月曜日, 6月 12, 2006

ARIA The NATURAL 第11話

今回の話のテーマは「本物だろうが偽物だろうが、私が良いと思った気持ちは本物だから、それで良いじゃないか!」で良いのだろうか?
もしこれが間違いでないとしたら、僕はこういうテーマは好きじゃない。
『偽物』という単語が入っているせいか、コピー商品を持っている人の詭弁に聞こえてしまったのだ。
(もちろん、脚本家はそんな考えで脚本を書いた訳では無い事は理解している。
ただ僕が考えすぎただけなのだろう。)

僕は「確かに、ネオヴェネツィアはマンホームにあったヴェネツィアの偽物と言う人もる。だけど、ネオヴェネツィアにはネオヴェネツィアの、ヴェネツィアには無い素敵な文化やモノがあるんだよ?」
というテーマの方が良いと思う。
僕はネオヴェネツィアにしかない文化やモノにどんなものがあるのかを知らない為、例を挙げる事が出来ないが、今回の話ではネオヴェネツィア独特の文化やモノの紹介をして欲しかった。
(今までも祭りやら風習やらの紹介をしていたが、それらは全てマンホームにあった祭りや風習だと理解している。それというのも、惑星アクアは地球を模した惑星という事なので、建物も人も動物も文化や風習に至る全てをデッドコピーしたと思っているからだ。もし、ネオヴェネツィア独自の祭りや風習が紹介されていたら前言を撤回したい。)
今回の話に出たガラス細工なら、色(そのままの意味でも良いし、グラスや皿などを弾いたときに出る音色でも良いと思う)が非常に独特で、ネオヴェネツィアでしか作れず、(今は水没してしまったけれど、もし水没していなかったとしたら)マンホームのヴェネツィアでは絶対出せない色なんだ、で良いと思う。
ただ、こういう場合、マンホームのヴェネツィアで作られたガラス細工とネオヴェネツィアで作られたガラス細工の比較をきちんとしないと説得力に欠けてしまうので、そういう方向に話を持っていく必要があるだろう。




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