人がどういう性格で、どういう生活していたのかを重要視する。
何故かと言えば、才人は異世界に飛ばされた当日に一回逃亡失敗しただけでルイズから逃げ出す事を諦めてしまった理由や、食事の時にルイズ達とは違う粗末な食事に甘んじた理由や、ギーシュとの決闘でボッコボコにされたにも関わらず何度も立ち向かった理由の説明が付けられないからだ。
特に、たった一回の逃亡失敗で逃げないで大人しくなる諦めの良さとギーシュとの決闘で見せた諦めの悪さが矛盾している。
どうして逃げる事を簡単に諦めるような人間が、理不尽な理由で売られた決闘を諦めずに続けるのだろう?
もし、例えば才人が負けず嫌いという性格ならば、それを予め見せた上で、逃亡劇を何回も演じて見せなければならないだろう。(逃亡失敗=日本に帰れない=才人の負けという図式を才人の脳内に描かせればOKかと。)
そうすれば、決闘の諦めの悪さも納得できる。
それに何度も逃げる事で、魔法学校周辺の環境や世界が見えるようになって、次第に「こりゃ逃げても無駄だ。ここは地球以外のどこかの惑星だか次元にある世界で、どうあがいても日本には戻れないな」と才人(視聴者)が理解できると思う。
この手の作品は「異世界から召喚された者は、何かの目的を達成するまで元の世界に帰れない」という設定である場合が多い為、その手の作品を多く見ている人にとっては、どうにかして元の世界に帰る努力をする者の姿を見て、無駄な手順を踏んでいるように見えるかもしれないが、僕はこういう手順は踏むべきだと思う。
元の世界に帰る努力をする姿の見せ方で、例えば諦めが良いのか悪いのか、どういう方法で帰ろうとするのか?魔法的なモノか?メカ的なモノか?自然現象的なモノか?で、その者のキャラクターを見せる事が出来るからだ。

話が逸れてしまったが、今回はAパートで才人が召喚される前の生活を描いて、Bパートで異世界での才人の悲惨な生活(ルイズの召使としてこき使われ、食事も満足に出来ず、逃げようとしても魔法で痛い目に遭わされる等々)を面白おかしく見せて欲しかった。
例えば才人が金持ちのお坊ちゃまだったら面白いかもしれない。
Aパートでは身の回りを召使たちにやらせて、豪華な食事を摂り、リムジンで学校に送迎され、学校では金に物を言わせて威張り散らす嫌な才人を見せて、B パートでは召使以下の扱いを受け、食事は椅子に座るどころか、地べたで食わされる才人を見せてくれたら、僕だったらざまあみろ。もっと痛い目に遭え!と笑い転げるだろう。
(悪趣味と思うかもしれないが、嫌な奴、悪い奴が痛い目にあう姿を見るほど、面白いものはない。ケロロ軍曹のケロロ然り、ど根性ガエルのひろし然り。)
折角異世界を舞台にした作品なのだから、元の世界と異世界とのギャップを見せて欲しかった。
このギャップを上手くこなした作品に「エルフを狩るモノたち」があったが、あんな感じでやったら面白くなるのではないかと思う。(ただ、ゼロの使い魔は冒険モノではなさそうなので、すぐにネタ切れになってしまうと思うが・・・)

文句をダラダラと書きつつも、世界観やキャラクターは嫌いではないので、視聴を続けるつもりだ。




カテゴリ:ゼロの使い魔

日曜日, 7月 09, 2006

コヨーテ ラグタイムショー 第01話

酷い作品だ。
途中まではシリアスな作品だと思っていたが、途中のマルアチーノ12姉妹が降臨した所でブチ切れてしまった。
連中の格好が余りにもキャッチーだった。
いかにも、アニメオタク達が喜ぶだろうという意図の下、デザインされたように見えてしまった。
僕の脳裏に、ガンスリンガーガールの悪夢が蘇った。(あれもクソアニメだった。何せあの連中は少女である必要性は全く無いのだから。少女なら対象を油断させられる、というならば、動物で良いはずだ。感情を持っていないだけ、かなり扱いやすい。)
閑話休題。
僕はこういう、シリアスな作品で用意されたあざといキャラクターが大嫌いなのだ。
(始めからギャグか萌え系と分かる作品で、こういうあざといキャラクターを出すなら問題無いのだが)

