月曜日, 7月 31, 2006

ゼロの使い魔 第05話

面白くなかった。
まず、ルイズと姫の関係がよく分からなかった。
どうして姫はルイズに心酔と言っても良いほど信頼しているのだろう?
夜にわざわざ部屋に尋ねてくるのだから、相当に思い入れがあることは理解できたが、過去のエピソードを見た限りでは、ルイズに心酔するほどの出来事があったようには見えなかった。
なので、姫がルイズを助けた事がさっぱり理解できなかった。
一国の姫が私情でルイズの不始末(正確には才人だが)を揉み消すのは大問題だろう。
これに対してルイズは咎めるどころか感謝すらしている。
始終、姫とは一定の距離を置いていたから、てっきり処分を下すように姫に迫るのかと思っていただけに、残念で仕方がない。
貴族としての誇りを持ち合わせているキャラクターだと思っていたのだが、どうやら買いかぶりだったようだ。

あと、才人の行動が気になった。
今回も才人はルイズを怒らせるような行動をとっていた。
鞭でしばかれることが分かっているにも拘らず、ルイズをコケにするような言動を才人はどうして取るのだろう?
例えば、才人がどうしようもないド変態のマゾ野郎とか、3歩歩いたら忘れる鳥頭とか、幼児のようにルイズに構って欲しくて取った行動であるとか、才人とルイズが幼馴染であるとか、才人とルイズが先輩後輩の仲であるとかであれば、理解できるが、それまでの才人の言動やルイズの行動から、そうでないことは確かだ。
そうなると、ギャグの為に才人を動かしたとしか考えられない。
もし、今回のギャグが原作にあれば作者の、そうでなければ脚本家の自己満足の為に才人を動かした事になる。
作者(脚本家)都合でキャラクターを動かしてほしく無いものだ。




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