詰まらない作品だった。
今回の話の主人公となる女の子のキャラクターを立てる前に夢使いと称する少女が現れた。
更にその娘に言われるまま、夢使いの事務所を訪れてしまう。
どうして事務所に行こうと思ったのかさっぱり解からない。
また、夢使いの夢分析で主人公の少女が同じクラスの女の子に恋している事を指摘され動揺していた。
が、僕にはどうして主人公がクラスメイトの女の子を好きになったのかが全く分からなかった。
回想を入れていたものの、やはりそれでも理解できなかった。
本気でどこに惚れたのか分からなかった。
だから、告白しようとするシーンも全く盛り上がらなかった。
折角、百合っぽい展開なのに、百合モノにつきものの背徳感が感じられなかった。
主人公が「あたし、女の子を見てドキドキしてる・・・どうして?」とか「もしかしてあたし、女の子の事を好きになってる?こんなのおかしいよ!」とか「女の子の事が好きになるなんて・・・あたしって変態なのかしら?」とか思い悩む姿を描いて欲しかった。
こういう風に女の子が煩悶する姿を描くと、一部の好事家は喜ぶものだ。
(僕はもちろん、大喜びなのだが。)
人物描写が甘い作品は見ていても面白く無い。
もう見ない。
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