以前、公式HPの絵を見たときは、マルアチーノ12姉妹の絵が載っていなかった為、シリアスな作品だと勝手に思い込んでいた僕に非があるのは間違いないのだが、これは酷すぎる。
もう二度と見ない。




カテゴリ:アニメ

となグラ! 第01話

つまらなかった。
まず、かづきに感情移入出来なかった。
かづきが勇治に好感を持ったエピソードが明かされていなかったからだ。
かづきが勇治にどんな事をしてもらって勇治に好感を持ったのか、そこが表現されないとかづきが現在の勇治を見て、どれほど失望したのかが分からないからだ。
例えば、幼い頃、かづきが勇治に大きな恩(かづきにとって)を受けたエピソードが回想で示されたらまだ理解できたかもしれない。

あと、かづきが勇治に蹴りで突っ込みを入れていたがそれにも違和感があった。
それまでのかづきの描写では蹴りを入れるようなキャラには見えなかった。
どうしてかづきは勇治に蹴りで突っ込みを入れたのだろう?
これではまるで、ラブひなのなるやネギま!のアスナと同レベルだ。

主人公に感情移入出来ない上に、悪印象を持ってしまった為、次回以降見る積りはない




カテゴリ:アニメ

土曜日, 7月 08, 2006

おとぎ銃士赤ずきん 第02話

内容はともかく、草太の扱いが気になった。
草太はファンダヴェーレ世界にとって重要な鍵を握る人物という事だが、赤ずきんや白雪姫はどうして草太をファンダヴェーレに連れて行かないのだろう?
三銃士はサンドリヨンに対抗するために必要な戦力のはずだ。
それに、ファンダヴェーレ世界には三銃士以外にも戦力となる兵士達が居るはずだから、彼らにも協力してもらって草太を守らせた方が効率的だし、サンドリヨン達もそう簡単に手を出せないと思うのだが・・・
草太を連れて行かない理由があるのだろうか?
草太が行かない理由は普通に考えられるが・・・




カテゴリ:おとぎ銃士赤ずきん

学園ヘヴン 第01話

面白くなかった。
啓太の描写が少なすぎて、啓太がどうしてBL学園に転校しようと思ったのかが分からなかった。
転校する前に通っていた学校では啓太は普通の学校生活を送っていたように見えた。
それだけに啓太がBL学園に転校する必要が感じられなかった。
初回は啓太がBL学園に転校するまでの経緯を示して欲しかった。
学園の人々は啓太が転校してから描写すれば良いと思った。




カテゴリ:アニメ

貧乏姉妹物語 第02話

今回も酷い話だった。
まず、大家さんを始めから悪者として描いている点に腹が立った。
あの描写では、大家さんが困窮する姉妹から無理矢理家賃を取り立てているかのような印象を受ける。(実際、僕はそう感じた。悪意を感じた。大家というものは全て、家賃と称して金を毟り取っていく極悪人であるかのような描き方をしているように見えた。)
また、大家さんが家賃を取り立てに来なかった事に対して大喜びする姉の態度が非常に腹立たしかった。
姉妹の事情を察すれば確かに大家さんは憎い存在だろうが、他人の不幸を喜ぶような人間は僕は好きにはなれない。
(これがもし、他人を踏みにじるような極悪な守銭奴だったらそういう態度を取っても問題ない。極悪な守銭奴だったらそういう態度を取っても不思議でないからだ。)
あと、入院した大家さんを見舞う動機が、大家さんが寂しがっているだろう。可哀想だから見舞ってやろうという思い上がりな考えにも腹が立った。
どうやら大家さんは一人暮らしをしているようだが、どうも「独居老人=一人暮らしで寂しい思いをしているとっても可哀想で哀れな老人」という紋切り型な見方をしているようにしか見えなかった。
これが例えば、たまには家賃を早めに収めに行こうと大家さんの部屋に入った時に、大家さんが大家さん家族が映っている写真立てかアルバムなんかを見てため息をついていたら「大家さんは長い事一人で過ごしているから、入院したら尚更寂しいんじゃないかなぁ」と思うのであれば、問題ないと思う。

