月曜日, 7月 31, 2006

ゼロの使い魔 第05話

面白くなかった。
まず、ルイズと姫の関係がよく分からなかった。
どうして姫はルイズに心酔と言っても良いほど信頼しているのだろう?
夜にわざわざ部屋に尋ねてくるのだから、相当に思い入れがあることは理解できたが、過去のエピソードを見た限りでは、ルイズに心酔するほどの出来事があったようには見えなかった。
なので、姫がルイズを助けた事がさっぱり理解できなかった。
一国の姫が私情でルイズの不始末(正確には才人だが)を揉み消すのは大問題だろう。
これに対してルイズは咎めるどころか感謝すらしている。
始終、姫とは一定の距離を置いていたから、てっきり処分を下すように姫に迫るのかと思っていただけに、残念で仕方がない。
貴族としての誇りを持ち合わせているキャラクターだと思っていたのだが、どうやら買いかぶりだったようだ。

あと、才人の行動が気になった。
今回も才人はルイズを怒らせるような行動をとっていた。
鞭でしばかれることが分かっているにも拘らず、ルイズをコケにするような言動を才人はどうして取るのだろう?
例えば、才人がどうしようもないド変態のマゾ野郎とか、3歩歩いたら忘れる鳥頭とか、幼児のようにルイズに構って欲しくて取った行動であるとか、才人とルイズが幼馴染であるとか、才人とルイズが先輩後輩の仲であるとかであれば、理解できるが、それまでの才人の言動やルイズの行動から、そうでないことは確かだ。
そうなると、ギャグの為に才人を動かしたとしか考えられない。
もし、今回のギャグが原作にあれば作者の、そうでなければ脚本家の自己満足の為に才人を動かした事になる。
作者(脚本家)都合でキャラクターを動かしてほしく無いものだ。




カテゴリ:ゼロの使い魔

土曜日, 7月 29, 2006

SAMURAI7 第13話

今回は面白かった。
ようやく待ちに待った野伏せり達との戦が始まったからだ。
超巨大な弓から放たれた矢がドでかい野伏せりを撃ち抜いたシーンや、鋼筒が火の矢でどんどん倒されていく様は凄いものがあった。
が、そこに至る過程において、野伏せり達が農民達にどれだけ酷い事をしてきたのかを見せてくれなかったので、野伏せり達がやられていく姿を見ても然程カタルシスは感じられなかった。

それはそれとして、カンベエ達の対野伏せり用の作戦はまだ続いているようなので、そこが気になる所だ。
予告を見る限り、野伏せり達にわざと捕まり、野伏せり達の本拠地で大暴れするようだ。
カンベエ達がどれほどの活躍を見せてくれるのかが楽しみだ。




カテゴリ:SAMURAI7

こてんこてんこ 第43話

今回はAパートは面白くなく、Bパートは面白かった。
Aパートは男爵達がこてんこをやっつける為に開いたサーカスで痛い目に遭う話だった。
男爵がどういう作戦でこてんこをやっつけようとしたのかを説明しないまま話が進んでしまったので、こてんこが吹っ飛ばされても面白くもなんともなかった。
今回のAパートは、先に男爵を痛い目に遭わせるネタが先行していたのは間違いない。
男爵をいじれば面白いのは確かだが。ネタ先行で話をつくられても面白くない。

Bパートは天の星付きの汽車を奪った男爵とそれを追いかけるこてんこ達のチェイス話だった。
BパートはAパートとは比べようも無いくらい、面白かった。
男爵を追いかけるこてんこ達の行動や、燃料車両を切り離した後の男爵達の行動が抜群に面白かった。
2組の追いかけっこを見て、どういう訳かアウトフォクシーズバーナードホワイトステージを思い出してしまった。

今回は何故か両パートともに男爵が全裸になった。
脚本家の間で何か打ち合わせでもあったのだろうか?




見所



全裸な男爵(Aパート)
ポーズがまいっちんぐマチコ先生・・・
今の子供には分からないネタだろうが、受けると思う。



全裸な男爵(Bパート)
ところで何故ねこうもりまで落ちるのだ?



次回予告より
何故女王様がこうなったのだろう?
それはそれとして、素っ頓狂な表情が良いですな。




カテゴリ:こてんこてんこ

金曜日, 7月 28, 2006

つよきす Cool×Sweet 第04話

なごみに感情移入できなかった為、面白くなかった。
なごみがメインの話だったが、なごみのキャラが立っていないうちになごみの家庭の事情話をやられても何一つ面白くない。
それまでのなごみといえば、蟹といがみ合っている所しか見た事が無いから、尚更面白くなかった。
今回の話でなごみが『何かに熱く打ち込むヤツはカッコ悪い』という価値観を見せていたが、それだったら1話2話で演劇部を作ろうと奮闘する素奈緒を冷めた目で見るとか、「演劇の何が面白いのやら。ああいうのを熱血バカって言うんでしょ?」と素奈緒の情熱を否定するような描写をそれまでに入れて欲しかった。

ところで、なごみの家庭の事情は理解できたが、どうしてなごみが母親の再婚相手の男を毛嫌いするのかがさっぱり理解できなかった。
その辺りの理由を明かすのかと思っていたのが、全く明かさずになごみと亡くなった父親との回想を流して最後に自己解決する展開は流石に酷いと思った。
これだったら、再婚相手を用意せずに、ただ単になごみが父親が亡くなる前に大根の煮物を食べさせてあげられなかった過去を乗り越える話とか、亡くなった父親が作る大根の煮物の味がなかなか再現できずに悩むなごみが、素奈緒の演劇で救われた、という話にすれば良かったのではないかと思う。
そうでなければ、学園生活を通してなごみの存在をアピールする話にすれば良いと思う。
例えば、
なごみは弁当を自分で作ってきていて、おかずには必ず大根の煮物が入っている。
そして、大根の煮物を批評を友達にしてもらっていて、友達はいつも美味しい美味しいと言ってくれるが、なごみ本人は納得しない。
とすれば、なごみに存在感が増すと思う。
どうしてなごみは、いつも弁当に大根の煮物を入れて来るのか?
どうしてなごみは、友達が美味しいと言っているのに納得しないのか?
このような謎があれば、なごみを「大根女」として印象付けられると思う。
もちろんこれだけで終わらせずに、謎はなごみのキャラクターが立った後、今回のようなエピソードで謎解きをする。
ただ、なごみをこういうキャラクターにしてしまうと、『何かに熱く打ち込むヤツはカッコ悪い』という価値観を持つ性格と相反してしまうので、なごみのキャラクターを根底から覆す事になってしまうのが問題だ。




