詰まらない作品だ。
そもそも、冒頭の殺人シーンを見ても全く興味を引かなかった。
あと、今回は日常を描いているようだが、僕にはどうみて非日常のイベントにしか見えない。
そもそも、主人公の男の子のキャラを立てていないのが問題だ。
それに、主人公がサブキャラをモノローグで説明するのも萎える。
どうやら全26話構成のようなので、ちゃんとサブキャラを立てる作業を取って貰いたかった。
もしかして原作通りにやったのだろうか?
だとしたら脚本家の実力不足だと思う。
致命的なのが画だ。
スタジオディーンなのに、上手い中学生が描いたような画を見せられると萎えてしまう。
一番腹が立つのが、かないみかがキャラに声を当てている事だ。
なんでこんな作品に出ているのかが不可解だ。
ところでダム中止のエピソードを聞いた時は、「合言葉は勇気」を思い出した。
あと、この作品が怖い怖いと評判なのはダム建設に絡むリンリ殺人事件のことだろうか?
だとしたら、僕が想像していた恐怖とは全く別物のようだ。
僕が怖い、と思うのは「自分の常識と180度違う常識がまかり通る世界」の事。
例を出すとすると「ミノタウロスの皿」だ。
自分と同じ姿かたちの人間が、牛人間の為に食われる事を良しとする価値観の中で生きていた。
これは本当に怖い。
自分の常識が相手に全く通じないどころか、自分の常識が完全否定されてしまうのだ。
自分が間違っているかのような錯覚に陥ってしまうこの作品は本当に怖い。
これくらいの恐怖だったら良かったのに。
もう二度と見ない。
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