どうもこの作品は僕には合わないようだ。
僕にはどうにも、脚本家(または原作者)の「感動させてやるよ」という意識が見えてしまって仕方が無い。
今回で視聴を止める。




カテゴリ:貧乏姉妹物語

金曜日, 7月 07, 2006

無敵看板娘 第01話

まあまあ面白かった。
ミキのハチャメチャっぷりは見ていて面白かったのだが、引っかかる点があった。
それは、お客さんにラーメン顔射を食らわせておきながら謝らなかった事だ。
客商売をしている以上、お客さんに迷惑をかけたらきちんと謝罪しなければならないと思う。
ギャグ作品でもそこはきちんとしなければならないと僕は思っている。
もう1つは、ミキが小学生時代に作文で家業は嫌だと書いていたにも関わらず、現在家業を手伝っている事だ。
もしかしたら、ミキの黒さを表す為のエピソードなのかもしれないが、設定に関わる事なだけに気になってしまった。

期待していた作品だったが、少し期待はずれだった。
一応、次回も見るが面白くなかったら見切るかもしれない。




カテゴリ:無敵看板娘

木曜日, 7月 06, 2006

こてんこてんこ 第40話

今回はAパートBパート共に面白くなかった。

Aパートは動物達が暮らすズーズーランドで天の星を探す話だった。
ズーズーランドでは、動物は決められたエリアからは出ても入ってもはいけないルールがあり、それが枷となって天の星を探せなくなる展開になったのは面白いと思ったが、結局はそのルールが有耶無耶になってしまった。
男爵達が騒動を起こしたから有耶無耶になってしまったと言えるが、それで誤魔化して欲しくなかった。
猿山に天の星があったのだから、まてんこを尻尾の長い猿にして尻尾で天の星を取らせるとか、テナガザルにして長い腕で天の星を取るようにして欲しかった。

Bパートは男爵が捨てたエアコンのせいで森が暑くなったり寒くなったりする話だった。
ただ暑いと寒いだけを繰り返して1本の話を作ったのは凄いと思うが、ただ男爵達やこてんこ達が暑がったり寒がったりするだけの話が殆どで、最後に「森にゴミを捨てちゃダメだよ!」と教訓めいたメッセージを入れて終わりにしてしまった。
ゴミを所定の場所以外の場所に捨てたらいけない事を訴えたいのなら、男爵が捨てたトンデモエアコンのせいで森の生態系が狂ってしまう描写を入れるべきだと思った。
寒暖の差が激しい為、草木が枯れてしまったり、例えば動物達が風邪をひいてしまうとか、目に見える形で森や森に住む生き物達が苦しんでいる姿を見せれば、メッセージが伝わり易かったのではないだろうか?
もし、単純に暑がったり寒くて凍ってしまう男爵を面白おかしく描写するのがメインであるなら、アイちゃんは出さない方が良かったと思う。




見所

なし




リンク
フリダム日記

カテゴリ:こてんこてんこ

火曜日, 7月 04, 2006

つよきす Cool×Sweet 第01話

面白かった。
最後まで素奈緒目線で話を進めてくれたお陰で、素奈緒の家の事情や、素奈緒が演劇が好きだという理由や、素奈緒の過去が大体理解できた。
話の展開も自然で、最後まで楽しんで見る事が出来た。
また、サブキャラが大勢出たものの、ほんの顔見世程度だったので、それ程気にならなかった。
少し気になった所といえば、場面転換でキャラクターのアイキャッチが入る所が少々うるさく感じた。(普通にCM前後のアイキャッチで良かったのでは?)