カテゴリ:つよきす Cool×Sweet

ARIA The NATURAL 第17話

面白くなかった。
今回も前回と同じく、慣れ親しんだゴンドラと別れを惜しむ話だった。
わざわざ前回と同じような内容をやるからには、何か伝えたい事でもあるのかと期待したが、全く無かった。
それどころか、うだうだと別れを惜しむアカリがウザく感じてしまった。
そんなにそのゴンドラと分かれたくないなら、自分の部屋にでも飾っておけば良いじゃないか、とすら思ってしまった。

あと、アカリの回想とアリシアの回想が混じっていたが、中途半端にアリシアのゴンドラへの想いを入れるのであれば、今回は「さよならゴンドラさん~アリシア編~」にでもしておけば良かったのではないだろうか?
そうでなければ、アカリの過去話をやれば良かったと思う。
どうしてウンディーネになりたいと思ったのか?
どうして姫屋やオレンジプラネットのような大企業ではなく、個人商店的なアリアカンパニーを選んだのか?
ペアからシングルに昇格した時の事(これ前回描いてたっけ?)とか、前回どころか今まで全く描写しなかった事を今回描写すれば良かったのではないかと思う。

前回が良かっただけに残念だ。




カテゴリ:ARIA The NATURAL

ゼロの使い魔 第04話

詰まらない話だった。
平民と貴族の関係と貴族同士の関係を説明する話だったのに、そことは全く関係ないところで折角の説明も台無しになってしまった。
シエスタが貴族に気に入られ、否応無く貴族の屋敷に行った所は、この世界における平民と貴族の関係を表した良いエピソードだと思う。
だが、シエスタが貴族の屋敷に行った事を知った才人の行動がマズい。
どうして才人はシエスタを貴族から返してもらおうと思ったのだろう?
才人がシエスタをどんな事があっても助けたい!と思うようなエピソードがあっただろうか?
ギーシュとの決闘で傷ついた体を癒してくれた?
それはルイズがやった事で、シエスタがやった事ではない。(ルイズ及びシエスタの言っている事が嘘でない事が前提だが。)
ルイズに食事抜きを言い渡され、餓えている所を助けてくれた?
確かに、厨房には案内はしたものの、飯を食わせてくれた(といっても貴族達の食い残しだが)のは料理長で、シエスタではない。
シエスタと才人が関わっていて、尚且つ才人がシエスタに恩を感じそうなエピソードはこれくらいだろう。(ルイズのシルクの下着の洗い方くらいじゃ感謝こそすれ、恩は感じないだろう。)
一体どうして才人はシエスタを助けようと思ったのだろう?
これがもし、ルイズが誘拐されたという事であれば、まだ納得できる。
何せ、お仕置きで追い出される事もあるが一応、部屋の中で眠る事が出来るし、お仕置きで食事抜きと言うこともあるが一応、三食食わせて貰っている。
使い魔という立場ではあるが、平民以上の扱いを受けている事は確かだ。
仮に才人が、ルイズに仕えて間もない平民だとしたら、例え死ぬような病気に罹ったとしても放置されていただろう。(当然、ルイズとしては『才人が死んでも新しい平民を連れてくればいいや』と思うだろう。それがこの世界における貴族の価値観だから。)
もし、才人がルイズの使い魔なのに部屋に入れてもらえず、飯も満足に食わしてもらえず、寒さに震え、腹を空かせているような扱いを受けていたとして、そこにシエスタが才人の身を哀れんで寝床や食事の世話をこっそりしたら、才人はシエスタに大恩を感じただろう。(これは使い魔は貴族の持ち物である為、平民が使い魔に触れる事など以ての外で、バレたらシエスタが酷い目に遭うという設定だったら、だが。)
せめてこれくらいはやってくれないと、今回の才人の行動には納得できない。

あと引っかかったのは、才人が貴族の屋敷から一旦ルイズの所に戻った時に、ルイズが平民が貴族の屋敷に踏み込む事がどういう事かをきちんと説明しなかった事だ。
才人が相手にしようとしている貴族がどういう立場で、手を出すとどうなるかを才人に説明しなかったのはおかしいと思った。
ここは才人に相手がいかに危険で強大なのかを教えておかなければならないはずだ。
あの貴族に手を出したら、才人はおろか、ルイズや学校までも迷惑を蒙ってしまうのだ、と。
そして、ルイズは才人がシエスタを助けるなどと考えないようにと釘を刺さなければならないはずだ。(ルイズだったら感づいても良さそうなものだが・・・)
それを聞いた才人が、貴族に楯突くことでもしかしたら自分は死ぬかもしれないと、自分の命とシエスタの開放とを天秤にかけてシエスタの救出に向かうか否かを選択するようにして欲しかった。

ますます作りの甘さが目立ってきた。
いい加減、まともな話を書いて欲しいものだ。

散々文句はつけたものの、オチのエロ雑誌は才人が元の世界に戻る為の伏線としては上手い使い方だと思った。
今後、才人がどうやって召還した魔法使いを探し出すのかが気になる所だ。




カテゴリ:ゼロの使い魔

土曜日, 7月 22, 2006

おとぎ銃士赤ずきん 第04話

今回も面白くなかった。
この作品が全何話だか分からないが、例えば全12話か全13話だったら今回のような展開でも良いと思うが、そうでなければえりかが実は敵だったというネタはもっと後にした方が良かったと思う。
どうせなら、ふたりはプリキュアSSの満と薫のように10話くらい使って描いた方が良いと思った。
そうでなければ、草太がえりかを信じる信じないの話が出ても全く感動できない。




カテゴリ:おとぎ銃士赤ずきん

金曜日, 7月 21, 2006

こてんこてんこ 第42話

今回はAパートBパート共に面白かった。
Aパートは男爵が花の妖精の赤ちゃんのパパになってしまう話だった。
花の妖精の赤ちゃんが産まれる瞬間にたまたま立ち会ってしまった男爵が、妖精の赤ちゃんにパパと勘違いされてしまう。
その後の赤ちゃんが起こす騒動はとても面白かった。
また、男爵は赤ちゃんを疎ましく思いながらも、赤ちゃんの行く末を心配する姿は悪人ながら見上げた心意気を見せていた。
特に倒れる木から赤ちゃんを守る男爵は悪人とは思えないくらい、勇敢な行動だった。
それまでのエピソードで男爵の人のよさ(途中の話で男爵のキャラクターに合わないエピソードもあったが)を表わしていたからこそ出来た話だろう。
とても面白かった。

Bパートはおたかさんがドオンに会う為にこてんこを引き回すドタバタ劇だった。
たまたまTVに映ったドオンに一目ぼれしたおたかさんがドオン会いたさに家事と育児を放棄してしまう描写(いや、くりくりが大きくなっているから育児放棄とはいえないかもしれない。)はマズイのだが、そこに目を瞑れば、おたかさんの思い込んだら一直線な性格が表わされていてとても面白かった。
オチも面白かった。




見所



妖精ママン達
みんな可愛いね。




妖精ママン
赤ちゃん戻ってきて良かったね。



青春時代のおたかさん。
ええとこちらはどこのあたしン家のお母さんですか?



