土曜日, 7月 15, 2006

SAMURAI7 第12話

今回は熱い展開だったが、物足りなさを感じた。
キクチヨの大演説は確かに熱く、心動かされるものがあった。
が、キクチヨが言う所の農民が狡くて自分勝手でけちで泣き虫で間抜けな描写や、侍や野伏せりが農民を虐殺し、田畑を焼き尽くす描写がそれまでの話の中で描いていなければ説得力が無い。(回想程度では足りない。ちゃんとしたエピソードで。)
また、キクチヨが農家の床下、軒下、納屋の奥に食い物を隠している、と断言していたがそれを裏付けるものが何も無いのはマズいと思う。
実際に適当な農家の家に押し入って床下、軒下、納屋から米、酒、塩等々を持ち出して来てくれればまだ説得力があった。
これらの描写があれば、滅茶苦茶感動していた所だ。

また、これは個人的に感じた事だが、ヘイハチが矢鱈と規律に厳しいキャラクターとして描かれていたが、少し違和感があった。
僕にはヘイハチのキャラクターには合わな気がする。(どちらかといえば、キュウゾウのような気が・・・)




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