期待も注目もしていなかった作品だったが、ここまで楽しめるとは思わなかった。
次回が楽しみだ。




カテゴリ:つよきす Cool×Sweet

月曜日, 7月 03, 2006

ゼロの使い魔 第01話

あまり面白くなかった。
それというのも、ルイズ自身とルイズの居る学校の事がちょっと分かっただけで、召喚された才人がどういう人物なのかがさっぱり分からないまま話が進んでしまったからだ。
才人は日本人という事だが、何歳で、どこに住んでいて、どんな職業で、どういう価値観や思想を持っているのかが分からないと、彼のリアクションが果たして正しいのかが分からないからだ。
思想で考えた場合、例えば、才人は魔法を信じていて、地球上には魔法使いは居ないかもしれないが、他の惑星や次元には魔法使いが居るに違いない、という思想を持っていたら、召喚された先で魔法を目にしたら狂喜乱舞するだろう。
もしかしたら「僕も魔法使いになりたい!」と言い出すかもしれない。
逆に、才人が魔法使いなんか居る訳が無い、という思想を持っていたら、召喚された事実を、夢だ妄想だと言って否定するだろうし、たとえ目の前で魔法を使われたとしてもそりゃ手品だろ?と軽く流すかもしれない。
また、才人が「可愛い女の子のペットになりたい!」という少々歪んだ価値観を持っていたとしたら、使い魔となれた事を喜ぶだろう。
また、才人が「矢鱈威張り散らす高慢ちきな女、特に貴族の娘なんかをブン殴って言う事を聞かせて俺の奴隷にしてぇ!」というかなり歪んだ価値観を持っていたとしたら、召喚した魔法使いを暴力でもって支配しようとするだろう。
今回の話では、才人は特に魔法使いには興味は無く、下僕になりたいとか女を力で支配したいという危険な思想は持っていない事だけは分かった。

出来ればちゃんとした説明を入れて欲しかった所がある。
それは、才人が召喚された後、他の魔法使い達が才人の服装を見て、口々に平民だ平民だと言っていた所だ。
彼らが言うのだからそうなのかもしれないが、それまでに平民がどういう服装をしているのかを示すエピソードを入れて欲しかった。
例えば、魔法学校の雑用係りとか用務員とか、魔法使いの身の回りの世話をする人間が平民で、彼らの服装が地味で野暮ったいものであれば、男の子を見た魔法使い達が平民を召喚したぞ、と言っても説得力があったと思う。

個人的には、この作品は才人目線で始めて欲しかった。
Aパート(または1話の殆どを使って)で男の子がどういう人物なのかを描写して、Bパートの冒頭(または1話の最後)で魔法使いの世界に呼び出されるようにすれば分かりやすいと思う。
そして、才人目線で魔法使いの世界を一つ一つ説明していけば、魔法使いの世界やルールが、才人が住んでいた世界とどう違っているのかを理解する事が出来ると思う。
ただ、これをやるとあまりにも地味な展開の為に、初回で見切る視聴者が多いと思う。(もしかしたら才人が出てきた瞬間にチャンネルを変えてしまうかもしれない)

ルイズと男の子が今後どういう関係になっていくのかが気になるので、次回も見ようと思う。




カテゴリ:ゼロの使い魔

日曜日, 7月 02, 2006

おとぎ銃士赤ずきん 第01話

面白くなかった。
主人公の草太のキャラクターが立っていない為、草太の行動が何一つ理解できなかったからだ。
草太に草花を元気付ける力がある事は良い。
だが、どうして草太は草花に話しかけるのか、その理由が全く分からなかった。
(草太は歩道脇の草花に話しかけていたが、どうして家の草花に話しかけなかったのだろう?もし、カットしたとしたらそこの描写はカットしてはいけないはずだ。自分もしくは自分が好きな家族が育てている草花であれば、話しかけてもおかしくないからだ。)
一応、草太は普通の小学生(ああ見えて中学生だったりする?)の男の子だろう。
それくらいの男の子だったら普通は草花に話しかけるような事はしない。
草花に話しかける以上、何かしら理由があるはずだ。
例えば、お母さん(亡くなったのか別れてしまったのか分からないが)がガーデニング好きで草花に話しかけて育てていて、草太は大好きなお母さんの影響で草花に話しかけるようになった、というなら理解できる。
いずれにせよ、早いうちに明らかにして欲しい。
とにかく、草太の価値観、学校での草太の立場、草太の家の事情(特にお母さんはどうしたのか?)等、詳しく描写してから事件を起こして欲しかった。