成長したくりくり
一体いつ、ここまでデカくなったんだ!?



ガリガリに痩せた男爵達。
悲惨だ。悲惨すぎる。
でも笑ってしまう。




リンク
フリダム日記




カテゴリ:こてんこてんこ

水曜日, 7月 19, 2006

つよきす Cool×Sweet 第03話

今回は物語という点では面白くなかったが、別の意味では十分に楽しめた。
エリカが素奈緒に演劇部の創設を賭けた勝負を持ちかけ、素奈緒がそれに乗ったが、僕には素奈緒が勝負に乗った理由が分からなかった。
これがもし、勝負に負けたら演劇同好会を潰す、であったら素奈緒が勝負に乗る事は理解できたのだが。

現在、素奈緒は同好会という形ではあるが演劇が出来る状態にある。(と僕は思っている。実は滅茶苦茶制限があったりするのだろうか?)
素奈緒の目的が演劇の素晴らしさを学校中に広める事であるとするならば、別に部で無くとも良いはずだ。
体育館だろうがどこかの教室だろうが生徒会の許可を貰って、そこで活動すれば良いのだから。(ただし、エリカが意地悪をしなければ、の話だが)
どうして素奈緒は演劇”部”に拘るのだろう?

あと気になったのが、タイマンドッヂに敗れた素奈緒が罰ゲームを受けるとき、東軍の皆が掃除を手伝うと言ったとき、「別に掃除を手伝ってくれと頼んでいないわよ!」と言ったが、この台詞に違和感があった。
僕がこれまで見てきた素奈緒像から、今回のようなケースの場合、素奈緒は名前の通り、素直に皆に「ありがとう!」と言うはずだ。
自分の気持ちに素直に行動するのが素奈緒のはずだ。
作品のテーマである「ツンデレ」を素奈緒に無理矢理当てはめる必要は無いと思うのだが・・・




見所












どうもこの学校にはモリマンがいっぱい居るらしい。
個人的には、上着はブルマの中に入れない方が好みだ。




カテゴリ:つよきす Cool×Sweet

月曜日, 7月 17, 2006

ARIA The NATURAL 第16話

今回は良い話だった。
アカリが長年使ってきたゴンドラとの別れを惜しむ話だった。
アカリがウンディーネとして成長していく姿を描きつつ、初めての客として乗せたアカツキとの思い出、一緒に練習してきた中間達との思い出、シングルとして認められた思い出の場所、夢の中でのゴンドラとの語らい、全てが良い話だった。
そのせいか、初めてネオヴェネツィアが良い所だと思えた。




カテゴリ:ARIA The NATURAL

ARIA The NATURAL 第15話

今回も普通に面白い話だった。
脇役のアカツキ、アル、ウッディーとアリシア、アキラ達の過去話が中心だったが、十分に楽しめた。
最後の輪の中心はアカリが云々は少々強引な気もするが然程気にならなかった。


前回も書いたが、突っ込むのが目的で見ている作品なだけにちょっと悔しい。
思ったのだが、この作品は変にファンタジーめいた話はやらない方が良いかもしれない。




カテゴリ:ARIA The NATURAL

ARIA The NATURAL 第14話

今回は普通に良い話だった。
特に突っ込みどころも無く、最後まで普通に見る事が出来た。

突っ込むのが目的で見ていただけにちょっと悔しい。




カテゴリ:ARIA The NATURAL

ゼロの使い魔 第03話

今回はそれ程面白くなかった。
ルイズの才人に対する扱いは概ね間違っていないと思ったが、一部、扱いに疑問符が付いてしまった。
まず、才人に自分の下着を洗濯させる所だが、ルイズとしてはそれは当然だと思っているようだが、僕には違和感があった。
恐らくは才人が来るまでは下着は平民のメイドにでも洗濯させていたのではないだろうか?
もしそうであるならば、使い魔である才人に洗濯をさせるのはおかしいと思う。
使い魔だったら、才人以外の使い魔の扱いを見れば分かる様に、洗濯は出来ないだろうし、させないだろうから。
ルイズの才人に対する見方がまだ分からないからこう思うのだが、果たしてルイズは才人を使い魔と平民どちらの割合が高いのだろうか?5:5なのか?6:4なのか?はたまた3:7なのか?一体どれなのだろう?
もし、平民としての見方が強いのであれば、才人に洗濯や着替えの手伝いをさせるのは当然だろう。
この世界では平民は貴族に使役する為に存在する者達なのだから。
もし、使い魔としての見方が強いのであれば、才人には何もさせず、使い魔として働く時が来たら命令を下すだろう。
ただ、平民使い魔どちらの割合が強かろうと、流石に教室まで同伴させるのはおかしいだろう。
何故なら、そもそも平民は、貴族だけが受けられる魔法の授業に参加は許されないだろうし、使い魔だとしても、才人以外の使い魔は授業に全く参加していない。
どうして才人だけ参加を許されるのだろうか?
しかも、貴族だけが座れる椅子に才人は座っている。
もしかしたらルイズが許したのかもしれないが、だとすると才人に対する扱いとしては間違っていると思う。
授業に参加させるのであれば、ルイズの隣の階段状の床に座らせるだろう。
そうしなければルイズは才人を使い魔とも平民とも扱っていない事になる。
先ほども書いた事を繰り返してしまうが、一体ルイズは才人をどう見ているのだろう?
はっきりと示して欲しい。

あと気になったのは、食事抜きを言い渡された才人がシエスタに連れられ、厨房で食事を取らせて貰っていたシーンで料理人達から良くぞ貴族のギーシュをやっつけてくれた、スカッとしたと口々に褒めていたが、今一つ彼等が喜ぶ気持ちが分からなかった。
それというのも、彼等が貴族達にどれ程の扱いを受けていたのかの描写が描かれていなかったからだ。
例えば、料理であれば貴族Aにスープの味が濃いぞ!俺様の高貴な舌に合わない味だ。作り直せ!と罵られる一方で、貴族Bにはスープの味が薄すぎるわ!私は病人じゃなくってよ!と同じスープに対して全く逆の注文を付けられて困る姿を描くとか、(少々酷い表現ではあるが)メイド(でいいのかな?魔法学校に勤める平民の女の子の仕事は)が貴族の野郎達に胸を揉まれたり、尻を触られたりと嫌がらせを受けたりしている描写があれば、まだ納得できた。
(前回の貴族と使い魔との交流会でシエスタが貴族達にあれこれ無茶な注文を言いつけれ、いじめられる姿が描写してあれば良かったのに。たったこれだけでこの世界における平民と貴族の立場を分からせる事が出来るのだ。非常に勿体無い!)

