火曜日, 4月 11, 2006

パピヨンローゼ New Season 第06話

今回で最終回を迎えたパピヨンローゼ Ner Seasonだが、ちっとも面白くなかった。
途中で何やら感動的な台詞でテーマを口走っていたようだが、それまでのエピソードで描いた事が無い為、心に響かなかった。
僕はむしろ笑ってしまった。
何を言っているんだ?と。
もし、脚本家が狙ってこの脚本を書いたとしたら、ものすごい度胸の持ち主だし、天然だとしたら空恐ろしい。
最終回に感動的なエピソードを持ってくるなら、それまでの話で伏線を張るべきだ。
感動シーンのテーマは、どうやら「他人を思いやる心」らしい。
僕が記憶する所では、1~5話の中で他人を思いやるエピソードがあったかどうか思い出せない。
思い出せないという事は、全く描いていないか、記憶に残るようなエピソードではなかったという事だろう。
そういえば以前、アンヌがつぼみを励ます積りで新宿に連れて行った事があったが、あれは思いやりとは言えない。
何故わざわざつぼみのトラウマを呼び起こすような場所に連れて行ったのか、全く理解出来なかった。
「他人への思いやり」どころか「友達を傷つける」エピソードを見せていたのだ。
こんなエピソードがあっての最終回の感動的な(?)台詞は逆効果だ。

更に侵略者が秋葉原を狙う理由もしょうもなく、乾いた笑いが漏れるだけだった。
こういうオチを持ってくるならば、とことんギャグ路線にするか、逆にずっとシリアスにするかにした方が良かったのではないだろうか?

全く、詰まらないシリーズだった。
こんな作品を地上波で流すくらいなら、DVDの続きを出すべきだった。

あれ?おかしい。
真面目な感想を書く気は無かったのに、どういう訳か真面目に感想を書いてしまった。
そんな積りは無かったのに・・・




見所









前回酷かっただけに、今回は少しはマシに見えた