あと、化け物に襲われた時や喋るヴァルに対する草太のリアクションの薄さが気になった。
(あれでもし、草太が滅茶苦茶びっくりしていたとしたら、作画をした人か、指示を出した人のミスだと思う。あの絵ではちっとも驚いているようには見えない。)

ついでに、機会があったのでOVA版も見てみたがこちらもTV版と同じく酷い出来だった。
キャラクターが立っていない点、状況を口説明で終わらせてしまっている(これは或る程度仕方が無いかも知れないが、口説明に至るまでの経緯が酷い。)点がTV版と同じという所には笑ってしまった。

絵は好みの系統なので見続ける積りだ。



カテゴリ:おとぎ銃士赤ずきん

土曜日, 7月 01, 2006

出ましたっ!パワパフガールズZ 第01話

詰まらない話だった。
ガールズのキャラクターが立っていない内にパワーパフガールズZとしての活躍を見せられても全く面白くない。
特に戦闘中は、彼女達の戦い方が全く一緒なので、てっきり一人のスーパーヒロインが分身して戦っているような錯覚に陥ってしまったくらいだ。
3人居てこれほどまでに無個性な戦闘シーンは初めて見た。

また、ガールズの誕生話にしても、たまたま起こった異常気象を解決する為に使ったケミカルZが、たまたま通りかかった少女達に当たってスーパーヒロインになってしまったという、何ともふざけた話だ。
オリジナルのパワーパフガールズみたいに、女の子を作ろうとしたら、とんでもない能力を持った少女が出来てしまったとか、続発する凶悪犯罪に対抗するために作られた人造人間がパワーパフガールズZというならば、それは目的があって作られた少女達という事で少なくとも僕にとっては納得できた。

プロモーションビデオを見た時から嫌な予感がしていたが、予感が的中してしまった。

もう二度と見ない。




カテゴリ:アニメ

きらめき☆プロジェクト 全5話

詰まらない作品だった。
西島克彦監督によるOVAという事で、AIKaやナジカ電撃作戦のような作品だろうと期待していたが、全くの期待はずれだった。
脚本家はケロロ軍曹の脚本も手がけている山口宏だったが、よくもまあ、こんな酷い脚本を書いたものだと呆れるばかりだ。
全体を通してのテーマは一体何だったのだろうか?
家族の絆?
ロボットへの情熱(愛情)?
エロ描写?
それとも他の何か?
全く分からなかった。

キャラクター描写も中途半端で、主人公格の大矢課長やカナの気持ちがさっぱり分からなかった。
特にカナに関しては、どうしてメカに興味を持ったのか、また、何故ジュネりんを作ったのか、理由が明かされなかった。
ジュネりんは物語の核となるロボットだけに、カナには作った理由をきちんと明かして欲しかった。
特に、何故巨大ロボットにしたのかを明かして欲しかった。
そもそも、ジュネりんが巨大ロボットでなければ事件が起こらなかっただけに、その部分を全くの説明無しで終わらせてしまったのは残念だ。
あと、無駄な登場キャラクター(なんたら騎士団とか、ネネとか)描写とか、未消化の伏線(タイピン)とか、中途半端なエロ描写とか、まとまりの無い、まるでこの感想のような作品だった。

西島監督はAIKaやナジカのような、妙なアングルからお姉ちゃんのパンツを見せるようなエロ作品を手がけた方が良いと思った。





カテゴリ:アニメ

金曜日, 6月 30, 2006

プリンセス・プリンセスD 第01話

詰まらない話だった。
全編実琴目線で話を進めるかと思いきや、途中で亨目線になったり、第三者目線になったりと目線が定まらず、話に集中できなかった。
また、アニメ版にあった、姫のうち誰か一人でも任務を放棄したら連帯責任を取らされる説明が無いので、実琴が姫を辞めても問題ないように見えた。(実際のところ、辞めたら問題があるのかどうかは分からないが)
なので、実琴が姫を辞めない事が理解出来なかった。
初回で誰にも特に実琴に感情移入出来なかったのは問題だと思う。
もう二度と見ない。