最後に才人だが、痛い目に遭うことが分かっているのに、どうしてわざわざルイズを怒らせるような事を言うのだろう?
これが例えば才人がルイズと幼馴染であるとか、ラブラブチュッチュな恋人同士だったらそういう事をやっても良いと思う。
そんな関係に至る可能性がゼロに近い状態なのにどうしてそんな事をするのか、全く理解出来ない。
歌にしても、ルイズをただ単に馬鹿にする歌ではなく、表面上はルイズを賞賛する歌であるが、本当の意味はルイズをとことんコケにする面従腹背な歌だったらまだ良いと思う。

どうもこの作品は世界観の作りこみが足りないか、もしくは作りこんではいるものの、それを上手く表現できてないように見える。(特にキャラクター)
好きな作品なだけに非常に残念だ。




カテゴリ:ゼロの使い魔

土曜日, 7月 15, 2006

SAMURAI7 第12話

今回は熱い展開だったが、物足りなさを感じた。
キクチヨの大演説は確かに熱く、心動かされるものがあった。
が、キクチヨが言う所の農民が狡くて自分勝手でけちで泣き虫で間抜けな描写や、侍や野伏せりが農民を虐殺し、田畑を焼き尽くす描写がそれまでの話の中で描いていなければ説得力が無い。(回想程度では足りない。ちゃんとしたエピソードで。)
また、キクチヨが農家の床下、軒下、納屋の奥に食い物を隠している、と断言していたがそれを裏付けるものが何も無いのはマズいと思う。
実際に適当な農家の家に押し入って床下、軒下、納屋から米、酒、塩等々を持ち出して来てくれればまだ説得力があった。
これらの描写があれば、滅茶苦茶感動していた所だ。

また、これは個人的に感じた事だが、ヘイハチが矢鱈と規律に厳しいキャラクターとして描かれていたが、少し違和感があった。
僕にはヘイハチのキャラクターには合わな気がする。(どちらかといえば、キュウゾウのような気が・・・)




カテゴリ:SAMURAI7

おとぎ銃士赤ずきん 第03話

面白くなかった。
謎の転校生えりかと、草太を守る為、学校に潜入した赤ずきんが騒ぎを起こす2つの話を同時にやった為か、中途半端な感じがしてならなかった。
今回は、できればえりか話はやらないで、草太を守る為に学校に潜入したはずの赤ずきんが、初めて見る学校が設備が物珍しくてそちらに気を取られてしまう話を中心に描いた方が面白いと思った。
あと、赤ずきんが生徒に見つかって窓から飛び出して花壇を荒らしてしまうシーンだが、あれでは草太が花を大切にしている描写としてはまだ甘いと思った。
僕だったら、窓から逃げようとする赤ずきんに素早く近づくと、赤ずきんを物凄い力で窓枠からひっぺはがす。
もしくは、赤ずきんを思いっきり突き飛ばして、花壇を跳び越させる。
何をするのと激怒する赤ずきんだが、草太は花が無事で良かったとホッとする。
こういう描写だったら、極端ではあるけれども、草太は花に対して相当な思いを持っているのだと感じる事が出来ると思う。
あと、少し気になったのが白雪がやたらと結界を張ることに拘っていた所だ。
僕の考えとしては、結界を張ってしまったら逆に連中に草太の居場所を知らせる事になってしまうのではないかと思った。
どうせ結界を張るなら人間界、つまりは地球規模で結界を張らないと意味が無いと思う。





カテゴリ:おとぎ銃士赤ずきん

ちょこッとSister 第01話

最低最悪だ。
まず、サンタが主人公に妹をプレゼントするという設定に唖然としてしまった。
おねがいマイメロディのように、異世界と人間界と2つの世界が存在する世界ならまだしも、この作品はどうもそういう世界ではなさそうなので、尚更置いてけぼりを食らった感じだった。
これが例えばちょびッツのような人型コンピュータやA.I.のような人型ロボットならばまだ許せる。(もしかしたら、人間でなく、ロボットやホムンクルスのような人外の生命体なのかもしれないが)
まあ、100歩譲って「サンタが妹をプレゼントした」を受け入れるとして、この後がいけない。
まず、主人公がどうしてこの異常な状況をあっさりと受け入れてしまったのかが理解できない。
受け入れても良いのだが、そこに至るまでの過程をきちんと描かなければいけない。
これが例えば、自称サンタの使いのお姉ちゃんを探しまくるが結局見つからず、かといって警察に届けるにも事情を説明した所でこんな荒唐無稽な話を信じてもらえるはずはない、と妹と称する少女をどうにかしようとした挙句、「これはどうも俺がなんとかしないといけない!」という展開になればまだ納得できた。
最も腹が立ったのが、主人公が子供の頃の話だ。
まず、主人公がどうして妹が欲しいと思ったのかが明かされていない。
どうして弟ではいけないのだろうか?どうして妹に拘るのだろうか?
これが例えば、主人公に男友達に妹がいて、遊びに行くといつも後から「おにーちゃん、おにーちゃん」とちょこちょこ付いてくる姿がとても可愛く見えて、「ああ、妹って可愛いんだなぁ。僕にも妹がいたら、『おにーちゃん』て呼んでくれるのかなぁ。妹がいたらいいだろうなぁ・・・」と思ったのであれば、動機として十分だと思う。
そして僕が一番腹が立った所が、サンタに妹が欲しいと願った所だ。
子供の言う事とは言え、これは最悪だ。
僕はてっきり、「お母さんを元気にして下さい」とお願いすると思っていたのだ。
母親が一番傷つき、一番苦しみ、一番悲しんでいるのに、母親の体を気遣う気持ちはほんの少しで、後は己の欲望の赴くまま「妹が欲しいです」と言う主人公に殺意を抱いた。
どうして泣きながら謝る母親を見て「お母さん可哀想」と思わないのだろう?
どうして「妹が産まれて来なかったボクって可哀想」と思うのだろう?
僕は主人公のサンタへのお願いを聞き、主人公は母親の事を単なる「妹製造機」としか見ていない事が分かった。
ここまで倫理観の無い鬼畜な主人公は初めて見た。
アニメ版To Heart2に出てきた最低最悪の糞女、笹森花梨を下回るクズが現れるとは思わなかった。

