火曜日, 6月 27, 2006

ARIA The NATURAL 第13話

今回はAパートが終わるまでは面白かったが、アテナが話に絡むようになってからは何が何だか分からなくなり、最後にはアリスのキャラクターまでもが分からなくなってしまった。
それというのも、アリスの自分ルールの基準が僕には分からなかったからだ。
遠くにある影までジャンプでは届かずに困るアリスにアテナが手助けしようとした時は余計な事はするなと言っておきながら、通行人や猫の陰は踏んでもOKというのはどういう事なのだろうか?
(影を作る対象がアリスを手助けする意図を持っていなければOKだという事なのだろうか?)
そのくせ、最後の方ではアテナは身内だからOKだというルールを加えてしまった。
結局の所、アリスは自分に厳しい娘なのか自分に甘い娘なのかが分からなくなってしまった。
僕は、アリスは何事も最後まで信念を貫き通さず、適当な言い訳をつけて逃げてしまうか適当な所に落ち着くような、口先だけのキャラクターなのだと認識した。

ところで、影踏み遊びは子供の頃、よくやったのでアリスの影を伝ってオレンジプラネットの寮まで帰るという遊びは面白く感じた。
ただ、出来れば学校から寮までどういうルートで影踏みをするのか、アリスの解説を入れながらあらかじめ示してくれると親切だったのではないかと思った。
例えば、広場は噴水以外に影となるものがないから難しい、とか橋は欄干があるから比較的簡単だ、とか。
こういう解説があるだけで、いざその場所に着いたときにどうやったらその場所を通過出来るか、アリスと一緒に知恵を絞る遊びが出来ると思う。




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