この作品は、実写化するべきじゃなかった。
良かったのは、実写版を先に放送しなかった事だ。
もし、これを先に見ていたら、アニメ版は絶対に見なかっただろうから。




見所





衣装を着る姫達


.        /~ヽ   /~~ヽ
.        |  |i _∧ゝ ノ
..       ノ ノ|||゚Д゚)/
.      ( ノ     ソ
..       ヽ      ヽ
.        \      \
.          \      \                
      _   /      .\ _            
    /ミ (⌒Y.   / ̄.\  .\ ミヽ            
        ̄\ ,_ _,/     \,_ _,ノ             

全っっ然、可愛くねえッッッ



カテゴリ:その他

貧乏姉妹物語 第01話

酷い話だった。
何が酷いかと言えば、姉妹のキャラクターを立てる前に感動的な話を作ろうとする脚本家だ。(実は原作自体がそうなのだろうか?だとしたら原作者が酷い。)
姉妹が置かれている状況は、アバンでの亡くなった姉妹の母親と姉妹の台詞で理解できた。(正直、そういうやり方で説明されるのは好きではないが)
設定は理解できたものの、彼女達の行動がさっぱり理解出来なかった。
何故なら、姉妹それぞれの価値観や姉妹がお互いをどう思っているのかを示す前に物語を進行させてしまったからだ。
例えば、浴衣一つ取ってみても、去年の花火大会まで姉は自分だけ浴衣を着て妹を連れて行っていたようだが、どうしてそんな事をしたのだろうか?
もし、妹思いの姉だったら、たとえ着たいと思っていても花火大会には絶対に浴衣を着て行かない。
妹とお揃いの浴衣が用意できるまで、じっと我慢するはずだ。
浴衣が着られない妹の気持ちを考えれば、着たくても着られないだろう。
だが姉はそうしなかった。
という事は、姉は妹の事を何とも思っていない事になる。
もし、妹の事を何とも思っていないのなら浴衣なんか買ったりするはずがない。
一体、姉は何を考えているのだろうか?
僕にはさっぱり理解できない。
また、妹も妹で「お姉ちゃんと屋台めぐりをする」という目的の為とはいえ、浴衣を返品してお金を返してもらおうとする行動が理解できなかった。
どうしてそのような発想に至るのだろうか?
そもそも、返品してお金を返してもらうという知識はどこで手に入れたのだろうか?(母親?姉?それとも父親?)
それまでの姉妹の生活が描かれていないので、小学生がそういう発想をする事自体が僕の想像を超えていた。
(僕がこの妹くらいの歳の頃は、買った品物を返品してお金を返してもらうという事自体、全く知らなかったし想像すらした事が無かった。その頃は自分で買い物を殆どしていなかったせいもあったが。)
もし、妹に浴衣の事を教えるのが目的であれば、別に浴衣を返しに行かせなくても、妹に「お姉ちゃんのバカ!」と言わせて部屋を飛び出させた後、途中で洋品店のおばちゃんに会わせれば良いと思う。(洋品店のおばちゃんは、お得意様の所へ向かう途中にでもしておけば不自然ではないだろう。)

あと、事の発端となった貯金箱だが、あれは誰の貯金箱だったのだろうか?
もし、姉の貯金箱だったとしたら、妹がお釣りを貯金箱に入れるのはおかしい。
もし、妹の貯金箱だったとしたら、姉が妹の為とは言え、その貯金箱に手を付けるというのもおかしい。
(先に挙げたが、姉は妹の事を何とも思っていないのであれば、姉が貯金箱に手を付けても理解できるが、お金の使い道が妹の浴衣を買う、というのは何とも奇妙だ。妹の事を想っているのならば、妹の貯金箱には絶対に手を付けない。)
もし、2人共通の貯金箱だとしたら、一体、何の目的で貯金していたのだろう?
使途について、2人で話し合わなかったのだろうか?
話し合っていないからこそ、今回の事件が起こったのだろうが、それもまたおかしな話だ。
どうして2人で貯金箱のお金の使い道について話し合っていないのだろう?
僕はどうしても、脚本家(または原作者)が2人を喧嘩させる→お互いの気持ちを知って反省→仲直りの感動話を作ろうと考えた結果、2人に貯金の使い道を話し合わせなかったようにしか思えないのだ。
もし、金銭面の使い道を姉が全て取り仕切っているのであれば、こんな喧嘩は起こらないはずだ。(妹は不満に思うのだろうが、それがこの姉妹の間でのルールなのだから、不承不承ながら納得するだろう。というより、納得するしかない。)