僕はこの初回を見て、原作者は人の心や命を軽く見ている人間だと判断した。
このような人の道を外れた作品は世に出すべきではないと思う。
即刻打ち切るべきだ。




カテゴリ:アニメ

金曜日, 7月 14, 2006

こてんこてんこ 第41話

今回はAパートは面白く、Bパートは為になった。
Aパートは昔話の「おむすびころりん」をベースにしたドタバタ劇だった。
ねこうもりが乱入するまでは、おむすびころりんの話そのままだったが、ねこうもりが乱入してからのドタバタは面白かった。
まさかネズミ達がねこうもりと男爵達を攻撃するとは思わなかったので、意表を突かれた。
結局ピックちゃんが美味しい所を全部持って行ってしまったが、最後まで楽しめた。

Bパートは雨が降り止まない村の話だった。
この話の冒頭から伏線が張ってあり、山における森林の働きを知っている大人であれば、途中でオチが読めてしまうが、それでも十分に面白かったし為になった。
また、森を大切にしようというメッセージが強く伝わった。
こてんこてんこはたまにこういう教育的な話を持ってきてくれるので、なかなか侮れない。

次回は久々にドオンが出てくるようだ。
折角だからルーも出せば良いのに・・・




見所



穴に顔を突っ込んで跡がついてしまったねこうもり



笑顔のねこうもり
今回はねこうもりが可愛かった。





カテゴリ:こてんこてんこ

水曜日, 7月 12, 2006

N・H・Kにようこそ! 第01話

面白くなかった。
達広が引きこもりになったのは、回りの人間や犬が自分をあざ笑っているように感じたから、というのは分かったが、根本となる、「どうしてそう感じるようになったのか?」が分からなかった。
また、自分がこうなったのも誰かの陰謀だと思い込む理由も分からなかった。
達広の高校時代の回想で先輩が言った陰謀論が理由の一つなのだろうが、達広が陰謀だと思い込むまでの間に達広にどれだけの出来事があったのかが示されていないので、達広が自分を取り巻く様々な出来事に対して陰謀だと思い込んでもさっぱり訳が分からなかった。
例えば、日を間違えてゴミを出したら、アパートの管理人とか近所のおばちゃんに「前にも言ったけど、ゴミを出す日を間違っているね。」と言われて『前にも言った、と言っているがもしかしてこいつら、俺を監視しているんじゃないか?そうじゃなければ前にも言った、なんて言わないはずだ!』と思ったり、自販機でジュースを買おうとしたら硬貨を落としてそのまま側溝に開いている穴に落っこちてしまって『うっ!こうやって俺を金銭的に追い詰める為にこんな位置に側溝の穴を開けてたに違いない!』と思ったり、散歩していたらたまたま野良犬に吼えられてしまい、『くっ!この犬はどこかの諜報部が仕込んでいて、俺を監視しているに違いない。包囲網がここまで来てしまったか!』と思ったりする過程があればまだ納得できた。
達広の行動で一番不可解だったのは、岬からの誘いを受けて公園に行ってしまった事だ。
(尚、その次に不可解なのは電気代未払いで慌てふためいた所。3年引きこもりやってたんだから、電気代でオタオタするなんておかしい。じゃあそれまではどうしていたの?という話になる。)
隣の部屋のアニソンには散々陰謀だ陰謀だと言っていたのに、どうして岬の誘いは陰謀だとこれっぽっちも思わなかったのだろう?
達広の行動からすれば、岬の誘いを陰謀に結び付けなけないのは絶対におかしい。

次回は見ない積りだ。

最後に。
漫画版では一話目の途中で達広のキャラクターが気持ち悪く見えて挫折どころか、作品自体が嫌いになってしまったが、アニメの方は腹も立たずに最後まで見られた。
そこは素直に凄いと思う。




カテゴリ:アニメ

つよきす Cool×Sweet 第02話

面白くなかった。
てっきり、生徒会が素奈緒の演劇同好会の妨害工作に走り、素奈緒と生徒会の確執が深まると思いきや、生徒会は予定していた制服祭を行っただけだった。
今回の話は、単純に生徒会長が素奈緒の事が嫌いなので素奈緒の演劇同好会のエキシビジョンを邪魔する為に、本来はもっと先にやるはずだったイベントをデモ当日にブチ当てた方が面白いのではないかと思った。
その方が生徒会長のキャラクターも立つし、苦境に立たされた素奈緒がどんな行動を取るかで、素奈緒の更なる一面を見せる事が出来るからだ。
例えば、静香と共に学校中を見に来てくださいと回ったり、生徒会主催の制服祭に乱入してそこで演劇をやったりと、前者後者の振る舞いで素奈緒に対する印象が変わると思う。
前者だったら素奈緒は健気に頑張る娘なんだなぁ、と思うし、後者だったら、素奈緒も大胆な事をするもんだと驚くと共に、後で生徒会の報復があるのでは?とハラハラしてしまうと思う。

あとは少し気になった点を。
乙女が素奈緒の演劇を屋上からとは言え、見に行ったのは何故なのだろう?(素奈緒の一生懸命な所が気に入ったから?)
生徒会長が素奈緒の胸のサイズを気にしていたが、どうしてだろう?(制服祭に出す積りだった?だとしたら何故?)




