土曜日, 5月 20, 2006

こてんこてんこ 第33話

今回はAパートBパート共に面白かった。

Aパートは小さくなったまてんこが引き起こすドタバタ劇だった。
こてんこが小さくなった過程や、どうやったら元に戻るのか、その説明がさり気なくなされていた。
また、小さくなったまてんこがカマキリと戦ったり男爵にいたずらしたりと楽しませてくれた。
上手いと感じたところは、最初は被害者だった男爵を最終的には悪人に仕立て上げた所だ。
元はといえば、まてんこが男爵にいたずらしたせいなのだが、男爵はまてんこを懲らしめる為に、森を荒らしてしまった。
その結果、男爵が痛い目に遭った。
「小さくなったまてんこのドタバタ劇」を軸に置きつつ「森には生き物が住んでいる。だから無闇に荒らしてはいけないよ!」というテーマも訴えていた。
ところで、カマキリとまてんこの闘いを見て範馬刃牙と想像で作り出した100kgのカマキリとの闘いを思い出したのは僕だけだろうか?


蟷螂vsまてんこを置き換えるなら、こんな感じだろう。


Bパートはタンチキンをめぐるドタバタ劇だった。
こてんこ達より先に天の星を奪う為、こてん号に搭載されているタンチキンをすり替える作戦を実行した男爵たちだったが、こてんこ達にバレて、結局はこてん
こ達にやった事を逆にやられてしまうという内容だ。
タンチキンの偽者に騙されて蟹やらイノシシやらに襲われたこてんこ達に対し、男爵は巨大蟹に襲われて痛い目に遭うという対比がされていたが、巨大蟹が出て
くる伏線を張っていた所は上手いと思った。
ただ、タンチキンを奪還する為、男爵達を騙す作戦を実行した所はちょっと引っかかった。
タンチキンの奪還が目的と言いつつも、男爵達に嘘をつかれたから、自分達も嘘で男爵達を騙そうという、「取られたら取り返せ」ではなく「やられたらやりか
えせ」の思想が強く出ていたように感じられた。
ただこれも、ピックちゃんの一言があったからそう感じたものなので、ピックちゃんの一言が無ければ気にしなかったかもしれない。
内容が面白かっただけに残念だ。




見所



蟷螂とまてんこの闘い。
ちょっとリアルにすると



こんな感じになるかと。(なりません)



男爵の羞恥プレイ。
この時点では男爵に同情できた。
この後の行動は・・・まあ、無理らしからぬ事かと。




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