木曜日, 4月 20, 2006

こてんこてんこ 第29話

今回はAパート、Bパート共に面白くなかった。

Aパートは、氷の国で男爵達と天の星争奪戦を繰り広げるだけの話だった。
天の星の影響で氷の国が暖かくなり、氷が解けて住人が迷惑を蒙っているという状況だけが示されていた。
だが、正直にいって氷の国の住人が困っているようには全く見えなかった。
だからこてんこたちが頑張って天の星を手に入れようとしても応援出来なかった。
困っているなら困っているで、氷の国の住人が体調を崩しているとか、住む家が解けてしまったと泣いているなど、視聴者に分かる形で示して欲しかった。

Bパートは、風邪をひいて熱を出した男爵を救うべく、うるさいぬとねこうもりがこてんこ達に協力を仰ぐ話だった。
最後までは悪くは無かった。
うるさいぬとねこうもりが如何に男爵を大切に想っているのかが示されていた。
だが、最後の男爵が全快した後の男爵の態度は余りにも酷い。
今までの男爵なら、たとえ天の星をこてんこ達に渡したとしてもうるさいぬやねこうもりを罵倒する事は絶対にしない。
それが今回に限って、どういう訳か男爵はうるさいぬとねこうもりを責め立てた。
僕は呆れてしまった。
男爵は絶対にこんな態度は取らない。
自分の為に、にっくきこてんこに頭を下げたうるさいぬやねこうもりを褒め称えたはずだ。
天の星をこてんこ達に奪われた(本当は渡した)事についても同様だ。
「そうか、天の星は取られてしまったか。ならば次はこてんこより早く天の星を奪ってやるからな。うるさいぬ、ねこうもり、一緒に頑張ろうな。」
こう言うはずだ。
いくら男爵が悪人キャラとは言え、仲間を思いやらない態度は絶対にとらせてはいけない。
子供向け作品なのだから、善だろうと悪だろうと、『仲間や友達を思いやる気持ちは大切』というテーマは絶対に外してはいけない。
今までのこてんこてんこの中で最悪の話だ。
今後はこういう話は絶対にやって欲しく無いものだ。




見所



男爵の熱で鍋物を作るくりくり
そりゃあんまりだろ・・・



次回予告より。
今回のBパートの男爵だったらこうされて当然だ。
うるさいぬやねこうもりにあんな酷い事を言ったのだから。




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カテゴリ:こてんこてんこ