カテゴリ:つよきす Cool×Sweet

月曜日, 7月 10, 2006

ゼロの使い魔 第02話

今回はお約束的展開で話を進めていたが、才人のキャラクターを立てないまま「ルイズが召喚した才人は、物凄い力を秘めた使い魔なんだよ」と説明されても面白くもなんとも無い。
アバンで才人が召喚されるまでの経緯を説明していたが、僕としてはどういう経緯で才人が異世界に行ったのかはあまり重要視しない。
むしろ召喚される前の才人がどういう性格で、どういう生活していたのかを重要視する。
何故かと言えば、才人は異世界に飛ばされた当日に一回逃亡失敗しただけでルイズから逃げ出す事を諦めてしまった理由や、食事の時にルイズ達とは違う粗末な食事に甘んじた理由や、ギーシュとの決闘でボッコボコにされたにも関わらず何度も立ち向かった理由の説明が付けられないからだ。
特に、たった一回の逃亡失敗で逃げないで大人しくなる諦めの良さとギーシュとの決闘で見せた諦めの悪さが矛盾している。
どうして逃げる事を簡単に諦めるような人間が、理不尽な理由で売られた決闘を諦めずに続けるのだろう?
もし、例えば才人が負けず嫌いという性格ならば、それを予め見せた上で、逃亡劇を何回も演じて見せなければならないだろう。(逃亡失敗=日本に帰れない=才人の負けという図式を才人の脳内に描かせればOKかと。)
そうすれば、決闘の諦めの悪さも納得できる。
それに何度も逃げる事で、魔法学校周辺の環境や世界が見えるようになって、次第に「こりゃ逃げても無駄だ。ここは地球以外のどこかの惑星だか次元にある世界で、どうあがいても日本には戻れないな」と才人(視聴者)が理解できると思う。
この手の作品は「異世界から召喚された者は、何かの目的を達成するまで元の世界に帰れない」という設定である場合が多い為、その手の作品を多く見ている人にとっては、どうにかして元の世界に帰る努力をする者の姿を見て、無駄な手順を踏んでいるように見えるかもしれないが、僕はこういう手順は踏むべきだと思う。
元の世界に帰る努力をする姿の見せ方で、例えば諦めが良いのか悪いのか、どういう方法で帰ろうとするのか?魔法的なモノか?メカ的なモノか?自然現象的なモノか?で、その者のキャラクターを見せる事が出来るからだ。

話が逸れてしまったが、今回はAパートで才人が召喚される前の生活を描いて、Bパートで異世界での才人の悲惨な生活(ルイズの召使としてこき使われ、食事も満足に出来ず、逃げようとしても魔法で痛い目に遭わされる等々)を面白おかしく見せて欲しかった。
例えば才人が金持ちのお坊ちゃまだったら面白いかもしれない。
Aパートでは身の回りを召使たちにやらせて、豪華な食事を摂り、リムジンで学校に送迎され、学校では金に物を言わせて威張り散らす嫌な才人を見せて、B パートでは召使以下の扱いを受け、食事は椅子に座るどころか、地べたで食わされる才人を見せてくれたら、僕だったらざまあみろ。もっと痛い目に遭え!と笑い転げるだろう。
(悪趣味と思うかもしれないが、嫌な奴、悪い奴が痛い目にあう姿を見るほど、面白いものはない。ケロロ軍曹のケロロ然り、ど根性ガエルのひろし然り。)
折角異世界を舞台にした作品なのだから、元の世界と異世界とのギャップを見せて欲しかった。
このギャップを上手くこなした作品に「エルフを狩るモノたち」があったが、あんな感じでやったら面白くなるのではないかと思う。(ただ、ゼロの使い魔は冒険モノではなさそうなので、すぐにネタ切れになってしまうと思うが・・・)

文句をダラダラと書きつつも、世界観やキャラクターは嫌いではないので、視聴を続けるつもりだ。




カテゴリ:ゼロの使い魔

日曜日, 7月 09, 2006

コヨーテ ラグタイムショー 第01話

酷い作品だ。
途中まではシリアスな作品だと思っていたが、途中のマルアチーノ12姉妹が降臨した所でブチ切れてしまった。
連中の格好が余りにもキャッチーだった。
いかにも、アニメオタク達が喜ぶだろうという意図の下、デザインされたように見えてしまった。
僕の脳裏に、ガンスリンガーガールの悪夢が蘇った。(あれもクソアニメだった。何せあの連中は少女である必要性は全く無いのだから。少女なら対象を油断させられる、というならば、動物で良いはずだ。感情を持っていないだけ、かなり扱いやすい。)
閑話休題。
僕はこういう、シリアスな作品で用意されたあざといキャラクターが大嫌いなのだ。
(始めからギャグか萌え系と分かる作品で、こういうあざといキャラクターを出すなら問題無いのだが)

以前、公式HPの絵を見たときは、マルアチーノ12姉妹の絵が載っていなかった為、シリアスな作品だと勝手に思い込んでいた僕に非があるのは間違いないのだが、これは酷すぎる。
もう二度と見ない。




カテゴリ:アニメ

となグラ! 第01話

つまらなかった。
まず、かづきに感情移入出来なかった。
かづきが勇治に好感を持ったエピソードが明かされていなかったからだ。
かづきが勇治にどんな事をしてもらって勇治に好感を持ったのか、そこが表現されないとかづきが現在の勇治を見て、どれほど失望したのかが分からないからだ。
例えば、幼い頃、かづきが勇治に大きな恩(かづきにとって)を受けたエピソードが回想で示されたらまだ理解できたかもしれない。

あと、かづきが勇治に蹴りで突っ込みを入れていたがそれにも違和感があった。
それまでのかづきの描写では蹴りを入れるようなキャラには見えなかった。
どうしてかづきは勇治に蹴りで突っ込みを入れたのだろう?
これではまるで、ラブひなのなるやネギま!のアスナと同レベルだ。

主人公に感情移入出来ない上に、悪印象を持ってしまった為、次回以降見る積りはない




カテゴリ:アニメ

土曜日, 7月 08, 2006

おとぎ銃士赤ずきん 第02話

内容はともかく、草太の扱いが気になった。
草太はファンダヴェーレ世界にとって重要な鍵を握る人物という事だが、赤ずきんや白雪姫はどうして草太をファンダヴェーレに連れて行かないのだろう?
三銃士はサンドリヨンに対抗するために必要な戦力のはずだ。
それに、ファンダヴェーレ世界には三銃士以外にも戦力となる兵士達が居るはずだから、彼らにも協力してもらって草太を守らせた方が効率的だし、サンドリヨン達もそう簡単に手を出せないと思うのだが・・・
草太を連れて行かない理由があるのだろうか?
草太が行かない理由は普通に考えられるが・・・




カテゴリ:おとぎ銃士赤ずきん

学園ヘヴン 第01話

面白くなかった。
啓太の描写が少なすぎて、啓太がどうしてBL学園に転校しようと思ったのかが分からなかった。
転校する前に通っていた学校では啓太は普通の学校生活を送っていたように見えた。
それだけに啓太がBL学園に転校する必要が感じられなかった。
初回は啓太がBL学園に転校するまでの経緯を示して欲しかった。
学園の人々は啓太が転校してから描写すれば良いと思った。