もう一つ、気になったのは亡くなった母親の存在だ。
母親が姉妹を気にかけている描写はあるが、姉妹が母親を想う描写が無いように見えた。(あったのかもしれないが、もしそうだとしたら、見落としたか印象に残らなかったのだろう)
うがった見方をしてしまうが、どうも母親も感動的な要素の一つとして用意したような感じがしてならない。
確かに、最後のシーンで姉妹が抱き合う所で母親が姉妹を包み込むような感じで立っていて「ああ、母親の愛情を表現しているんだろうなぁ」と感じる事が出来たが、どうしてもあざとさは拭いきれなかった。
母親を出す意味は、恐らく今後の展開で明らかにされるのだろうが、今の段階ではただの感動要員でしかないように思える。

今回の話は、貧しい姉妹がどういう価値観を持って日々の生活を送っているのかを説明する話にして欲しかった。
はっきり言えば、今回の話は別に貧乏な姉妹の設定でなくても出来る話だ。
貧乏という設定は、築40年のボロアパートの小汚い部屋に住んでいる所と貧しい食生活の所しか生かされていない。
貧乏という環境が人間の思考や行動にどんな影響を与えるのか、そこを表現した上で感動的な話を作れるなら作った方が良いと思う。

今回は兎に角、貯金箱に金の重みが全く感じられなかったのが一番の問題だ。
今回のエピソードはもっと後に、極端な話、最終回でやるべきだろう。
夏の花火大会でお姉ちゃんと一緒に屋台でおいしいものを食べるんだ!という気持ちを込めて、初回から貯金箱に少しずつ少しずつ、妹がお金を貯めていって、最終回で今回のエピソードをやったら、僕は完全に妹に感情移入できただろう。
お姉ちゃん、貴女のやった事は妹の為とはいえ、ちょっと酷いだろう、と感じる事が出来ただろうし、妹が激怒して浴衣を返品しようとした行動も理解出来ただろう。
折角の感動的なエピソードを、こんな詰まらない形で使ってしまうのは非常にもったいないと思う。

最後に。
感想を書いている最中で気付いたのだが、姉妹に親戚は居ないのだろうか?
もし居ないのであれば、児童相談所等の施設にどうして行かないのだろうか?
アパートの大家は何を考えて姉妹を住まわせているのだろうか?
次回にでもこれらの疑問に答えて欲しいものだ。




カテゴリ:貧乏姉妹物語

木曜日, 6月 29, 2006

こてんこてんこ 第39話

今回はAパートは普通の話で、Bパートは面白かった。
Aパートは、ゲストキャラとして山上兄弟を使った話だった。
たが、ただ山上兄弟をこてんこたちと絡ませただけだったので、面白みに欠けた話だった。
どうせなら、卓球のアイちゃんと同じように、彼等の手品設定を生かして男爵達をやっつける話にすれば面白かったと思う。

Bパートは、こてんこ達が忍者修行をする話だった。
忍者修行をするまでの過程や、男爵達との対決と、最後まで楽しむ事が出来た。
特に、忍術対決などは子供達には馴染みのない対決方法で面白く感じたのではないだろうか?
いや、意外とNARUTOで忍術対決は馴染みがあって、しかも地味な対決なので逆に詰まらないと感じたかもしれない。




見所



女装あっきー(間違ってたらごめん)
なかなか可愛いじゃないか。



忍者姿のこてんこ達
エンジェルリングと頭を繋ぐワイヤーはどうやって通したんだ?
実は頭頂部辺りはでっかい穴が開いてる?



忍者姿の男爵達
男爵たる者、シルクハットとマントは絶対に外してはいけないのだ。



女王様のアイキャッチ?
イイじゃないですか。
うん、イイね。




カテゴリ:こてんこてんこ