水曜日, 5月 10, 2006

桜蘭高校ホスト部 第06話

今回も面白かった。
特に今回は殿がいつになく格好良かった。
(まさかピアノが弾けるとは・・・正直、驚いた)
普段の芸風からは考えられないくらいの至極真っ当な解決法だった。
それにしても、最後に悲惨な目に遭うのはやはり芸風だからだろうか?
ちょっと殿に同情した。

ところで今回、上手いと思った事がある。
それはピアノの特訓シーンを見せなかった事だ。
これがホスト部でなければ「特訓シーンを見せなければいかん!」と思っただろう。
必死になって努力する姿を見せてこそ、彼女への想いの強さを見せ付ける事が出来るからだ。
だが、この作品においては努力する姿を描いてしまってはいけないなのだ。
そもそも世界が違う。
この学園に通っているのは金持ち連中なのだ(ハルヒを除く)。
金持ち連中が汗水流して必死になって努力する姿は、全く美しくない(結構偏見入ってます)。
金持ち連中は、努力をしなくても物事を成し遂げるものなのだ(かなり偏見入ってます)。
こういう偏見もとい夢をブチ壊さない配慮をしてくれたのは良かった。
これで金持ち連中に対する偏見もとい夢を持ち続ける事が出来るというものだ。
ブルジョア万歳!


カテゴリ:桜蘭高校ホスト部