カテゴリ:アニメ

貧乏姉妹物語 第02話

今回も酷い話だった。
まず、大家さんを始めから悪者として描いている点に腹が立った。
あの描写では、大家さんが困窮する姉妹から無理矢理家賃を取り立てているかのような印象を受ける。(実際、僕はそう感じた。悪意を感じた。大家というものは全て、家賃と称して金を毟り取っていく極悪人であるかのような描き方をしているように見えた。)
また、大家さんが家賃を取り立てに来なかった事に対して大喜びする姉の態度が非常に腹立たしかった。
姉妹の事情を察すれば確かに大家さんは憎い存在だろうが、他人の不幸を喜ぶような人間は僕は好きにはなれない。
(これがもし、他人を踏みにじるような極悪な守銭奴だったらそういう態度を取っても問題ない。極悪な守銭奴だったらそういう態度を取っても不思議でないからだ。)
あと、入院した大家さんを見舞う動機が、大家さんが寂しがっているだろう。可哀想だから見舞ってやろうという思い上がりな考えにも腹が立った。
どうやら大家さんは一人暮らしをしているようだが、どうも「独居老人=一人暮らしで寂しい思いをしているとっても可哀想で哀れな老人」という紋切り型な見方をしているようにしか見えなかった。
これが例えば、たまには家賃を早めに収めに行こうと大家さんの部屋に入った時に、大家さんが大家さん家族が映っている写真立てかアルバムなんかを見てため息をついていたら「大家さんは長い事一人で過ごしているから、入院したら尚更寂しいんじゃないかなぁ」と思うのであれば、問題ないと思う。

どうもこの作品は僕には合わないようだ。
僕にはどうにも、脚本家(または原作者)の「感動させてやるよ」という意識が見えてしまって仕方が無い。
今回で視聴を止める。




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金曜日, 7月 07, 2006

無敵看板娘 第01話

まあまあ面白かった。
ミキのハチャメチャっぷりは見ていて面白かったのだが、引っかかる点があった。
それは、お客さんにラーメン顔射を食らわせておきながら謝らなかった事だ。
客商売をしている以上、お客さんに迷惑をかけたらきちんと謝罪しなければならないと思う。
ギャグ作品でもそこはきちんとしなければならないと僕は思っている。
もう1つは、ミキが小学生時代に作文で家業は嫌だと書いていたにも関わらず、現在家業を手伝っている事だ。
もしかしたら、ミキの黒さを表す為のエピソードなのかもしれないが、設定に関わる事なだけに気になってしまった。

期待していた作品だったが、少し期待はずれだった。
一応、次回も見るが面白くなかったら見切るかもしれない。




カテゴリ:無敵看板娘

木曜日, 7月 06, 2006

こてんこてんこ 第40話

今回はAパートBパート共に面白くなかった。

Aパートは動物達が暮らすズーズーランドで天の星を探す話だった。
ズーズーランドでは、動物は決められたエリアからは出ても入ってもはいけないルールがあり、それが枷となって天の星を探せなくなる展開になったのは面白いと思ったが、結局はそのルールが有耶無耶になってしまった。
男爵達が騒動を起こしたから有耶無耶になってしまったと言えるが、それで誤魔化して欲しくなかった。
猿山に天の星があったのだから、まてんこを尻尾の長い猿にして尻尾で天の星を取らせるとか、テナガザルにして長い腕で天の星を取るようにして欲しかった。

Bパートは男爵が捨てたエアコンのせいで森が暑くなったり寒くなったりする話だった。
ただ暑いと寒いだけを繰り返して1本の話を作ったのは凄いと思うが、ただ男爵達やこてんこ達が暑がったり寒がったりするだけの話が殆どで、最後に「森にゴミを捨てちゃダメだよ!」と教訓めいたメッセージを入れて終わりにしてしまった。
ゴミを所定の場所以外の場所に捨てたらいけない事を訴えたいのなら、男爵が捨てたトンデモエアコンのせいで森の生態系が狂ってしまう描写を入れるべきだと思った。
寒暖の差が激しい為、草木が枯れてしまったり、例えば動物達が風邪をひいてしまうとか、目に見える形で森や森に住む生き物達が苦しんでいる姿を見せれば、メッセージが伝わり易かったのではないだろうか?
もし、単純に暑がったり寒くて凍ってしまう男爵を面白おかしく描写するのがメインであるなら、アイちゃんは出さない方が良かったと思う。




見所

なし




リンク
フリダム日記

カテゴリ:こてんこてんこ

火曜日, 7月 04, 2006

つよきす Cool×Sweet 第01話

面白かった。
最後まで素奈緒目線で話を進めてくれたお陰で、素奈緒の家の事情や、素奈緒が演劇が好きだという理由や、素奈緒の過去が大体理解できた。
話の展開も自然で、最後まで楽しんで見る事が出来た。
また、サブキャラが大勢出たものの、ほんの顔見世程度だったので、それ程気にならなかった。
少し気になった所といえば、場面転換でキャラクターのアイキャッチが入る所が少々うるさく感じた。(普通にCM前後のアイキャッチで良かったのでは?)

期待も注目もしていなかった作品だったが、ここまで楽しめるとは思わなかった。
次回が楽しみだ。




カテゴリ:つよきす Cool×Sweet

月曜日, 7月 03, 2006

ゼロの使い魔 第01話

あまり面白くなかった。
それというのも、ルイズ自身とルイズの居る学校の事がちょっと分かっただけで、召喚された才人がどういう人物なのかがさっぱり分からないまま話が進んでしまったからだ。
才人は日本人という事だが、何歳で、どこに住んでいて、どんな職業で、どういう価値観や思想を持っているのかが分からないと、彼のリアクションが果たして正しいのかが分からないからだ。
思想で考えた場合、例えば、才人は魔法を信じていて、地球上には魔法使いは居ないかもしれないが、他の惑星や次元には魔法使いが居るに違いない、という思想を持っていたら、召喚された先で魔法を目にしたら狂喜乱舞するだろう。
もしかしたら「僕も魔法使いになりたい!」と言い出すかもしれない。
逆に、才人が魔法使いなんか居る訳が無い、という思想を持っていたら、召喚された事実を、夢だ妄想だと言って否定するだろうし、たとえ目の前で魔法を使われたとしてもそりゃ手品だろ?と軽く流すかもしれない。
また、才人が「可愛い女の子のペットになりたい!」という少々歪んだ価値観を持っていたとしたら、使い魔となれた事を喜ぶだろう。
また、才人が「矢鱈威張り散らす高慢ちきな女、特に貴族の娘なんかをブン殴って言う事を聞かせて俺の奴隷にしてぇ!」というかなり歪んだ価値観を持っていたとしたら、召喚した魔法使いを暴力でもって支配しようとするだろう。
今回の話では、才人は特に魔法使いには興味は無く、下僕になりたいとか女を力で支配したいという危険な思想は持っていない事だけは分かった。

