日曜日, 4月 16, 2006

映画 名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)

映画公式サイト

※以下の感想には、ネタバレに繋がるものがあります。未見の人は読まない事をお勧めします。
また、記憶があいまいな為、間違っている箇所もあると思います。

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まあまあ面白かった。
コナンシリーズではいつもそうなのだが、今回も犯人の動機が今一つ理解できなかった。
犯罪研究会がどういう活動をしていたのか、犯人がどういう人物だったのか、そこいら辺を掘り下げないと犯人がどういう思いで犯罪を犯したのかが理解できない。
特に今回は(今回に限らないが今回は特に)犯罪を研究するサークルのメンバーで一般人ではない。
どういう姿勢で犯罪研究をしていたのか、そこを示して欲しかった。
もちろん、犯罪研究がどういうものなのかを説明を怠ってはいけない。何故なら、犯罪研究は普通の人がする研究ではないからだ。(警察官や探偵だったらまだ理解できなくもないが)
また、犯人が研究会でどういう犯罪を研究していたのかも示して欲しかった。
例えば、犯人のうちの一人は猟奇殺人を研究して、また別の犯人は経済犯罪を研究して、もう一人は強盗犯罪を研究する、といったように、今回の事件に繋がるような研究をしていれば面白かったのではないだろうか?
今回の犯人は犯罪研究会の元メンバーでなくても問題ないはずだ。
犯人の設定が面白いだけに、設定で終わらせて

犯人へのダメだしはこれくらいにするとして、それ以外はまあ面白かった。
自分たちの置かれた状況を知る灰原が少年探偵団や蘭達をどうやって守るのか、見ていて楽しかった。
特に仮病を使って守る所は良かった。(病弱な振りをする灰原は可愛かった)

探偵達も謎解きは一部突っ込みどころはあるものの、そこはまあ作品のメインでないので敢えてスルーする。
メインはアクションなのだが、アクションは少々地味に感じたが、この作品においてはそれ程派手で無くても良いかな?と思った。とりあえずは飽きずに見る事が出来た。

最後に。
第11弾の製作が決定したようだ。
まあこれもいつもどおりという事で。
~~~~~~~~~ここまで~~~~~~~~~




カテゴリ:アニメ