火曜日, 5月 09, 2006

RAY THE ANIMATION 第05話

今回は面白くなかった。
結局のところ、今回のテーマは何だったのだろうか?
「次の世代へ命を繋ごうと必死になる生物の姿は斯くも恐ろしいものだ」
という事を訴えたかったのだろうか?
もしそうだとしたら、確かにそれはちょこっとだけど伝わったと思う。

それはそれとして、零が碌に診察もせずに(少なくとも僕には零が何かしらの診察をしたようには見られなかった)自分の友達と症状が同じだと言い切ってしまうのには違和感があった。
例えば、患者は多重人格者じゃないのか?とか、怪我も自傷行為によるものではないか?とか、科学的に検証して欲しかった。
(そういう可能性を排除する為に、皆の前で骨折させて見せたのだろうが・・・個人的に、そういう手法は好みじゃない)

また、零の過去話において、何の伏線も無く友達の手術をしてしまうのは問題があると思った。
まだ友達との会話の中で「零は(医者である)お母さんの手伝いをよくしてるから、すぐにお医者さんになれるよ!」と一言でもあれば、手術シーンも無理やりながらも納得する事が出来たのだが・・・

あと、患者の描写が足りないと思った。
アバンで患者が幼い頃に桜の木から落ちて怪我をした描写(伏線)を入れてくれないと、患者が桜の木に操られていたという説得力が無くなってしまう。

そもそも、零が自分の過去話をした後、患者をくまなくスキャンすれば原因が分かったのではないだろうか?
零だったらやると思うのだが・・・

まあ、色々と突っ込み点はあったものの、1990年代のエロアニメっぽいシーンには正直、心躍ってしまった。
(あのグロっぽいのが零に襲い掛かったら完璧エロアニメだった)
もう少しエロっぽく描いてくれれば、上記の突っ込みも完璧にすっ飛んでいただろう。
当然、感想も
「色々突っ込みたい点もあるが、今回はエロかったのであえて突っ込まない!」
に変わっていただろう。
(それでも突っ込む所は突っ込んだかも・・・)



見所







零の友達の雅
なんかエロす


カテゴリ:RAY THE ANIMATION