出来ればちゃんとした説明を入れて欲しかった所がある。
それは、才人が召喚された後、他の魔法使い達が才人の服装を見て、口々に平民だ平民だと言っていた所だ。
彼らが言うのだからそうなのかもしれないが、それまでに平民がどういう服装をしているのかを示すエピソードを入れて欲しかった。
例えば、魔法学校の雑用係りとか用務員とか、魔法使いの身の回りの世話をする人間が平民で、彼らの服装が地味で野暮ったいものであれば、男の子を見た魔法使い達が平民を召喚したぞ、と言っても説得力があったと思う。

個人的には、この作品は才人目線で始めて欲しかった。
Aパート(または1話の殆どを使って)で男の子がどういう人物なのかを描写して、Bパートの冒頭(または1話の最後)で魔法使いの世界に呼び出されるようにすれば分かりやすいと思う。
そして、才人目線で魔法使いの世界を一つ一つ説明していけば、魔法使いの世界やルールが、才人が住んでいた世界とどう違っているのかを理解する事が出来ると思う。
ただ、これをやるとあまりにも地味な展開の為に、初回で見切る視聴者が多いと思う。(もしかしたら才人が出てきた瞬間にチャンネルを変えてしまうかもしれない)

ルイズと男の子が今後どういう関係になっていくのかが気になるので、次回も見ようと思う。




カテゴリ:ゼロの使い魔

日曜日, 7月 02, 2006

おとぎ銃士赤ずきん 第01話

面白くなかった。
主人公の草太のキャラクターが立っていない為、草太の行動が何一つ理解できなかったからだ。
草太に草花を元気付ける力がある事は良い。
だが、どうして草太は草花に話しかけるのか、その理由が全く分からなかった。
(草太は歩道脇の草花に話しかけていたが、どうして家の草花に話しかけなかったのだろう?もし、カットしたとしたらそこの描写はカットしてはいけないはずだ。自分もしくは自分が好きな家族が育てている草花であれば、話しかけてもおかしくないからだ。)
一応、草太は普通の小学生(ああ見えて中学生だったりする?)の男の子だろう。
それくらいの男の子だったら普通は草花に話しかけるような事はしない。
草花に話しかける以上、何かしら理由があるはずだ。
例えば、お母さん(亡くなったのか別れてしまったのか分からないが)がガーデニング好きで草花に話しかけて育てていて、草太は大好きなお母さんの影響で草花に話しかけるようになった、というなら理解できる。
いずれにせよ、早いうちに明らかにして欲しい。
とにかく、草太の価値観、学校での草太の立場、草太の家の事情(特にお母さんはどうしたのか?)等、詳しく描写してから事件を起こして欲しかった。

あと、化け物に襲われた時や喋るヴァルに対する草太のリアクションの薄さが気になった。
(あれでもし、草太が滅茶苦茶びっくりしていたとしたら、作画をした人か、指示を出した人のミスだと思う。あの絵ではちっとも驚いているようには見えない。)

ついでに、機会があったのでOVA版も見てみたがこちらもTV版と同じく酷い出来だった。
キャラクターが立っていない点、状況を口説明で終わらせてしまっている(これは或る程度仕方が無いかも知れないが、口説明に至るまでの経緯が酷い。)点がTV版と同じという所には笑ってしまった。

絵は好みの系統なので見続ける積りだ。



カテゴリ:おとぎ銃士赤ずきん

土曜日, 7月 01, 2006

出ましたっ!パワパフガールズZ 第01話

詰まらない話だった。
ガールズのキャラクターが立っていない内にパワーパフガールズZとしての活躍を見せられても全く面白くない。
特に戦闘中は、彼女達の戦い方が全く一緒なので、てっきり一人のスーパーヒロインが分身して戦っているような錯覚に陥ってしまったくらいだ。
3人居てこれほどまでに無個性な戦闘シーンは初めて見た。

また、ガールズの誕生話にしても、たまたま起こった異常気象を解決する為に使ったケミカルZが、たまたま通りかかった少女達に当たってスーパーヒロインになってしまったという、何ともふざけた話だ。
オリジナルのパワーパフガールズみたいに、女の子を作ろうとしたら、とんでもない能力を持った少女が出来てしまったとか、続発する凶悪犯罪に対抗するために作られた人造人間がパワーパフガールズZというならば、それは目的があって作られた少女達という事で少なくとも僕にとっては納得できた。

プロモーションビデオを見た時から嫌な予感がしていたが、予感が的中してしまった。

もう二度と見ない。




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きらめき☆プロジェクト 全5話

詰まらない作品だった。
西島克彦監督によるOVAという事で、AIKaやナジカ電撃作戦のような作品だろうと期待していたが、全くの期待はずれだった。
脚本家はケロロ軍曹の脚本も手がけている山口宏だったが、よくもまあ、こんな酷い脚本を書いたものだと呆れるばかりだ。
全体を通してのテーマは一体何だったのだろうか?
家族の絆?
ロボットへの情熱(愛情)?
エロ描写?
それとも他の何か?
全く分からなかった。

キャラクター描写も中途半端で、主人公格の大矢課長やカナの気持ちがさっぱり分からなかった。
特にカナに関しては、どうしてメカに興味を持ったのか、また、何故ジュネりんを作ったのか、理由が明かされなかった。
ジュネりんは物語の核となるロボットだけに、カナには作った理由をきちんと明かして欲しかった。
特に、何故巨大ロボットにしたのかを明かして欲しかった。
そもそも、ジュネりんが巨大ロボットでなければ事件が起こらなかっただけに、その部分を全くの説明無しで終わらせてしまったのは残念だ。
あと、無駄な登場キャラクター(なんたら騎士団とか、ネネとか)描写とか、未消化の伏線(タイピン)とか、中途半端なエロ描写とか、まとまりの無い、まるでこの感想のような作品だった。

西島監督はAIKaやナジカのような、妙なアングルからお姉ちゃんのパンツを見せるようなエロ作品を手がけた方が良いと思った。





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