月曜日, 4月 03, 2006

地獄少女 24話

今回は、閻魔あいの過去とつぐみがあいのメッセージ(?)を受け取った謎の一部が明らかになった。
あいはとある村の掟により人身御供となった少女の成れの果てだった。
そして、あいを生き埋めにした人物が、あいの幼馴染の男の子だった。
柴田親子はその男の子の血を引いていた。
それまで謎だったあいとつぐみとの奇妙な繋がりがようやくはっきりした。
あいが自分を生き埋めにした幼馴染の子孫にメッセージを送ったのは、自分を生き埋めにした恨みを晴らすためだった。

つぐみがどうしてあいが見た風景を見る事ができたのか、その謎が解けた。
だが一方、疑問が残る。
どうしてつぐみだったのだろう?
どうして一は見る事が出来なかったのだろう?

あいを巡る謎はそれくらいとして、一つ残念だった点を挙げたい。
それはあいが柴田親子を襲撃した所だ。
あいが我を忘れる程、柴田親子に対して恨みを抱いているようだった。
だが僕には、あいが仙太郎にそれほどの恨みを抱く程の関係があるようには見えなかった。
あい目線であいの過去を、特に仙太郎に対する想いを描いていなかった為だ。
それが示されればあいの悲しみや怒りを感じる事が出来ただろう。

次回は更なる核心に迫る話になりそうだ。
あいが生き埋めにされるまではもちろん、あいが「地獄少女」になる過程も描かれるだろうか?




見所










閻魔あい




つぐみ


カテゴリ:地獄少女